沼ノ平・北鎮岳 北海道の山 2座の2座目
- GPS
- 15:33
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,218m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:36
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 11:56
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飛行機
24日、北鎮岳に登り愛山渓温泉で泊る 25日、レンタカーで旭川へ 電車で新千歳空港へ 飛行機で自宅に帰る |
その他周辺情報 | 愛山渓温泉――源泉かけ流しの良い温泉です。食事は自炊だが、お湯と電子レンジとオーブントースターが準備してある。共用の大きな冷蔵庫もある。缶ビールを買っていったが、よく冷えたビールを飲むことができた。 雲井ヶ原湿原――愛山渓温泉から20分位で行ける結構広い湿原。ミズバショウが多かった。永山岳・安足間岳・愛別岳が見えた。 新千歳空港――手荷物検査が非常に厳しい。ピーチは預けられる荷物が1個でそれ以上は追加料金が掛かるため、ザックを機内に持ち込もうとしたところチェーンアイゼンと小型ナイフが引っかかった。警察官の聴取を受け、荷物預けカウンターに持って行って、ようやく飛行機に乗ることができた。行きの中部国際空港ではスルーだったのに。行きの利尻空港へはANAだったため、ザックも預けたので引っかかることはなかった。 |
写真
感想
23日、愛山渓温泉で宿泊手続きをしてから沼ノ平へ向かう。林道から左に入ると登山道が始まる。沢に沿ってしばらく歩くと木の橋で沢を渡る。
ここから三十三曲りの急坂になるが思っていたほど急ではなかった。緩くなった道を進むがなかなか分岐に着かない。分岐からは四ノ沼に行ってみる。エゾコザクラが咲いていた。
六ノ沼の手前で休憩していたら雨が降り出した。慌ててカッパを着て同じ道を下山する。雨は15分ほどで止んでしまった。暑くなってきたところでカッパを脱ぎ、愛山渓温泉に帰った。
24日、コースタイムが12時間45分なので、旭岳を目指して早朝に出発する。昨日と同じ道を通って六ノ沼へ行き、当麻乗越に登る。ここからは沼ノ平や大沼・小沼が見えた。
下りに入ると雪が結構積もっていた。ピウケナイ沢は水量が多く、渡渉できそうな場所に降りたつもりが難しそうだった。しかたなく雪の斜面を登りもう少し下流に降りた。今度は渡渉できた。対岸も雪が多く道が分かりにくい。裾合分岐まで結構時間がかかった。
裾合分岐から3時間で旭岳まで行かないと帰れなくなりそうだが、地図のコースタイムを見てみるととても行けそうにない。それでも間宮岳までは行こうと思い裾合平を進む。雪と土が交互に出てくるが雪の比率の方が高い。
中岳温泉をコースタイムより非常に早く過ぎ、中岳分岐に着くと御鉢平が見えてきた。間宮岳分岐を西に進んで、熊ヶ岳と旭岳が見える所で昼飯にする。あと1時間あるのでぎりぎり旭岳に行けそうだ。
旭岳には登ったことがあるが、ガスで何も見えなかったためもう一度登ろうと思って来た。しかし身体もだいぶ疲れてきている。北鎮岳もかっこいい!。旭岳は進む方向だが、北鎮岳は戻る方向だ。そう考えているうちに旭岳にガスがかかってきたので北鎮岳にする。
御鉢平や外輪山を眺めながら中岳に登る。結構きつかったので正解だったかなと思った。肩の分岐から北鎮岳も急な登りだった。山頂では帯広から来た二人組と一緒になった。今日は白雲岳避難小屋でテント泊とのことだった。
鋸岳の下を通り比布岳に登る。ガスがかかっているが、時折り朝日岳が見える。比布岳から安足間岳までは、稜線まで雪の積もっている所が二ヶ所あった。最初のは幅が広かったため楽に通れたが、二番目はナイフリッジ状になっていたため30~40m位だったがチェーンアイゼンを付けた。
安足間岳から永山岳を通って銀明水までは雪のない道を下って行く。そこから下はハイマツの中に雪が現れ、雪解け水で登山道が川になっているのが繰り返し出てきて歩きにくい。
滝ノ上分岐からは急な斜面を登って行く。疲れた身体に鞭打ちながら登って行くと、ようやく沼ノ平分岐に着いた。ここからは4回目の道を愛山渓温泉に下った。
ヤマレコで山行計画をつくると、大抵は時間に余裕があるのだが、たまに一生懸命歩いても時間ぎりぎりということがある。今回はそれだったようだ。北鎮岳にして正解だった。2年前だったら無理してでも旭岳に行っただろうが、無理がきかない歳になったということか。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する