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Yamareco

記録ID: 5611012
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ハイキング
飯豊山

飯豊石転沢日帰りピストン筋肉痛

2023年06月17日(土) [日帰り]
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yamkoi その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:08
距離
17.7km
登り
1,644m
下り
1,641m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:19
合計
7:09
5:50
9
スタート地点
5:59
6:01
102
7:43
7:44
120
9:44
9:59
78
11:17
11:17
82
12:39
12:40
19
天候 基本晴れ、梅花皮小屋ではガス流れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯豊山荘まで道路開通しての週末。6時前で2段駐車(3段まで可だが後続車が塞いでしまった)
3段目まで駐車できる,後続車がそのはいりくちに駐車,塞いでしまってますよ〜
2023年06月17日 05:41撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 5:41
3段目まで駐車できる,後続車がそのはいりくちに駐車,塞いでしまってますよ〜
初めての石転び沢。凍結が緩む+スノーブリッジの崩壊が進みすぎず+ガスなく視界良好の条件が揃う時期を慎重に見極め,この日に。緊張気味で見上げる。稜線に門内小屋がみえる
2023年06月17日 06:00撮影 by  A203SO, Sony
6/17 6:00
初めての石転び沢。凍結が緩む+スノーブリッジの崩壊が進みすぎず+ガスなく視界良好の条件が揃う時期を慎重に見極め,この日に。緊張気味で見上げる。稜線に門内小屋がみえる
記録でよく見る砂防ダム堰堤 立派な滝,ミストシャワー。
2023年06月17日 06:09撮影 by  A203SO, Sony
6/17 6:09
記録でよく見る砂防ダム堰堤 立派な滝,ミストシャワー。
結構入山者多いが皆さん宿泊の重そうなザック。軽身なのでどんどん先行。サンカヨウ
2023年06月17日 07:24撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 7:24
結構入山者多いが皆さん宿泊の重そうなザック。軽身なのでどんどん先行。サンカヨウ
沢沿いのコースは高巻のアップダウンやトラバース多く,ペース掴みにくい。雪渓にでると,自分のペース+冷気+好展望の登行に。
2023年06月17日 07:31撮影 by  A203SO, Sony
6/17 7:31
沢沿いのコースは高巻のアップダウンやトラバース多く,ペース掴みにくい。雪渓にでると,自分のペース+冷気+好展望の登行に。
落石が転がっているも,左右の絶壁に雪は少なく,もう落ちないんだろうと思っていると音もなく転がってくる。気が抜けません。
2023年06月17日 07:43撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 7:43
落石が転がっているも,左右の絶壁に雪は少なく,もう落ちないんだろうと思っていると音もなく転がってくる。気が抜けません。
左が石転び沢,右が門内沢,小屋がみえます。素晴らしい光景です。
2023年06月17日 07:43撮影 by  A203SO, Sony
6/17 7:43
左が石転び沢,右が門内沢,小屋がみえます。素晴らしい光景です。
門内沢出合いでアイゼンとヘルメット着け,気合いれる
2023年06月17日 07:45撮影 by  A203SO, Sony
6/17 7:45
門内沢出合いでアイゼンとヘルメット着け,気合いれる
後はガシガシ?登るだけ
2023年06月17日 08:41撮影 by  A203SO, Sony
6/17 8:41
後はガシガシ?登るだけ
すり鉢のように立ち上げっているので,見えているが,中々近づかない
2023年06月17日 08:41撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 8:41
すり鉢のように立ち上げっているので,見えているが,中々近づかない
中の島が近づくと傾斜がきつくなってくる,先行2名に近づく
2023年06月17日 08:54撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 8:54
中の島が近づくと傾斜がきつくなってくる,先行2名に近づく
中の島の草付で雪渓の急斜から少し開放され一息。相方はキツイ雪渓を登行中
2023年06月17日 09:13撮影 by  A203SO, Sony
6/17 9:13
中の島の草付で雪渓の急斜から少し開放され一息。相方はキツイ雪渓を登行中
最後の草付きまでが一番キツイか。奥は梶川尾根
2023年06月17日 09:34撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 9:34
最後の草付きまでが一番キツイか。奥は梶川尾根
最後の草付きに到達。ここまでくると傾斜はやや緩み,遠かった梅花皮小屋は目前,
2023年06月17日 09:35撮影 by  A203SO, Sony
6/17 9:35
最後の草付きに到達。ここまでくると傾斜はやや緩み,遠かった梅花皮小屋は目前,
傾斜は緩むも小屋手前から最後の草付きの登るところを見ると下が切れ落ち高度感あります
2023年06月17日 09:41撮影 by  A203SO, Sony
6/17 9:41
傾斜は緩むも小屋手前から最後の草付きの登るところを見ると下が切れ落ち高度感あります
小屋手前で雪渓が終了。念願の石転び沢を登れました。
2023年06月17日 09:42撮影 by  A203SO, Sony
6/17 9:42
小屋手前で雪渓が終了。念願の石転び沢を登れました。
稜線はどんどんガスがわいてくる。この先,稜線をたどり梶川尾根を周回しようかと思ったが,ガスで隠れている+あの下りを降りてこそ石転び沢を歩いたといえるので,ピストンすることに
2023年06月17日 09:44撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 9:44
稜線はどんどんガスがわいてくる。この先,稜線をたどり梶川尾根を周回しようかと思ったが,ガスで隠れている+あの下りを降りてこそ石転び沢を歩いたといえるので,ピストンすることに
石転び沢は下りの方がはるかに怖い。3点保持+やや斜めに一歩一歩慎重にステップをきって高度を下げる。中の島まで緊張感を切らされない。
2023年06月17日 10:40撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 10:40
石転び沢は下りの方がはるかに怖い。3点保持+やや斜めに一歩一歩慎重にステップをきって高度を下げる。中の島まで緊張感を切らされない。
下りでも落石1件見る。下山だと後ろから音もなく来るので,ちょくちょく後方確認が必要。
2023年06月17日 11:03撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 11:03
下りでも落石1件見る。下山だと後ろから音もなく来るので,ちょくちょく後方確認が必要。
スゴイところでした
2023年06月17日 11:16撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 11:16
スゴイところでした
出合いから下がったところの上方に,黄色いニッコウキスゲに混じってピンクも,ヒメ様でした
2023年06月17日 11:23撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 11:23
出合いから下がったところの上方に,黄色いニッコウキスゲに混じってピンクも,ヒメ様でした
本日はガスもなくスノーブリッジの回避は問題なし,落っこちたら最後,遺体も見つからないのでは
2023年06月17日 11:39撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 11:39
本日はガスもなくスノーブリッジの回避は問題なし,落っこちたら最後,遺体も見つからないのでは
雪渓から樹林に入ると風もなく暑い,沢沿いは下りという訳でもないので,がっちり絞られる。
2023年06月17日 12:58撮影 by  A203SO, Sony
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6/17 12:58
雪渓から樹林に入ると風もなく暑い,沢沿いは下りという訳でもないので,がっちり絞られる。

感想

飯豊はあちこちのコースを歩いていたが,石転び沢と大石からのエブリが未踏。
なんといってもアイゼンはあれどピッケルはなく,そもそもピッケルで滑落停止できる技術もないので,そういうところは行かないことにしている。とはいえGWにスキー担いで登っているのを見ると,足腰がしっかりしているうちに,いけるところまでいってみてもよいかと狙って,昨年は機会に恵まれず。今年は,ある程度雪が緩み+しかしながらスノーブリッジの崩壊が進む前+ガスで視界乏しい状況は初めてでのルート取りやスノーブリッジ回避の支障,さらに単独ではなく相方と慎重に見極め,ついにこの日になる。
新潟を3:50に出発,朝ごはんを車中でとりつつ,2時間かからず5:40駐車場。既に2段駐車。倉手山登山口から先まで通行可になり,それなりに混むだろうと思っていたが,今年は足の松コースへの道路は通行止めになったせいやコロナ5類引下げのせいなのか思ったより混んでいる。これでダイグラへの橋に踏板がつくとさらに増えるか。
ゲートからの早朝の林道は鳥の声が林間に響き渡り,心洗われ,温身平から遙か上に見える稜線に心が引き締まる。沢沿いのコースは枝沢の高巻きでのアップダウンや鎖付のトラバースなど足場良くないが,大きなザックの先行者の先をいかせてもらう。途中,雪渓にでるか高巻きか微妙なところあるが,慎重に高巻き。その先の沢の流れが結構きつく,正解はわからないものの,相方とそれぞれに渡る。結果して手前で雪渓にでればよいところ。
この後雪渓歩きになり,暑さから解放され,天然クーラーの風での登行になるのはありがたい。ガスもなく門内沢との分岐もしっかり認識でき,順調に出合いに。ここでアイゼンとヘルメットつけて気合いれて,尾根沿いコースとは全く異なる絶景の登りに入る。すり鉢の上部に先行者が米粒のように見える。落石など無縁と思っていると音もなく気が付いた時には視野内,というのは気が抜けない。これも尾根にはない状況。
雪上歩行自体には慣れているので,徐々に傾斜きつくなるも,ストック使いで高度を上げていく。中の島では先行していた米粒の二名が休憩中。中の島あたりからはキツイという感触で,確かに草付きに逃れるとホッとできる。ここからさらにキツクなるのでストックを短めにして後ろにのけぞらないように慎重にステップを刻む。その次の草付きまでが最も高度感あるが,たどり着くと小屋が目の前で傾斜もやや緩む。
4時間で念願の石転びを登りつめ,時間もあり,周回するか悩むが,高所恐怖症を克服すべく戻ることに。周回してしまっては,石転びを歩いたとは言えず,宿題になってしまう。
と偉そうに決めたものの,いざ下り始めるとかなりの高度感。スリップしてもはるか下までの滑落ではなく,そこそこで止まる雪質には見えるものの,スリップはまずそう。ストックも含めて一歩一歩確実にステップを刻み,やや斜めに少しづつ降下。急がず焦らずと言い聞かせる。人生にはこういう局面もあることもあるよなあと,一生の間で使える緊張感に上限があるとすれば,相当使い切って中の島まで降りてきたときは心底ホッとする。野生児の相方も6本爪なのでさすがに慎重になっている。
中の島からもう少し高度を下げるとお気楽降下といきたいが,後方からの落石は見えないので気を抜けずちょくちょく振り返りながらとなる,登ってくる方はいずれも小屋泊のザックで,相当きつそう。雪渓を過ぎると蒸し暑い樹林となり,確り絞られ,登り4時間+下り3時間でピストン。
こういう山登りの後は盛大に反省会だが,相方から,しばらく自宅に戻れていない状況を気遣ってくれ,山形まで送るので早く仙台に戻れという。相方は西川町の実家の一人暮らし親の顔を見に行くという。反省会は残念ながらも心遣いに感謝し,山形まで送ってもらい,エアコン効きすぎの高速バスで爆睡し,夕方には久しぶりの自宅に。ビールが旨いのなんの,500ml2本が砂に浸み込むよう。念願の石転びを「往復」でき,自宅にも戻れ,相方に感謝しつつ,さらなる缶チューハイも旨い。
しかし,翌日,太もも筋肉痛。ほぼ毎週山登りしていても,次の日に残るのはお酒位なのに,,アイゼンつけて一歩一歩踏ん張ってステップ刻んだせい?日帰りはしたものの恐るべし石転び沢

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