丹沢山〜塔の岳など(縦走)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,906m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:22
新宿からJR線八王子駅へ。八王子では横浜線へと乗り換え、橋本駅で下車。橋本駅北口バス停、「神奈川中央交通」の、三ヶ木行きに乗り、終点の三ヶ木で下車。三ヶ木から月夜野行きに乗換え、焼山登山口で下車。西へ50mほど行くと登山口の標識がある。
過去天気図(気象庁) | 2005年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
【焼山登山口〜蛭ヶ岳】
<登山口〜焼山> JR橋本駅からバスを乗り継ぎ、[焼山登山口]で降車。心配していた雪はまったく見えない。登山口からまずは焼山を目指す。
行 程
時刻 場所
1632 大倉バス停
1450 塔ノ岳出発
1410 - 塔ノ岳 -
1333 丹沢山出発
1253 - 丹沢山 -
1145 蛭ヶ岳出発
1115 - 蛭ヶ岳 -
0958 姫次
0905 黍殻山
0828 焼山
0710 ↑焼山登山口
行動時間「9:22」(休憩含む)
413号沿いの登山標識は古く壊れかけていて少し解りにくく不安を覚える、それでも進むと途中の標識は新しい。しかし車道から登山道に入るところはいまひとつ不明瞭(標識無)。登山道らしきものに「えいやっ」とばかりに入った。しばらく行くと標識が現れた。(是非入口標識を付けて欲しいと思う。)
樹林に真横からの木漏れ日、一日の始まりだ。これがかなり綺麗。徐々に高度を上げ、振り返ると津久井町の青野原付近(登山口付近の展望)、それから関東平野の一部が見え始める。稜線が近くなる日陰には雪が部分的に残っている。
更に高度を上げて行くと、日の差している所・・・稜線だ。そこからは南側一帯の山並みを見渡せる。
<焼山山頂> 高さ15m程の白い展望台がある。周りは樹木なので展望台へ−−!!そこからの展望は必要で十分。麓にある宮ヶ瀬湖や関東平野一帯、これから辿るであろう稜線が見渡せる。朝靄の取れた空は雲を探しても見当たらない。完全な快晴、無風、いいタイミングだ。
焼山から先、日のあたらない部分は雪道。凍結はしていない。
<黍殻山(きびがらやま)> 立ち寄って見たけれども残念ながら展望はありませんでした、巻き道をお薦めします。姫次へ出発。緩やかに高度を上げて行く。
<姫次> いきなり富士山が「どかーん」と来た! 「うわっ!凄いっ!」と声が出る。富士の裾野まで見渡せる。すばらしい。「蛭ヶ岳」や山頂の「蛭ヶ岳山荘」が不思議と近い様に感じて見える。。姫次からは一旦下るようにルートは付いている。そこをどんどん下る。太陽から山陰になる部分が多く、ルート上の雪は他に比べて多かった。アップダウンを繰り返し蛭ヶ岳への登りへと取り付く。蛭ヶ岳直下の登りは割りと急坂だ。しかし登山道は整備されていて危険箇所はない。
【蛭ヶ岳山頂〜丹沢山へ】
<蛭ヶ岳山頂> 丹沢の最高峰。広大な展望。またまた「うわー・・・(繰り返し)・・・」来て良かった!
