越後駒ヶ岳を枝折峠から往復 滝雲が見えた？

2023年06月26日(月) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,236m
• 下り: 1,232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:31
• 合計: 8:21

距離 14.6km 登り 1,236m 下り 1,235m

7:14 枝折峠登山口
7:37 7:38 明神峠
8:24 8:25 道行山
8:59 小倉山
9:43 百草の池
10:21 10:22 前駒
11:01 駒の小屋
11:19 11:38 越後駒ヶ岳
11:58 12:04 駒の小屋
12:26 12:27 前駒
12:54 12:55 百草の池
13:34 小倉山
14:16 道行山
15:07 15:08 明神峠
15:35 枝折峠登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

枝折峠駐車場を利用しました。平日でしたが、6時30分の到着時には半分くらい駐車されていました（前日から宿泊の方かもしれません）。

コース状況／危険箇所等

多少の泥濘はありますが特に問題ありません。山頂手前の残雪は、ツボ足でも大丈夫でした。

その他周辺情報

大湯温泉を利用しましたが、交流センターの日帰り入浴は7月11日まで臨時休業です。

写真

6/26 5:11

おはようございます。本日は梅雨の中休みを狙って新潟に来ています。塩沢SAから見た空は曇が多いですが、日の出から1時間ほど経過して、陽も差してきました。

6/26 6:39

関越の小出ICからR352で枝折峠まで来ました。ここでも雲が多いなか、晴れそうな予感がしています。

6/26 7:11

本日は先週の気づきを踏まえて、こちらを使用して虫対策を試みます。あわせて防虫ネットも持参しましたが、ひとまずは素顔で行きます。

6/26 7:16

枝折峠から少し登ったあたりからの眺め。雲海の下は奥只見湖でしょうか？

6/26 7:16

これが枝折峠の滝雲でしょうか？この季節に見られるのはラッキーなのか、勘違いで別物なのか。。。

6/26 7:33

峠から少し登った後は、緩やかな路が続きます。いきなり残雪ですが特に問題は有りません。

6/26 7:37

駒ヶ岳が見えました。頂上の雲は無くなってくれるでしょうか。

6/26 8:05

2回目の残雪です。ここも問題は有りません。

6/26 8:10

手前の山（小倉山かな）に半分隠れていますが、雲のとれた駒ヶ岳が見えました。

6/26 8:59

小倉山に到着しました。ここまで2時間くらい歩きましたが、まだ300m程しか登っていません。

6/26 9:42

小倉山を過ぎると登りが険しくなりますが、駒ケ岳などの眺めが良いのが救いです。

6/26 9:58

3回目の残雪は少し距離があります。足跡に釣られて直進すると薮で行き止まりですが、よく見ると左側にピンクテープが有りました。

6/26 10:08

登ってきた尾根を振り返る。緩やかな尾根が延々と連なっています。

6/26 10:19

越後三山の最高峰、中ノ岳が見えてきました。

6/26 10:20

この辺りが前駒と呼ばれる場所ですが、特に何の目印も見つかりませんでした。

6/26 10:33

前駒から駒の小屋までは急な岩場です。鎖などは有りませんが、ペンキマークに沿って慎重に登ります。

6/26 10:48

駒の小屋に到着しました。小屋横の水場では冷たい水が溢れていました。管理人さんの説明では、水源は残雪で当分枯れないとのこと。

6/26 11:12

最後の残雪は少し急な登りです。ツボ足でも行けましたが、ストックなどが有るとより歩きやすいと思いました。

6/26 11:12

山頂が見えたようです。

6/26 11:19

山頂です。猿田彦の像は以前の山岳信仰の名残だとか。

6/26 11:19

今でも山岳信仰が盛んな八海山と、魚沼の水田地帯。

6/26 11:21

ここの展望はなかなかです。南側では雲取山や富士山も見えるとか（本当かな）。

6/26 11:21

こちらは西側の眺め。「駒ヶ岳」と出ているのは会津駒ヶ岳でしょうか。

6/26 11:21

東側では、八海山の向こうに上信越の山々に加えて、奥穂高岳も見えるとか。
期待通り雲が晴れて、山頂からの眺めを堪能したところで下山します。

