ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5643302
全員に公開
キャンプ等、その他
奥秩父

秀麗富嶽十二景・牛奥ノ雁ヶ腹摺山+真木小金沢林道

2023年06月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
06:28
距離
27.9km
登り
1,920m
下り
2,745m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:26
合計
7:27
8:47
39
スタート地点
9:26
9:27
43
10:10
10:11
15
10:26
10:34
35
11:09
11:09
30
11:39
11:40
36
12:16
12:18
18
12:36
12:48
200
16:08
16:09
5
上日川峠行きのバスはとっても混むんですね。
7:41着の下り中央線を降りて改札を出ました。
少しでも乗客を捌くために、8:10の定刻便より前に終点直行臨時便が出ると云う。
そこへ10人乗るから(手前の)小屋平で下車したいという高齢者が現る!
何でも前日にバス会社へ問い合わせたら可能だと回答を貰ったと。
配車係の人が運転手へ掛け合い、途中で停まると用件を飲んだ。
しかしまだ一人来ていないらしい。直行便は残り8席で、どのみち全員は乗れない。
件のグループ以外は全員乗車し“どうしますか?”とバス会社から催促が掛かる。
結局幹事以外の人が乗車して臨時便は発車した。でもこれって誰も喜ぶ人が居ないんじゃないの?
上日川峠へ直行したい人は途中停車で所要時間が延びるし、甲斐大和駅での出発が数分は遅れました。
分割されたグループの先発隊にしても、小屋平で後発を待つなら何の時間短縮にもならない。
素直に定刻便に乗るか、タクシーを頼んでおけば誰にも迷惑を掛けなかったと思う。
私もあと数年で高齢者。自分もそうなるかもしれぬ。他人ごとに思わぬよう恥じらいは持っていたい。
そして自然相手では捩じ込む余地など無いことも。
天候 曇り・ガス
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 自転車
巴屋駐車場(大月東中学校横):100円/時・24H最大400円
大月駅にトイレ有り(改札外)
大峠駐車場:無料・舗装・8台ほど。簡易トイレ有り(未利用)
JR中央線:大月ー甲斐大和 330円。改札出て右手がバス乗り場。
バス大菩薩上日川峠線・栄和交通:甲斐大和駅-大菩薩湖入口 810円
40人乗り(補助席7を含む)中型バス、運賃表無し。運賃箱無し。運賃は下車時に直接運転手さんへ支払います。停留所の案内は肉声、降車ボタンは天井の窓際です。
全線自由乗降区間ですが停留所以外で降車する場合は付近で運転手さんへ申し出る必要があります(傾斜や道幅により停車位置がずれる場合があります)。運賃は次の停留所と同額。
24日は登山者多数のため7:55頃に臨時の上日川峠直行便(ノンストップ)が出ました。8:10の定刻便が2台。その先頭便は満員になり次第出発しています。
コース状況/
危険箇所等
全体的に踏跡明瞭で道標完備。滑落の危険は無く虫は少なかったです。
〇大菩薩湖入口-牛奥ノ雁ヶ腹摺山
大菩薩湖入口バス停(県道218)から日川林道の途中までは舗装路歩きです。
登山道に取付いて最初は下草がやや煩わしくスリッピーでしたが程無く登り易い路面になります(傾斜はそれなりにあります)。
〇牛奥ノ雁ヶ腹摺山-黒岳
アップダウンのある縦走路。倒木が目立ちますが、それ以外は特に悪い状態ではありません。
〇黒岳-大峠
大峠までマイカーが利用出来るので良く踏まれています。雨の後は滑りやすくなると思います。
〇大峠-深城ダム
自転車利用です。小金沢山東のマミエ尾根を穿った隧道まで行きたかったのですが崩落で不可能でした。真木小金沢林道は荒れ気味ですが一応全線舗装です。小崩落は多数ありますが自転車でも通れました。
その他周辺情報 直帰しました。
大峠へ自転車を運んだときは富士山が見えていました。
本日はこれが最初で最後でした。
2023年06月24日 06:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 6:02
大峠へ自転車を運んだときは富士山が見えていました。
本日はこれが最初で最後でした。
甲斐大和駅のバス乗り場。
写真のバスが臨時直行便で定刻前に出発しました。
途中のバス停で降りる私は8:10の定刻便に乗ります。
2023年06月24日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 7:47
甲斐大和駅のバス乗り場。
写真のバスが臨時直行便で定刻前に出発しました。
途中のバス停で降りる私は8:10の定刻便に乗ります。
大菩薩湖入口バス停。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口バス停は「すずらん昆虫館前」ですが、ここまで乗ると50円増しで標高150mを稼いでくれます。
2023年06月24日 08:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 8:47
大菩薩湖入口バス停。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口バス停は「すずらん昆虫館前」ですが、ここまで乗ると50円増しで標高150mを稼いでくれます。
県道から日川林道へ入ります。
2023年06月24日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 9:01
県道から日川林道へ入ります。
登山口までもう少しのところで沢と林道が交差します。
