富士山五合目 ヤマノススメセカンドシーズン最終回記念聖地巡礼

2014年12月25日(木) [日帰り]

• GPS: 13:30
• 距離: 29.9km
• 登り: 1,513m
• 下り: 1,519m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:54
• 休憩: 2:35
• 合計: 13:29

0:01 富士山駅
0:25 0:50 吉田口 北口本宮富士浅間神社
2:00 中の茶屋
3:25 3:45 馬返し
6:30 佐藤小屋
6:45 泉が滝
7:25 泉が滝
7:35 8:10 佐藤小屋
9:50 10:45 馬返し
11:35 11:55 中の茶屋
12:55 吉田口 北口本宮富士浅間神社
13:30 富士山駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

富士急行線 富士山駅

その他周辺情報

【吉田口登山道】馬返しまで危険箇所なし
【馬返し〜佐藤小屋】凍結あり、二合目から積雪
【佐藤小屋から先】突風、アイスバーン、スバルライン五合目の手前の一般道は雪に埋もれてます

写真

12/25 0:01

午前0時、富士山駅をスタート

12/25 0:06

金鳥居

12/25 0:26

12/25 0:31

北口本宮冨士浅間神社

12/25 0:51

登山門

12/25 1:01

街灯はここまで

12/25 1:03

吉田口遊歩道

12/25 1:19

遊歩道は幅が広くて安全な道

12/25 1:23

わたし以外のナイトハイクの方と思いきや

12/25 1:25

12/25 2:01

"午前2時、東の空に隕石が落下"
直後に撮ったので、なにも写ってませんが

12/25 2:03

中の茶屋

12/25 2:04

12/25 3:25

馬返し

12/25 3:32

冷やしおむすびはじめました

12/25 3:46

馬返しから先は凍結路

12/25 3:51

石造鳥居

12/25 4:04

一合目 鈴原神社

12/25 4:50

二合目 冨士御室浅間神社

12/25 5:17

三合目 見晴茶屋

12/25 5:17

雪原見たらダイブ!!
痛ッ、雪が凍ってるやん

12/25 5:19

メメタァ

12/25 5:21

三合目からの夜景
寂しくないもん！

12/25 6:23

四合目を経て、舗装道路に出ました

12/25 6:26

ガチヤマノススメ聖地巡礼者

12/25 6:31

佐藤小屋

12/25 6:32

御来光カウントダウン開始

12/25 6:32

富士スバルライン五合目まで、あと少し

12/25 6:33

ガチヤマノススメ聖地巡礼者2

12/25 6:44

泉ヶ滝から先はまっさら(^^)v

12/25 7:15

撤退帰還後の1枚

【拡大写真】
写真右端まで行ってしまい、戻ろうにも中央の柵なし部分が渡れなくなってしまいました

12/25 7:23

ここから六合目までを予定していたのですが、これ以上無茶が出来ないので帰ります

12/25 7:28

最終回を見る為に生きて帰る!!

12/25 7:29

御来光オワッテタ

12/25 7:30

明るくなって山頂が見えました

12/25 7:31

12/25 7:32

佐藤小屋の前はスケートリンク

12/25 7:34

佐藤小屋で小休憩

12/25 7:41

Blu-rayプレイヤーを持ってくるのを忘れた(´・ω・`)

12/25 8:04

【聖地】富士スバルライン五合目

12/25 8:04

富士山からの富士山

12/25 8:08

12/25 8:09

富士山の登山シーズンは7月上旬から9月中旬までです。シーズンオフの富士登山は非常に危険ですので、一般の方の登山はお控えください。

12/25 8:09

下山開始

12/25 8:16

日差しが暖かい

12/25 8:31

佐藤小屋から下は無風で普通の雪道

12/25 9:03

三合目(帰路)

12/25 9:46

石造鳥居(帰路)

12/25 9:47

12/25 9:47

12/25 9:51

馬返しに到着
暖かいので、ここで着替えと食事休憩

12/25 9:57

12/25 10:02

木陰からの富士山

12/25 10:02

12/25 10:44

ピーカン登山日和

12/25 10:45

駅まで歩くよ

12/25 11:06

ぽかぽか陽気

12/25 11:36

12/25 11:44

山で飲むコーヒーは最高！

12/25 11:57

帰り道に山頂ちょこっとだけ

12/25 12:46

吉田口遊歩道終わり

12/25 12:54

12/25 12:55

12/25 13:00

12/25 13:08

市街地に出て、初めて富士山の全容が

12/25 13:09

交差点から三ツ峠山

12/25 13:09

【聖地】三ツ峠山

12/25 13:12

12/25 13:12

雪煙が半端ない

12/25 13:15

商店街からの富士山

12/25 13:27

12/25 13:31

富士山駅にゴール

12/25 13:51

ふじやま温泉でオツカレサマ

12/25 14:57

湯上がりセットA

12/25 14:59

撮影機器：

DMC-TZ60 Panasonic

感想

asaka

【聖地巡礼】
本来の意味は、宗教上に重要な意味を持つ地（発祥の地など）に赴くこと
転じて、映画・ドラマ・漫画・アニメ等の作品の「物語の舞台となった地」を実際に訪れること

