蓼科山(極寒の山頂)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 805m
- 下り
- 790m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪(山頂吹雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
アクセス:中央道〜諏訪IC 駐車場:女乃神茶屋登山口 トイレ:無し コース: 当初、竜源橋から大河原峠をまわってと考えていたんですが、積雪量が多く誰も通ってない感じなので、女乃神茶屋登山口から蓼科山のピストンとしました。天候は全国的に強い冬型で、出発時点で駐車場の気温は−15℃でした! ほぼ夏道と同じルートでトレースもありました。山頂付近を除けば分かりにくい箇所はありません。山頂では下り口を見失わないよう注意が必要です。登山口に近い平面部はこの強風でトレースが消えている可能性があります。 山頂: 今回本格的な雪山が初めてのkotsは雪の斜面がスムーズに登れず、他の人にどんどん抜かれてしまいました。 挙句の果てに森林限界を超えると吹雪が物凄く、雪が顔にあたるため風上を向けないほどでした。しばらく進むとホワイトアウトになりそうな気配でもあり、kots「もう限界です。下りましょう」と弱音を吐きましたが、kai「もう少しだから。カラ身で行こう」と、たしなめられて山頂へ。 写真を撮ろうにも体を斜めにしていないと吹き飛ばされそうだし、顔は風上に向けられません! そんな状態で登頂を果たしましたが、下りではスノーシューを履いたり、尻セードをしたり、いろいろ経験をしました。 立ち寄り湯:諏訪湖半の片倉館(500円:立たないとお風呂に浸かれません) 食事:諏訪ICそばの蕎麦屋「更科京屋」 そんな訳で写真はほとんどありませんが、ご了承ください。 |
写真
感想
とにかく寒かった。
本格的な冬山を体験すべく入門的な蓼科山へ。折りよく寒波が押しよせ日本海側は記録的大雪。関越道や信越道は雪のため、のきなみ通行止。中央道も茅野を過ぎると雪。登山口近くは道路でも10センチ近い積雪でした。
今回同行の二人は初めて冬用の登山靴、アイゼン。私は始めて買ったスノーシューを。その試乗を兼ね蓼科山へ。
当初、トレースのある女神茶屋からのコースをさけ、竜源橋から大河原峠を計画したのですが、悪天候のため安全な女神茶屋から登ることに。トレースは少し埋もれてましたがはっきりしてました。ワカンは必要ない状況でした。
私が登山道の確認をしているうちに相方の一人はスノーシューを装着済み。彼はスノーシューハイクの経験は豊富です。私はこんなトレースの雪道では必要ないと思いました。
せっかく履いたのですからそのまま行かせることに、邪魔なら途中ではずせばいいと先行させました。しかしこれが早い、まったく追いつくことが出来ませんでした。もちろんつぼあしで問題ない道です。
私も途中からスノーシューを試してみました。これがじつに素晴らしい。登山用の物なのでアイゼンが付いていて斜面で滑らない。またかかとを高い位置で保持できる装置があるので、傾斜地でも足を水平に近い状態で登れる。この機能が素晴らしい。圧雪された斜面でこそ、この機能が生きるので深雪で使うワカンとは別物です。
冬山初心者のkさんにも、ワカン、スノーシューを試してもらいましたがスノーシューが一番登りやすかったようです。
森林限界近くからはアイゼンに履き替え山頂を目指しましたがあまりにも風が強く、写真だけ撮り早々に退散しました。
恒例の宴会も麓の樹林の中でおこないましたが、保温して運んだビールが飲んでるうちに凍りだし、こちらの体も凍りそうなので最速で終了。とにかく寒さだけは一級品の冬山になりました。
寒さと風の音が伝わってきます。
q-taさんコメントありがとうございました。
kaiさんも感想および写真を追加してくれました!
冬山は寒いということが良く分かりました。
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