6/26 11:40

下山は前回同様にゆっくりと、花を眺めながら進みたいと思います。こちらはツマトリソウ。

6/26 11:41

1輪だけですが、ミヤマキンポウゲでしょうか。

6/26 11:41

こぶりですが、サラサドウダンでしょうか。

6/26 11:42

ミツバオウレンの群生。

6/26 11:49

雪が消えた周囲にはショウジョウバカマが咲いていました。

6/26 11:49

これは何だろう？ウメバチソウのように見えますが、花期が違うようです。

6/26 11:56

タテヤマリンドウは群生していました。

6/26 11:56

ウラジロヨウラク。

6/26 12:01

先週は沢山見つけたハクサンチドリですが、小屋の脇に1輪だけ咲いていました。

6/26 12:03

ハクサンコザクラですね。

6/26 12:11

イワカガミは沢山咲いていました。

6/26 12:23

アカモノ。そういえば先週の蔵王では見かけなかった花です。

6/26 12:24

ナエバキスミレですね。ナエバは「苗場」なのか「萎葉」なのか未だ確信が有りません。

6/26 12:29

オオカメノキ。高い場所ではまだ花が残っていました。

6/26 12:30

タニウツギも高い場所では蕾が多いです。

6/26 12:31

ナナカマドの花。

6/26 12:32

アヤメの仲間だと思いますが。。。

6/26 12:51

シラネアオイが咲いていました。

6/26 12:54

ムラサキヤシオ。

6/26 12:54

ニリンソウのように見えますが、イチリンソウでしょうか？

6/26 12:58

マイヅルソウの群生。

6/26 13:29

コブシのようですが、タムシバかな。

6/26 13:48

イワウチワが咲いていました。

6/26 13:48

すぐそばに咲くイワカガミ。2つの花を同時に見たのは初めてだと思います。

6/26 13:56

辺りにはトンボが多数飛んでいます。まだ赤くなる前の赤とんぼですね。

6/26 13:58

これは何だろう？

6/26 14:54

細かなアップダウンを延々と歩いて、もうすぐ明神峠です。背は低いですがヤマツツジが鮮やかでした。

6/26 14:55

雲海が晴れた奥只見湖。よく見ると、湖面には船が多数浮かんでいました。

6/26 14:55

こちらはすっかり雲に隠れた駒ヶ岳。よくあそこまで行ったなと思うほど遠く感じました。あと30分くらいで下山できるでしょうか。

6/26 15:35

今日もヘロヘロでゴールです。駐車場に残っていた車はわずかでした。

6/26 16:48

下山後の大湯温泉ですが、この共同浴場には入浴できません。どうしようかと思っていたら、近隣旅館の女将さんが日帰り入浴させて下さいました。

梅雨の中休みを楽しみました。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

M2132K

　今週は少し時間に余裕があるのですが、天気が良さそうなのは本日くらいです。
　ということで、1日で行ける山を考えましたが、メイン登山口の枝折峠までの国道が、6/23に冬季規制解除になった越後駒ケ岳（魚沼駒ヶ岳）に行ってみることにしました。この山には、コロナ前に行こうと思い地図を買って、そのままになっていたところです。

＜虫対策について＞
　今回は、前回の蔵王での経験を踏まえ、虫対策に蚊取り線香を使用してみました。
　使用した感じは悪くないのですが、途中で2回ほど火が消えて再点火することになってしまいました。消えてしまう理由は不明ですが、再点火は意外に面倒なので、消えない工夫を考えたいと思います。

＜枝折峠までのR352について＞
　さすがに国道なのできれいに舗装されていますが、退避場所以外でのすれ違いはほぼ無理です。往復とも対向車に合わずラッキーでしたが、次の機会は奥只見シルバーラインで迂回してみようかと思いました。

＜大湯温泉について＞
　枝折峠から10kmくらいの場所にある温泉ですが、共同浴場は地区住民か宿泊者しか利用できません。少し離れた場所にある交流センターには日帰り入浴施設がありますが、7月11日まで臨時休業とのことでご注意ください。
　自分は、近隣旅館のお風呂に入れましたが、日帰り入浴を積極的に営業している雰囲気は無かったので、敢えて名前は記しません。入浴は内湯のみでしたが、源泉かけ流しの気持ちの良い温泉でした（6月26日は「露天風呂の日」）。