女の子だけのゆるふわアウトドアアニメ"ヤマノススメ セカンドシーズン"の最終回を記念して富士山に聖地巡礼してきました
もちろん冬の富士山はガチ危険な山なので、アニメの舞台になった富士スバルライン五合目までですよ
季節運行のバスはスバルラインが積雪・凍結でないので、五合目を目指して吉田口登山道を富士山駅から歩きました

12月24日深夜、富士急の最終列車に乗って富士山駅に到着
零時、日付変更と同時に駅をスタート
冨士浅間神社で参拝ついでに防寒着を着込む
と言っても、フリースに厚手のウインドブレーカーと合羽の下、いつもの山行でザックの中に入れっぱなしのものを最初から着ているだけ
迷うことなく真っ暗闇の吉田口登山道の遊歩道へ
実は同じルート3回目なのです

午前2時ちょい前、東の空に向かって緑色の光が落ちました
流れ星か花火かとその時は思っていたのですが、調べたら隕石落下!!

友達にクリスマスの夜にソロぼっち山行を伝えたら、ひとりで危なくないの？って心配されましたが
富士山は霊的にやばいとこだから1人じゃないよ　怖
1時間ほど女性が付いてきましたけど気にしてはいけません

馬返しにて食事休憩、気温0℃でおむすびが凍る直前です
ここからは凍結路、二合目付近からは積雪が目立ちます
四合目を過ぎたあたりで空が明るくなってきました

6時半、五合目の佐藤小屋に到着
スバルライン五合目が見え、テンション上がって疲れも吹っ飛びます
佐藤小屋の先では雪上訓練の真っ最中でした
テン泊フル装備の方々の脇を日帰りハイキングの格好が横切っていったのだから、変に思われたのかもしれない

6時45分、泉ヶ滝を通過
ここからトレースなしのまっさらだけど、雪が締ってるのでラッセルの必要はなかった
目的地のスバルライン五合目までは20分の距離、日の出の時間も迫っており気持ちが焦る
泉ヶ滝と五合目のど真ん中、車が通れる一般道に雪が覆い被さっていたが、右手に柵があるので気にせずにトラバース
さらに進んだとこで突然の突風、佐藤小屋を出たあたりから風が吹いていたけど、それより強い
そして目の前あるはずの柵のロープは雪に埋もれていた

突風の中、柵なしの雪の上を歩けば目的地に着くけど、そんな勇気はいらない
スバルライン五合目が目と鼻の先の処で断念、撤退を覚悟し引き返す

冬の富士山が世界一危険な理由、冠雪の表面はアイスバーンになってて、一度滑落すると数百mは止まれない
斜度45度の雪の上、止まない風、腰が引けてしまい、中腰のままロープを確保し帰路に着く
だが安全圏が見えたところで、柵とロープは無くなっていた
来る時は柵に手は掛けていなかったはずだ
わたしの足跡はあるが、ほんの数分前なのにどうやって渡ったか記憶が無い
さらに恥ずかしい話、ここまでアイゼンを着けていなかった
わたしはバカだ・・・

吹き飛ばされそうな風の中、足下にあるロープにつま先を引っ掛け固定しアイゼンを装着する
軽アイゼンの爪だが、凍った雪の表面になんとか刺さる
一歩、二歩と慎重に歩みを進める
柵まであと一歩のところで爪が表面に突き刺さらず、ズルッ!!
尻もち着いたが柵に身体ごと預け滑落は免れた
撤退を決めてから安全圏まで実際には20分ほどだが、体感的には1時間くらいに感じた
御来光は既に終わっていた

佐藤小屋まで戻り食事にしようとしたが、冷たい風にお湯を沸かす気力が無い
前日の20時に入れ12時間経っている山専ボトルのお湯は、まだ湯気が立つほど熱かった
一通り写真撮影し終えたのち下山開始、五合目から下は無風、日差しが暖かい

さくっと下り、馬返しで食事休憩、ついでに防寒を脱ぎパッキングし直す
夜中怖かった遊歩道も、日中はハイキングコース
冨士浅間神社で無事戻れたことにお参りし、富士山駅でゴール
ふじやま温泉でオツカレサマ

山行記録のタイトルにヤマノススメと聖地巡礼とつけてますが、結局は富士スバルライン五合目には着いてないんですよ
ハイキングスタイルで登ったわたしもアレだけど、それくらい冬の富士山は危険って事で…

『少しづつでも歩いていけば　いつしか足は　頂きに届いているはずだから』
厳冬期富士山は無理です