蝶ヶ岳 三股〜
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- GPS
- 07:29
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,604m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:29
3:24 自宅出発 14℃
4:37 三股第二駐車場上 9℃
4:42 三股第二駐車場出発
4:55 三股第一駐車場出発
5:09 三股登山口出発
5:24 力水到着
5:29 ゴジラのような木到着
5:34 ゴジラのような木出発
6:09 まめうち平到着
6:22 標高2000m道標到着
6:38 蝶沢雪渓到着
6:58 第二ベンチ到着
7:24 最終ベンチ到着
7:37 大滝山分岐到着
7:44 蝶ヶ岳テント場到着
7:46 蝶ヶ岳山頂到着
7:50 蝶ヶ岳山頂出発
8:16 横尾分岐道標到着
8:27 蝶槍到着
8:35 蝶槍出発
8:38 蝶槍手前到着
9:12 蝶槍手前出発
9:43 瞑想の丘到着
9:49 蝶ヶ岳山頂到着
9:55 蝶ヶ岳テント場出発
10:01 大滝山分岐到着
10:13 最終ベンチ到着
11:12 まめうち平到着
11:24 まめうち平出発
11:43 ゴジラのような木到着
12:01 三股登山口到着
12:11 三股第一駐車場到着
平面距離 14.7km
沿面距離 15.3km
記録時間 07:29:11
最低高度 1,227m
最高高度 2,672m
累計高度(+) 1,720m
累計高度(-) 1,672m
平均速度 2km/h
最高速度 8.1km/h
登り歩行時間
三股登山口〜蝶ヶ岳テント場 2時間35分 5:09〜7:44(ゴジラのような木での朝食休憩5分含む)
下り歩行時間
蝶ヶ岳テント場〜三股登山口 2時間6分 9:55〜12:01(ライチョウ撮影休憩とまめうち平での昼食休憩12分含む)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第二駐車場上の広い路肩に駐車 帰路、少し下った池までの路肩や池の駐車場も満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはやや水分多目だが泥濘ほどではない |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
75歳とは思えない速さなので、道をゆずってもらいましたが後を歩かせてもらうことにしました
自分はまめうち平で昼食休憩を取ったのでその間空きましたが、ずっとこの方と会話しながら下ります
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
梅雨入りしても週末に比較的好天の日が続いているにもかかわらず、用事があって行きたい山はたくさんあれど、思うように山行出来ていない。
特に先週末は1週間前に週間天気予報を見て決めた日程だったが、直前に日程変更も可能な用事だったにもかかわらず好機を逃してしまい後悔していた。
今週こそはと、以前から狙っていた蝶ヶ岳に行くことにした。
より体力の必要な行きたい山はあるが、日帰りして来られるのか不安がある。
コロナ前なら、どんな雑魚寝となろうとも山小屋では宿泊を拒否されることはないと聞いていたが、今は予約が大前提となっているので、日帰り出来そうにない思ってから急遽小屋泊に変更などというわけにはいかない。
蝶ヶ岳は北アルプスの中で最も多く登っているお気に入りなので、ここでセルフテストしてから新たな山にチャレンジしていこうと考えている。
美ヶ原、高ボッチ山以外はいつも不安を抱えながら出発している。
昨年目標としていた双六岳は病気があり、行けなかったので今シーズン行きたいが、そこにチャレンジするには久しぶりに鹿島槍ヶ岳に行っておかなければならないと思っている。
双六岳のコース定数が57で、鹿島槍ヶ岳が58。
いつもの装備で鹿島槍ヶ岳に行って来られれば双六岳への挑戦権を得られそうだ。過去に1度鹿島槍ヶ岳に日帰りしているが、その時はザックと一眼レフを以前使用していた軽量な物にしてちょっとズルをしていた。
昨年10月末以来の蝶ヶ岳で、駐車場への不安もあり当初の予定より出発時刻を30分早めた。
4時半に三股第二駐車場に到着するが既に満車で駐車スペース以外にも駐車されている。ダメ元で第一駐車まで行って車を旋回させて第二駐車場から少し登り戻った路肩スペースに車を駐車した。
ここには駐車禁止のコーンが置かれているが、以前は駐車禁止とはなっていなかったし、通行の妨げになる場所でもない。
ここに駐車出来なければ一の沢にまわって常念岳に目的地を変更せざるをえない。
駐車禁止場所に車を駐車することは心苦しいが駐車場内の迷惑な場所に駐車するのもどうかと思う。
駐車場所さえ確保出来れば出発時刻が遅くなっても構わないので、のんびり車内で朝食をとってから出発しようと思っていたが、罰が悪いので何も食べずにすぐに出発した。
さすがに何も食べずに山頂に至ることなど出来ないので、最初のベンチであるゴジラのような木で朝食をとり内服薬を飲む。
これで山頂までエネルギーがもつかはわからないが、一安心。
まめうち平を過ぎて九十九折の急登で薄水色ザックを背負った先行者が見えた。いつもなら先行者が見えたらほどなくして追いつけるのだが、なかなか追いつくことが出来ない。
結局、最終ベンチでようやく追いついて道を譲ってもらったが、頭にハチマキをしたはるか年上の方だった。写真を撮りながら歩くので追い抜くことはせず、その方に前を歩いていただいた。
大滝山分岐で自分が先に行かせていただくことになり、山頂に到着した。
まだ8時前なので山頂は静かで風もない。
こんな時は空撮したいところだが、次々と後続者が到着して来るだろうからすぐに蝶槍に向かうことにした。
麓では最高予想気温32℃となっているが、時間が早いためか登り時に肩ベルトに付けたタオルで汗を拭うことはほぼなかった。
蝶ヶ岳ヒュッテ近くまでゆっくりと下って行くと両膝のすぐ上の太ももに筋肉痛が現れた。
4月の鏡平の時も鏡平で休憩後に弓折岳中腹への登りで酷い筋肉痛とけいれんしそうな現象が起きた。鏡平の時はゆっくりと登り続けていたら解消したので、我慢して歩き続ける。
登りになると痛みが酷くなったので、しゃがみ込んだりストレッチしてみたりしたが変わらない。
我慢して登るが、この状態では時間が早いとは言え常念岳に周回出来そうにはない。
体調が良ければ周回、エスケープルートとして蝶槍まででピストンと予定していたが、あきらめてピストンすることにした。
結局、筋肉痛は蝶槍から少し戻って行動食をとり、空撮をするまで続いた。
その後は蝶ヶ岳へ戻る登り返し、蝶ヶ岳山頂からの下山でも発生しなかった。
蝶ヶ岳から蝶槍の間の広い稜線では過去に子連れを含んで複数回ライチョウに出会えているのでキョロキョロしながら歩くのだが、快晴のためかライチョウに出会えなかった。
2019年までは毎年のようにライチョウに出会っていたが、以後3シーズンは全く出会ていない。今後地球温暖化や環境破壊等によって、より出会る機会は減る気がするので、自分はもう出会えないのではないかと思えていた。
が、蝶ヶ岳ヒュッテテント場東にある道標を、槍ヶ岳の見納めと思いながら出発してすぐ登山道に小さな人だかり出来ていた。登山道で静かな人だかりと言ったら1つしかない。ライチョウがいるようだ。
登山道の真ん中で砂浴びをしていた。まずは写真に姿をおさめてから皆で見守る。
そのうち後ろから「そろそろいいですか?」と不機嫌そうな声が聞こえた。ライチョウ撮影会のために下山を待たされていると思っているようだ。
誰もライチョウ撮影のために通らないで、などと思っているわけではなく、ライチョウの砂浴びを邪魔しないようしていただけなのだが、と思いつつ見守るとライチョウが動き出しハイマツに姿を消した。
4年ぶりのライチョウとの出会い。自分の中のライチョウに会えない呪縛が解けたようだ。
「さっき、そこにライチョウいましたよ」などとすれ違った方に教えてもらっても会えないことが3年も続くと、なぜ自分は...となってしまっていた。
帰路は再び会った健脚の方とまめうち平までとゴジラのような木の手前から第一駐車場まで一緒に歩かせていただいた。
埼玉から来られた75歳で若い頃はロッククライミングとフルマラソンをし、最近は登山のみだそうだが、健脚で経験豊富。
ただし、10年前に鹿島槍ヶ岳からの下りで大谷原への途中の階段が壊れていて滑落し、あづみ病院に3週間入院したがケガした左目は完全には回復していないそう。
新穂高から奥穂に登り西穂に周回したが、ロープウェイの最終便に間に合わず自力下山したとか、いろいろな体験談を聞かせていただき、あっという間に下山が完了した。
前回昨年10月末に登った際は3時間14分かかっていたが、今回は自分でも驚きの2時間35分。朝食休憩の5分を除くと歩いていたのは2時間半となる。前回は最終ベンチから先で未経験の苦しさを感じたが、今回最終ベンチから先に苦むようなポイントは無かった。
まめうち平から先、花の写真撮影は帰路にしようと意識したが、速く歩こうや先行者に早く追い着こうという意識はなく、苦しさもなかった。
下りもソロではほぼ小走りして最短1時間40分で、今回は2時間6分。まめうち平での昼食休憩12分があり、小走りしたのは昼食休憩後から埼玉の健脚者に追いつくまでの間のみなのでかなり余裕があった。
10年前に初めて登った時は3時間20分なので、これは体力アップしているかも知れない。
最近は日曜日の山行が多く、土曜日は早朝に用事がない限り週末は疲れが溜まっているなと思いながら寝坊してしまっていた。そのため土曜山行に不安があったのだが、調子がいいようだ。
で、セルフテストの結果は新たなチャレンジにGoかな。
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