記録ID: 565771
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
雪の大蔵山⇒菅名岳縦走[いずみの里から周回コース]
2014年12月28日(日) [日帰り]
Joker
その他1人
- GPS
- 06:23
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 954m
- 下り
- 947m
コースタイム
駐車場7:07⇒大蔵山登山口7:15⇒五合目8:25⇒大蔵山9:24
[標準CT 2:30(91%)]
大蔵山9:36⇒最高標高地点9:56⇒菅名岳10:40
[標準CT 1:20(80%)]
菅名岳10:59⇒椿平11:47⇒尾根分岐12:23⇒沢12:35⇒道路12:55⇒駐車場13:24
[標準CT 2:20(103%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの80〜100%程度です。
標準CTは、「新潟県の山(山と渓谷社)」から引用
行程の大半がトレース無しのため、ゆっくりペースです。
[標準CT 2:30(91%)]
大蔵山9:36⇒最高標高地点9:56⇒菅名岳10:40
[標準CT 1:20(80%)]
菅名岳10:59⇒椿平11:47⇒尾根分岐12:23⇒沢12:35⇒道路12:55⇒駐車場13:24
[標準CT 2:20(103%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの80〜100%程度です。
標準CTは、「新潟県の山(山と渓谷社)」から引用
行程の大半がトレース無しのため、ゆっくりペースです。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
積雪期も除雪しているようです。 駐車スペースは10〜15台といった感じです。 朝7時の時点で、他の車はありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :1(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:0人】 年末・年始の休暇に入り、本日は久しぶりの晴天の予報。 12月は天候が悪い日が多く、なかなか晴天に恵まれなかったので、今年の最後の登山は、まず、眺望が期待できる大蔵山に登り、時間に余裕があれば菅名岳まで縦走して周回しようと思いました。 メンバーは職場の友人3人の予定でしたが、一緒に登ることの多いraskさんは、二日酔いのようで、朝の出発に間に合わなかったので、結局、友人Sさんと2人で登ることとしました。 【駐車場⇒大蔵山】 朝7時、「いずみの里」の奥にある大蔵山・菅名岳の登山者用駐車場に到着。 駐車場までは、除雪されており、急勾配もないので、普通の車でも特に支障はない感じです。 まだ誰もいない駐車場で、雪山装備を整え、いざ出発です。 除雪された林道を10分ほど歩くと大蔵山登山口が見えてきます。 ここから階段コースの法線で大蔵山を目指しますが、昨日登ったと思われる踏み跡がしっかり付いていたので、ツボ足で進みます。 今朝は無風の放射冷却でかなり冷え込んだ山中は、最初は寒さが身に染みましたが、だんだんと体も暖まり、踏み跡があるので順調に登れました。 しかし、登山口から約50分、3合目から5分ほどの標高430m地点で、踏み跡が確認できなくなりました。 ここで私はワカン、友人はスノーシューを装着し、新たな踏み跡を作りながら先を目指すことに。 6合目の眺望の良い箇所までは、昨日以前の踏み跡の形跡が見られる区間も少しはあるので、特に迷うこともなく進めます。 6合目より先は、完全に踏み跡なしで、フカフカな新雪が広がる中を登ります。 今日の雪は、締まったやや重い感じのパウダースノーで、膝上まで埋まることはありませんが、ワカンだと膝下程度まで沈み込みます。 友人のスノーシューの方が面積が大きいので浮力がある感じでした。 このような新雪を尾根伝いに進み、登山口から2時間ちょっとでようやく大蔵山の山頂に到着。 ウサギの足跡が無数に付いた誰もいない山頂は、まさに「感動」の一言。 本日は視程も良く、ほぼ360度見渡せるスノーパラダイスは、一見の価値有りです。 雪が積もった蒲原平野から粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳等の川内山塊も一望でき、ほんと満足のできる瞬間でした。 【大蔵山⇒菅名岳】 大蔵山の山頂の時刻は9時30分、途中まで踏み跡があったおかげで良いペースで登れたため、予定通り菅名岳を目指すことにしました。 まずは、山頂から見える最高標高地点に向かいます。 快晴の中、太陽の日差しが雪面に反射し、雪がキラキラ輝いています。 周囲の山々を眺めながらの誰も歩いていない稜線歩きは、ほんと最高でした。 大蔵山から約20分で、最高標高地点に到着。 菅名岳の平らな山頂が見えますが、まだ先は長い感じです。 この縦走路は、大きなアップダウンは無いので、比較的順調に進めましたが、一部、痩せ尾根に雪庇が張り出し、視界が不良な時は危ないなっと思える箇所もあります。 天候が良く、ルートを間違いなければ、問題ないでしょうが、一応、気をつけて進みます。 菅名岳の山頂直下の急登箇所は、雪が深く、登るのが疲れましたが、大蔵山から1時間ちょっとで、なんとか菅名岳に到着することができました。 もっと時間を要すると思っていましたが、稜線は強風で雪が飛ばされ、雪面が硬くなっている区間もあり、順調に進めました。 【菅名岳⇒駐車場】 菅名岳まで来れば他に登っている人がいるかな〜っと思っていましたが、菅名岳山頂は、一面の新雪でした。 ここからの眺望も最高で、迫力の飯豊連峰、今日は、西吾妻周辺まで一望できます。 山頂にある大きな山頂標識は、頂部がちょっくら顔を出しているだけで、積雪は2m程度といったところ。 暫し、絶景を眺めながら標識の頂部をベンチ代わりに腰を落として休憩し、栄養補給です。 下山は、踏み跡が無いのでどっぱら清水の沢に降りれるか心配でしたが、ま、大丈夫だろうということで、まずは丸山尾根を下ります。 山頂直下のブナ林は急登の下りになり、スノーシューの友人は、苦戦していました。 この辺りのブナは、巨木で、その枝に霧氷が付き、青空のもとに咲く、白い花を付けたようなブナの様相は、神秘的でした。 その後も尾根に沿って深雪を下り、山頂から約50分で椿平に到着。 椿平からどっぱら清水の沢に降りる夏道があるのですが、覗き込むと急峻でこの時期には厳しいルートと判断。 次のいずみの里方面へ下りる分岐地点まで、更に30分ほど尾根を歩き、そこから沢に下りることとしました。 とはいえ、やはり、どこが夏道のルートか分からないので、できるだけ急峻な斜面を避けながら、急登のスギ林を下り、なんとか沢に降りることができました。 沢に降りると、スノーシューの踏み跡があり、一安心です。 あとは、沢に沿って20分ほど歩くと林道の終点に到着し、長い林道を30分歩き駐車場に戻りました。 やや重い深雪の下山は、足を抜く際に普段は使わない筋肉を動かすようで、太腿の裏側が攣りそうになりましたが、本日は、絶好の晴天に恵まれ、最高の雪山縦走を楽しむことができました。 当初は、五頭に行こうか迷いましたが、今日の五頭は混雑するかなっと思い、結果として、誰もいない大蔵山、菅名岳を十分に堪能するとこができ満足の山行となりました。 |
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