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Yamareco

記録ID: 5604613
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

月山

2023年06月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:36
距離
6.7km
登り
571m
下り
571m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
1:02
合計
5:33
9:12
9:17
19
9:36
9:37
17
9:54
9:55
15
10:10
10:19
63
11:22
11:27
7
11:34
11:35
4
11:39
12:18
5
12:23
12:24
14
12:38
12:38
43
13:21
13:21
19
13:40
13:40
32
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
1)月山姥沢の駐車場にて駐車。
  駐車場の入口でこの先には駐車場の有無を確認するが無いとの事で駐車する
  駐車場は大きいので300台以上は停められると思います
  (登山協力金1000円)
2)駐車場から月山リフト乗り場まで
  舗装路傾斜道で徒歩15分ほどです
3)月山リフト(リフト下駅〜リスト上駅)
  往復料金1500円で往復とも乗る前に半券を投入する箱に入れます
  ペアリフトなので2人乗れますが登山ザックがあるので一人ずつ乗り込み
  安全バーは有りませんが特に高度も無いので危険感は有りません
  乗っている時間は15分ほどです
コース状況/
危険箇所等
ここでも事前リサーチ不足が露呈しました
月山は夏スキーの山なので考えてみれば分かることでしたが
勝手に6月の時期から花の百名山のお花畑満開の園地を想像していましたが
全行程の8割は雪渓歩きを余儀なくされました。
よくよく調べてみれば月山の山開きは例年7月1日との事・・・・あぁ

従いまして登山道の自分勝手評価は見送りです
無理やり登山道を3分割すると以下の通りかと思います

1.月山リフト上駅〜姥ケ岳山頂
 1520m⇒1670mの150mの標高差を30分で一気に上昇する
 すぐ横を夏スキーの方々が滑り落ちるのを見ながら
 全て雪に覆われた状態の斜面をひたすら登るシーン
 アイゼン必要です
 ★夏道全くないので評価無し

2.姥ケ岳山頂〜牛首
 姥ケ岳山頂から金姥、柴灯森、牛首までは雪渓も無く、高山植物に
 囲まれた稜線歩きの快適な道です
 ★自分勝手な登山道評価はA

3.牛首〜月山山頂
 牛首から月山山頂小屋までは複数回の雪渓歩きが必要です
 雪渓になると夏道の道標が使えずブッシュ側か雪渓側か迷いつつ
 3回ほど間違えては引き返すことを繰り返す分かり難い道となります
 山頂小屋から月山神社、月山山頂まではほぼ平坦で月山が出羽三山の
 死後の世界の現していると言われる雰囲気を味わえます
 ★半分以上雪渓なので評価無し(多分A)

番外.牛首〜牛首下分岐〜月山リフト上駅(下山時使用)
 下山時、牛首まで戻ってそこから姥ケ岳への登り返しを避けて
 月山リフト上駅まで直接降りるルートを取りました。
 夏道ならば丁度良いと思われるルートですが今の時期はここも
 スキー場の様相で全面雪渓の中をひたすら踏み間違えない様に歩く道です
 ★夏道全くないので評価無し

事前想定と大きく異なり雪渓歩きが大半のコースとなりました
雪渓はアイゼンなどきちんと準備をしておけばそれほど問題は無いと思いますが
道迷いだけは要注意です。間違えると別の方向に降りてしまったり崖側への
滑落も有りえるのGPSをよく見ることとロープの誘導を頼りに歩くことに
注意が必要です
その他周辺情報 登山後は月山志津温泉に宿泊しました
ここは元々は六十里越街道の宿場町で
平成になってから温泉を掘ったところだそうです
五色沼が目の前の清水屋さんは心優しい宿の方と美味しい料理が満喫できます
月山駐車場から徒歩約15分で月山リフト下駅到着です
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月山駐車場から徒歩約15分で月山リフト下駅到着です
リフト乗車時間は約15分
地面からそれほど離れないので怖くないです。。臆病者か(笑)
リフト乗車時間は約15分
地面からそれほど離れないので怖くないです。。臆病者か(笑)
月山リフト上駅で下車するとスキー客がほとんど
月山リフト上駅で下車するとスキー客がほとんど
登山開始
直ぐに雪渓・・と言うか一面の雪面
登山開始
直ぐに雪渓・・と言うか一面の雪面
スキー場を登る感じ
スキー場を登る感じ
だだっ広いのでこのロープが無いと直ぐ迷いそう
丁度この時にロープを張って登山道を整備している方にお会いしました。感謝です
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だだっ広いのでこのロープが無いと直ぐ迷いそう
丁度この時にロープを張って登山道を整備している方にお会いしました。感謝です
チェーンアイゼンで登りました
軽くて着脱しやすいのがメリットですが
岩場で使うと破断しやすいのが玉に傷
チェーンアイゼンで登りました
軽くて着脱しやすいのがメリットですが
岩場で使うと破断しやすいのが玉に傷
雪渓が終わると木道
雪渓が終わると木道
直ぐに姥ケ岳の山頂
1670m
直ぐに姥ケ岳の山頂
1670m
少し雲があがってきた・・・月山山頂が
少し雲があがってきた・・・月山山頂が
あっという間に雲が動くので同じ場所からでも景色が変わる
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あっという間に雲が動くので同じ場所からでも景色が変わる
もう少し時期が進めばお花畑の散歩道
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もう少し時期が進めばお花畑の散歩道
お花畑の向こうに月山
お花畑の向こうに月山
イワカガミ
名前分からないけど華憐な花
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名前分からないけど華憐な花
名前分からないけど華憐な花
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名前分からないけど華憐な花
月山北側斜面
なんだか不思議だけど南側の方が残雪が多い気がする
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月山北側斜面
なんだか不思議だけど南側の方が残雪が多い気がする
一瞬雲が無くなり月山山頂がくっきりと姿を現す
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一瞬雲が無くなり月山山頂がくっきりと姿を現す
つかの間の月山周辺景色
つかの間の月山周辺景色
この稜線歩きは結構気持ち良い
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この稜線歩きは結構気持ち良い
稜線だけで山頂まで行けるのかと思ったがそうもいかない
右側の雪渓を何度も越える必要があった
稜線だけで山頂まで行けるのかと思ったがそうもいかない
右側の雪渓を何度も越える必要があった
池塘もある
いろいろ迷って雪渓に入る
いろいろ迷って雪渓に入る
雪渓の下方向はスキー場
雪渓の下方向はスキー場
牛首の道標
何度かの引き返しを経てようやく登山道の接点を発見して登りなおす
何度かの引き返しを経てようやく登山道の接点を発見して登りなおす
人工物を発見
鍛冶小屋跡だったらしい
鍛冶小屋跡だったらしい
なんだか分からない道標?
なんだか分からない道標?
月山が死後の世界の象徴と言う気がしてくる
賽の河原
月山が死後の世界の象徴と言う気がしてくる
賽の河原
漠々たる山頂高原部
漠々たる山頂高原部
肘折温泉分岐
月山神社入口
月山神社本宮祠
月山山頂三角点タッチ
月山山頂三角点タッチ
月山山頂
月山神社の裏側で本当は神社の方が高いような場所にある
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月山山頂
月山神社の裏側で本当は神社の方が高いような場所にある
月山山頂記念撮影!
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月山山頂記念撮影!
下山に入り山頂小屋下に向かう
下山に入り山頂小屋下に向かう
残雪雪渓も美しい
残雪雪渓も美しい
牛首分岐まで戻ってそこから直接リフト上駅を目指す
牛首分岐まで戻ってそこから直接リフト上駅を目指す
雪渓歩きと言うよりもスキー場歩き
雪渓歩きと言うよりもスキー場歩き
姥ケ岳分岐まで戻ってきた
姥ケ岳分岐まで戻ってきた
リフト上駅到着
あとはリフトで無事下山
あとはリフトで無事下山

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 予備靴ひも ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール

感想

登山プランに無雪期登山としていた自分が恥ずかしい
前日に登った鳥海山も雪渓が大量にあったが月山のそれの比では無い感じ
よくよく調べてみれば月山の夏スキーは4月のスキー開きから7月末までが
適期で日本一遅くまで開催しているとの事。また月山の積雪量は国の公開対象外
なだけで実は日本一だそうで青森県酸ヶ湯よりも多いらしい。
と言う訳で当初想定していたお花畑の満開園地歩きは全く様相が異なり
全面スキー場の中の雪面歩きとなってしまった感じです。
そんなこんなも来てみなければ分からない事ばかり。
また途中でチェーンアイゼンが故障して雪渓トラバースの緊張を味わう事になり
普段のケアの必要性を改めて勉強させられました。

月山は出羽三山の主峰にして花の百名山でもあり最高積雪量の山でもある
本当にすごい日本百名山でした。

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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