水量が少ない今は水が林道の下を浸透していますが、大雨の後は道路が川になると思います。
2023年06月24日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 9:20
登山口までもう少しのところで沢と林道が交差します。
水量が少ない今は水が林道の下を浸透していますが、大雨の後は道路が川になると思います。
登山口は草ボーボー感があります。
奥の鹿よけネットは紐で縛る昭和タイプ。
2023年06月24日 09:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 9:24
登山口は草ボーボー感があります。
奥の鹿よけネットは紐で縛る昭和タイプ。
中段にも鹿よけネットがありますが、ここは乗り越えます。
2023年06月24日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 9:35
中段にも鹿よけネットがありますが、ここは乗り越えます。
下草が無くなり歩き易くなった路面。
2023年06月24日 09:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 9:48
下草が無くなり歩き易くなった路面。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上付近にあるパノラマ岩。
下から見ると相当にデカい岩です。
2023年06月24日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:11
牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上付近にあるパノラマ岩。
下から見ると相当にデカい岩です。
上日川ダム(大菩薩湖)のほぼ全体が見えました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂からは見えません。
葛野川発電所の上池でもあります。
2023年06月24日 10:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:12
上日川ダム(大菩薩湖)のほぼ全体が見えました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂からは見えません。
葛野川発電所の上池でもあります。
山頂直下は立ち枯れで開けています。
2023年06月24日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:18
山頂直下は立ち枯れで開けています。
山頂到着です。
三角点はありません。
2023年06月24日 10:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:27
山頂到着です。
三角点はありません。
秀麗富岳十二景の山頂ですが、情景は二週間前と変わらず。
2023年06月24日 10:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:36
秀麗富岳十二景の山頂ですが、情景は二週間前と変わらず。
黒岳へ向かいます。
笹原、森、立ち枯れの良い雰囲気。
2023年06月24日 10:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 10:38
黒岳へ向かいます。
笹原、森、立ち枯れの良い雰囲気。
川胡桃沢ノ頭。
2023年06月24日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 11:05
川胡桃沢ノ頭。
1cmより少し大きいくらいの小さな花。
2023年06月24日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 11:08
1cmより少し大きいくらいの小さな花。
読み方が分かります。
2023年06月24日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 11:27
読み方が分かります。
黒岳の最長は上が開けています。
2023年06月24日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/24 11:39
黒岳の最長は上が開けています。
今回唯一の三角点。1987.5m
2023年06月24日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/24 11:40
今回唯一の三角点。1987.5m
大峠への道もおおむね良好。
2023年06月24日 11:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 11:48
大峠への道もおおむね良好。
大峠の休憩舎。
2023年06月24日 12:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 12:36
大峠の休憩舎。
本日二度目の大峠です。
2023年06月24日 12:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 12:37
本日二度目の大峠です。
デポしておいたチャリ。
娘が中坊へ上がるとき買った年代物。
ここから林道真木小金沢線を走ります。
2023年06月24日 12:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 12:41
デポしておいたチャリ。
娘が中坊へ上がるとき買った年代物。
ここから林道真木小金沢線を走ります。
