記録ID: 563054
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ハイキング
中国
宮島 縦断 （博奕尾〜弥山〜岩船岳〜あての木浦）
2014年12月21日(日) [日帰り]
広島県
suganomatsu
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,373m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:25
| 天候 | 曇 時々 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
船
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●博奕尾〜ロープウェー獅子岩駅までは一般の登山道と思って問題ありません。危険はありませんが、観光用ルートではないので、山登りの装備をしていきましょう。 ●獅子岩駅〜奥の院までは、観光用ルートです。特に問題ないでしょう。ただ真冬は、獅子岩駅〜弥山の間の石畳の道が凍ってたりしますので、気をつけましょう。 ●奥の院〜502m峰〜先峠までは、やや道が荒れていたり、羊歯こぎ気味だったりします。若干歩きにくいかも知れません。 ●先峠〜岩船岳は、良く踏まれた道だと思います。ただし、351m峰から先は、なぜか徐々に踏み跡が薄くなっていきます。 ●岩船岳〜御床浦分レまでは、さらに踏み跡が薄くなり、ちょっとわかりにくい場所も増えてきます。どなたかが最近赤テープを更新してくれたようで、赤テープが見やすくなっています。地形図とコンパス、赤テープを頼りに行きましょう。 ●御床浦分レ〜あての木浦は、踏み跡がさらにわかりにくくなり、一面羊歯の尾根を歩くようなところもあります。赤テープも古く（白っぽくなってる）、見落としそうになりますので、気をつけましょう。あと、羊歯こぎのせいで、思ったよりペースが落ちるので、地形図を見ていて、「ここまで来たはず」と思っても、案外進んでないことが多いです。最後、海岸に出るときに芦原に突っ込まないように。泥沼にはまります（はまりました・・・）。 ●あての木浦〜御床浦は、干潮なら海岸沿いを歩けます。ただ、あての木浦からずっと海岸沿いを歩くと遠回りになるので、時間と相談して行きましょう。今回、干潮時刻は15:30頃、あての木浦到着が14:30頃、御床浦から登山道に入ったのが15:45頃でしたが、その間の潮位は気象庁の計算値でおよそ100〜110cmでした。これくらいの潮位であれば海岸沿いを歩けますが、岬を通過する度に岩礁を乗り越える必要があります。丁度いい時間にそのようになるのは一年の内で限られた期間しかありませんが、潮位が0cm付近の時に歩いた方が快適に歩けると思います。 ちなみに干潮・満潮時刻と潮位はこちらから見ることが出来ます。 http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/index.php ●御床浦〜広大植物研前は、海岸沿いの道に入りましたが、地図上で見るよりもアップダウンがあります。ここまで来て疲れた脚には結構しんどいです。 ●広大植物研〜桟橋は、車道歩きとなりますが、結構長いです・・・タクシー呼んだら、来るようです。 |
| その他周辺情報 | 水族館の少し先（桟橋側）に日帰り入浴が出来る旅館があります（ただし、17時まで）。そのほか土産物屋など多数ありますが、5時過ぎから次々と閉まっていきます。 |
写真
博奕尾をひたすら登っていくと、いきなり榧谷駅が見えてきます。駅の下をくぐっていきます。
弥山に到着。この時間は殆ど人がいませんでした。最近弥山頂上展望台にも鹿がいて、お弁当を食べようとすると横取りされそうになるので、気をつけましょう・・・
1
12/21 9:44
弥山に到着。この時間は殆ど人がいませんでした。最近弥山頂上展望台にも鹿がいて、お弁当を食べようとすると横取りされそうになるので、気をつけましょう・・・
手前のピークその2。ここの岩は登れます。岩船岳は、平らな岩が少ないので、ここで食事をとるのもいいかもしれません。
少し左（南）方向に降りると、見晴らしがいい岩場があります。今回はここで食事にしました。が、風が結構強かったです。
御床浦への分レ。御床浦方面の方が道がわかりやすく、海岸へ出てからの歩く距離も短いので、岩船岳で、冬なら13時、夏なら14時を大幅に過ぎてしまったら、御床浦方面に進んだ方がいいかもしれません。今回は、広大植物研に着いたのが日没直前になってしまいました。
1
12/21 13:26
御床浦への分レ。御床浦方面の方が道がわかりやすく、海岸へ出てからの歩く距離も短いので、岩船岳で、冬なら13時、夏なら14時を大幅に過ぎてしまったら、御床浦方面に進んだ方がいいかもしれません。今回は、広大植物研に着いたのが日没直前になってしまいました。
あての木浦へ向かう尾根道。羊歯こぎが結構しんどいです。あと踏み跡が複雑に分かれているので、変な方向に行きそうになったら、一旦戻って、道を見直しましょう。
2
12/21 13:36
あての木浦へ向かう尾根道。羊歯こぎが結構しんどいです。あと踏み跡が複雑に分かれているので、変な方向に行きそうになったら、一旦戻って、道を見直しましょう。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
冬の日帰り縦走第1弾として、宮島縦断をしました。スタート地点は包ヶ浦も考えたのですが、そこまでの車道歩きが面倒だったのと、山道を歩く距離は桟橋直近から取り付いた方が長くなるので、このルートに決めました。以前一度岩船岳までは行ったことがある（そのときは御床浦方面に下山した）ので、そこまでの道に迷うことはありませんでしたが、そこからあての木浦方面に降りるところで、砲台付近でちょっと道が分からなくなりました。最終的にはコンパスで方角を確かめて、そちらに向かったら正しい尾根に出られたのですが、結局どっち方面に間違えてしまったのか、未だによく分かりません・・・あと、あての木浦に出たところで、芦原に踏み跡みたいなものが見えたので、そこに行ったら、踏み跡ではなく風で芦が倒れていただけらしく、湿原に突っ込んでしまい、靴が泥だらけになってしまいました。後で調べたら、そもそも、芦は湿原に生えるものらしく、歩くルートには、なり得なかったようです。
岩船岳付近の奇岩も見応えがあり、干潮時の海岸歩きも楽しく、変化に富んだ、かつ、他の山ではなかなか体験できないルートです。これだけ歩くと、足が棒になるほど疲れますが、たとえば、御床浦方面に下山するとか、ロープウェイを利用するとか、大聖院コースや多々良林道を利用するなどして短縮コースでも十分に楽しめると思います。
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