完全な快晴の中、南には太陽に光る相模湾と大島。西には越前岳、富士山、アルプスの山々。東には東京一帯、新宿高層ビル群もクッキリ。その先には筑波山も。北方も何所までも展望が広がり、著名なピークが幾つかある。 男体山等だろうか?・・・「日本の地形」を感じる。
<少し「無線」を楽しむ事に> サブチャンネルを探す・・・探す探す・・・。周波数はほぼ満員御礼状態。東京、横浜方面そして2エリアが見通せる山頂では空き周波数を探すのに一苦労する。サブの周波数を見つけて各局(東京・埼玉県)と交信。
日没までに下山「出来るか」「出来ないか」の日程・・・。残念ながら、都合上3局にとどめた。ゆっくりQSOしたいのだけれど仕方が無い。
<丹沢山への稜線歩き> 緑の笹、アップダウン、クサリ場、右手には玄倉川の源頭となる沢、見る角度を変えて広大な展望を楽しめる。飽きの来ない稜線だ。途中、蛭ヶ岳を振り返るとその山容もいい。景色、登山道を楽しみながら不動ノ峰(丹沢第2峰)を越えて丹沢山へ。
【丹沢山〜塔ノ岳】
<丹沢山> 山頂には立派な標識。気温は低いものの直射日光があたり、風も弱く暖かく感じる。10人程が木のテーブルで食事等している。自分も食事にする。
<山頂運用> 4局。東京、横浜、埼玉でした。電波の強いところをピックアップしてしまう・・・。山頂で同時にあ数局に呼ばれる事もある。どうしても電波の強い局をピックアップしてしまうけれどそれで良いのだろうか?と自問自答。
<塔ノ岳へは 2.5km> 塔ノ岳へは圧雪の稜線。小刻みなアップダウン続く。
<塔ノ岳> 目が肥えてしまった感はあるけれど素晴らしい展望! 広い山頂には少し風が出てきた、そして遠くから徐々に霞み始めている。太陽が弱くなり寒くなって来ているけれど根性で最後のQSOをする。またまたサブを探す為に10回程「周波数チェック」を云う羽目になったのであった。そして3局と交信を終えた。下山だ。・・・時間は午後2時50分。 午後4時半頃を過ぎると暗くなる。ポケットにヘッドライトを準備して出発。
【塔ノ岳〜大倉尾根〜大倉】
<大倉尾根> 塔ノ岳〜大倉の登山道は奈良時代以前からあるらしく現在も人気の山であり、入山も多い為に登山道が痛んでいる。今は人の手が加えられ整備されている。整備とは登山道以外に人が入らない措置、そして階段が取り付けられている。残念ながら登山を楽しむ「それ」とは若干違う雰囲気に・・・また階段は膝等への負担は大きくなる・・・しかしこれは、いた仕方の無い処置だろう(自分も他に方法が無いと思う。)
尾根には茶屋が点在、宿泊も可能の所もある。花立山荘、堀山の家、駒止茶屋、見晴茶屋(工事中)、観音茶屋と大倉尾根だけでこれだけある。
樹林帯に入るとGPSは役に立たないけれど立派な標識が点在し、方向と距離が明記されているのでありがたい。
<大倉バス停(神奈川中央交通)> 今回利用するバス停。立派な「どんぐり茶屋」や駐車場が整備され、食事や買い物を楽しめる場所になっている。 丹沢登山の基地の役目を果たしている。
足洗い場は手洗いの入口にあった。泥を落とすとタイミングよくバスが来たので乗車。バスはほぼ満員。
バスは市制50周年の小田急「渋沢駅」へ15分程。渋沢からは登り電車。「新宿駅」で乗り換え、埼京線で「大宮駅」へ。
<振り返って 1> 幸運にも天気は穏やか、広大な展望を得ることが出来て感謝です。
山はそれぞれに感じる印象が違うけれども。東西南北を見渡して「日本」を感じたのは今回初めて。
<振り返って 2> このルートを辿る情報はあまり得られなかったけれども、おそらく再訪は期待出来ず、「限られた時間で丹沢の山域を楽しむ」にはこの計画しか無いと考えた。バスの始発に間に合わせる為に登山前日は忘年会の後「八王子市」に宿泊、登山に備えた。
それから「結果オーライ的」な部分が多かった・・・かもしれない。雪が予想に反し多い等の不測の事態には山小屋へ行こうと云う計画。
それから万が一の「日没の覚悟もしていた。」ヘッドライトと防寒で対処しようと計画。
<他> 軽アイゼンは使う必要がなくとも必携だと思います。・・・・・北海道に置いて来てしまいました。
気温:終始+2〜3度。 風と日当たりで体感温度が全然違います。
水 :道中1.5リットル、下山後250cc。
500枚 : デジカメは500枚に。いつでも丹沢が甦りますね。 気温が低いのはバッテリーに不利。今回は3つ使う事になった。
<無線運用> 山頂ではいて空いている周波数を探すのが大変。まず、無いです(笑)。
また、山頂では同時にコールを受けやすい。ピックアップに一瞬迷いますね。
えいやっ!と云う感じで無責任に強力な電波に反応してしまう・・・。これはいた仕方の無いことだろうか!?賛否両論なモノがあるかもしれない分野で今後解決して行きたい。
そんなこんなでしたが、本日も各局QSOありがとうございました。また何処かへ出没するはずです。
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