林道真木小金沢線を外れて東電専用道路?に入ります。
いきなり洗い越しの“洗礼”
2023年06月24日 13:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 13:13
林道真木小金沢線を外れて東電専用道路?に入ります。
いきなり洗い越しの“洗礼”
東電専用道路は三箇所に分岐します。
最初に最も遠い終点へ行こうとしましたが法面崩落で徒歩に切替え。
2023年06月24日 13:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 13:33
東電専用道路は三箇所に分岐します。
最初に最も遠い終点へ行こうとしましたが法面崩落で徒歩に切替え。
前の写真とは別の、二つ目の崩落個所。
こちらの方が大規模で下の沢まで際限無く崩れています。
帰路とは反対方向なので、ここで断念。
2023年06月24日 13:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 13:54
前の写真とは別の、二つ目の崩落個所。
こちらの方が大規模で下の沢まで際限無く崩れています。
帰路とは反対方向なので、ここで断念。
二つ目の分岐の終点になる坑道入口。
グーグルアースでは葛野川鉄管弁室と書かれています。
内部からは“ムー”という音が聞こえてきます。
2023年06月24日 14:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 14:08
二つ目の分岐の終点になる坑道入口。
グーグルアースでは葛野川鉄管弁室と書かれています。
内部からは“ムー”という音が聞こえてきます。
最も下へ行く分岐の先も坑道。
こちらは無音で車の往来も無い感じでした。
2023年06月24日 14:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 14:26
最も下へ行く分岐の先も坑道。
こちらは無音で車の往来も無い感じでした。
山中にある大規模盛土。
地下発電所を造ったときのものでしょうか?
2023年06月24日 14:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 14:37
山中にある大規模盛土。
地下発電所を造ったときのものでしょうか?
林道真木小金沢線へ戻り下ってゆくと横抗が現れます。
葛野川地下発電所へ行くトンネルの通気口でしょうか?
2023年06月24日 15:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 15:36
林道真木小金沢線へ戻り下ってゆくと横抗が現れます。
葛野川地下発電所へ行くトンネルの通気口でしょうか?
地上にも電力設備がありました。
こちらは東側にある小振りな方。
2023年06月24日 15:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 15:47
地上にも電力設備がありました。
こちらは東側にある小振りな方。
この横坑は車両も通っているようです。
2023年06月24日 15:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 15:48
この横坑は車両も通っているようです。
待避所は30以上ありました。
林道工事期間には頻繁に車両が通ったのでしょうね。
2023年06月24日 16:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 16:02
待避所は30以上ありました。
林道工事期間には頻繁に車両が通ったのでしょうね。
葛野川地下発電所へ行く東電専用トンネルの入口。
中から冷たい風が出ています。
2023年06月24日 16:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 16:03
葛野川地下発電所へ行く東電専用トンネルの入口。
中から冷たい風が出ています。
ゲートを通過し新小金沢橋まで来て一般道へ出ました。
ふかしろ湖は水が少ないです。
2023年06月24日 16:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/24 16:10
ゲートを通過し新小金沢橋まで来て一般道へ出ました。
ふかしろ湖は水が少ないです。
にもかかわらず深城ダムは放水中でした。
2023年06月24日 16:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/24 16:17
にもかかわらず深城ダムは放水中でした。

感想

前から興味があった葛野川地下発電所。
上池に大菩薩湖、下池に松姫湖を使う世界有数の落差を持つ揚水式発電所です。
3.11前は見学会があったようですが、原発補償で無くなってしまいました。
真木小金沢林道を走れば地下発電所へ近付けるかと思いましたが発電所本体どころか川の対岸すら見えないほど緑が濃いです。
前回行った高川山と秀麗富岳十二景繋がりで大菩薩湖から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登り大峠から自転車で真木小金沢林道を巡る計画を立てました。
前回と同じく視界は悪かったですがプロローグでは富士山が見られました。
一番の核心は林道の崩壊箇所を超えることで、登山道の方は安全です。
自転車は登山と使う筋肉が異なり意外と疲れますね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:269人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら