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記録ID: 56700
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳・・・青と白だけの世界!

2010年02月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
995m
下り
993m
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
<8:30 国道306号に駐車>

先行車両に続いて通行止めの国道に進入したが、深い雪で先行車両がスタック。
無理せずにここから積雪の国道を歩くことに。
<8:30 国道306号に駐車>

先行車両に続いて通行止めの国道に進入したが、深い雪で先行車両がスタック。
無理せずにここから積雪の国道を歩くことに。
<9:10>

林道に入ってすぐ、この付近からスノーシューを装着することに。
この雪の量はかなり苦労するぞ〜。。。

<9:10>

林道に入ってすぐ、この付近からスノーシューを装着することに。
この雪の量はかなり苦労するぞ〜。。。

御池谷の途中から尾根に取り付き、新雪で急な斜面をラッセルする。
スノーシューを履いていても膝付近まで沈む・・・。
御池谷の途中から尾根に取り付き、新雪で急な斜面をラッセルする。
スノーシューを履いていても膝付近まで沈む・・・。
急斜面の新雪を踏み固めては1歩、また踏み固めて1歩・・・汗だくになる。
小休憩、霊仙山と伊吹山が見える。
急斜面の新雪を踏み固めては1歩、また踏み固めて1歩・・・汗だくになる。
小休憩、霊仙山と伊吹山が見える。
植林帯を抜けるとあとちょっとで鞍掛尾根だ。
天気も良くなってきて、青空が見え出してきた!
植林帯を抜けるとあとちょっとで鞍掛尾根だ。
天気も良くなってきて、青空が見え出してきた!
<11:30 鞍掛尾根>

やっと尾根に到着〜ハードなラッセルにメッチャ疲れた。。。
でもこの美しい新雪の雪原にテンションアップ!
<11:30 鞍掛尾根>

やっと尾根に到着〜ハードなラッセルにメッチャ疲れた。。。
でもこの美しい新雪の雪原にテンションアップ!
この尾根で後続の3人の登山者が追いついてきたので、先に行ってもらうことに。
鞍掛尾根まではトレース頑張ったんで、この先お願いしま〜す。
俺はもうヘロヘロですぅ。。。
この尾根で後続の3人の登山者が追いついてきたので、先に行ってもらうことに。
鞍掛尾根まではトレース頑張ったんで、この先お願いしま〜す。
俺はもうヘロヘロですぅ。。。
次は鈴北岳を目指してスタート!
まずはこの雪庇を通過して・・・
次は鈴北岳を目指してスタート!
まずはこの雪庇を通過して・・・
って、何気なく歩いていたら「ボコッ」って音がして・・・足元見たら雪庇が崩落してるーーー!!!!
しかも左足のすぐ真横!
あと少し左に居たら・・・落ちてた。

って、何気なく歩いていたら「ボコッ」って音がして・・・足元見たら雪庇が崩落してるーーー!!!!
しかも左足のすぐ真横!
あと少し左に居たら・・・落ちてた。

振り返って見ると、トレースのすぐ横が崩落。。。
落ちても高さはほとんどないけど・・・ゾっとした瞬間。
雪庇は見た目よりも張り出していた。
振り返って見ると、トレースのすぐ横が崩落。。。
落ちても高さはほとんどないけど・・・ゾっとした瞬間。
雪庇は見た目よりも張り出していた。
気を引き締めて鈴北岳へ。
樹氷の合間から霊仙山と伊吹山。
気を引き締めて鈴北岳へ。
樹氷の合間から霊仙山と伊吹山。
<12:20 鈴北岳>

やっと到着〜。
3人さんのトレースの後はやっぱり楽だった〜。

<12:20 鈴北岳>

やっと到着〜。
3人さんのトレースの後はやっぱり楽だった〜。

樹氷も育ち、展望最高の鈴北岳。
樹氷も育ち、展望最高の鈴北岳。
霊仙山ズーム。
全面樹氷で真っ白な御池岳。
この先も深いラッセルになりそう。。。
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全面樹氷で真っ白な御池岳。
この先も深いラッセルになりそう。。。
3人さんは西ボタンブチ方向へ進むらしい・・・行った事がないのでまたまたトレースを追う。
3人さんは西ボタンブチ方向へ進むらしい・・・行った事がないのでまたまたトレースを追う。
青空と樹氷が素晴らしい!
青空と樹氷が素晴らしい!
まさに樹氷のトンネル!
別世界にいるような気になる。
まさに樹氷のトンネル!
別世界にいるような気になる。
<13:10 南側の展望台>

ここからは綿向山や藤原岳など鈴鹿の山々が一望できる。
こんないい展望台があったとは知らなかった。

<13:10 南側の展望台>

ここからは綿向山や藤原岳など鈴鹿の山々が一望できる。
こんないい展望台があったとは知らなかった。

御池岳方向。
琵琶湖もバッチ見える。
腹が減りすぎて力がでないので、ここで昼飯に。
琵琶湖もバッチ見える。
腹が減りすぎて力がでないので、ここで昼飯に。
時間もないのでサクっと昼飯を食べて、山頂は後回しで次はボタンブチへ。
樹氷並木と雪原が美しい。
時間もないのでサクっと昼飯を食べて、山頂は後回しで次はボタンブチへ。
樹氷並木と雪原が美しい。
やっぱり御池岳の樹氷は素晴らしい。
やっぱり御池岳の樹氷は素晴らしい。
このままずっと居たい気分。
このままずっと居たい気分。
樹氷のトンネルを抜けるとそこは広大な雪原。
樹氷のトンネルを抜けるとそこは広大な雪原。
<14:15 ボタンブチ>

今日はほんとに展望が良く、伊勢湾まで見渡せる。
<14:15 ボタンブチ>

今日はほんとに展望が良く、伊勢湾まで見渡せる。
広くて真っ白な雪原。
この景色を何年も前から見たかった!
広くて真っ白な雪原。
この景色を何年も前から見たかった!
気持ちいい♪
琵琶湖方面。
冬の御池岳は樹氷に雪原に、見所満載。
冬の御池岳は樹氷に雪原に、見所満載。
3人さんはすでに奥の平から御池岳山頂に向かっている。
ゆっくりしたいが、時間もないので奥の平へ登ろう。
3人さんはすでに奥の平から御池岳山頂に向かっている。
ゆっくりしたいが、時間もないので奥の平へ登ろう。
奥の平へも雪のオブジェ達があちこちに。
奥の平へも雪のオブジェ達があちこちに。
雪のオブジェ2
雪のオブジェ3
モンスター化している。
モンスター化している。
<14:45 奥の平>

霊仙山と伊吹山が再び現れる。
<14:45 奥の平>

霊仙山と伊吹山が再び現れる。
ここに来たらいつものお気に入りの樹で記念撮影。
雪が付きすぎていて重たそう。
ここに来たらいつものお気に入りの樹で記念撮影。
雪が付きすぎていて重たそう。
そしていつもの双子の樹氷。
そしていつもの双子の樹氷。
樹氷にはやっぱり青空。
樹氷にはやっぱり青空。
霊仙山と伊吹山。
霊仙山と伊吹山。
伊吹山のモンスター達はまだいるのかな〜。
伊吹山のモンスター達はまだいるのかな〜。
今日は御嶽山まで見えて・・
今日は御嶽山まで見えて・・
白山も・・
中央アルプスも・・
中央アルプスも・・
名古屋のセントラルタワーズまでも見える大展望。
名古屋のセントラルタワーズまでも見える大展望。
さあー山頂に行って下山するか〜。

御池岳のテーブルランドはまだ全部歩いていないので、次はフルコースを目指すぞ!
さあー山頂に行って下山するか〜。

御池岳のテーブルランドはまだ全部歩いていないので、次はフルコースを目指すぞ!
<15:20 御池岳山頂>

グルッと周ってきてやっと山頂に。
積雪量が多いので山頂から伊吹山が見える。
<15:20 御池岳山頂>

グルッと周ってきてやっと山頂に。
積雪量が多いので山頂から伊吹山が見える。
たっぷり御池岳を楽しんだのでいい加減に下りますか〜。
快晴の青空と樹氷、大展望の絶景に感謝!
たっぷり御池岳を楽しんだのでいい加減に下りますか〜。
快晴の青空と樹氷、大展望の絶景に感謝!
おっ!行きのトレース発見。
おっ!行きのトレース発見。
<16:00 鈴北岳>

まだまだ真っ白な御池岳。
また必ず来るから!次もヨロシク!
<16:00 鈴北岳>

まだまだ真っ白な御池岳。
また必ず来るから!次もヨロシク!
鞍掛尾根から急斜面の尾根へ。
夕焼け間近の霊仙山と伊吹山。
鞍掛尾根から急斜面の尾根へ。
夕焼け間近の霊仙山と伊吹山。
<17:45 下山>

ふう〜やっと下山・・。
今日は8時間スノーシューを履きっぱなしだったので足がかなりだるい・・めっちゃ疲れた。

でも大満足の御池岳にこの疲れも心地いい♪

<17:45 下山>

ふう〜やっと下山・・。
今日は8時間スノーシューを履きっぱなしだったので足がかなりだるい・・めっちゃ疲れた。

でも大満足の御池岳にこの疲れも心地いい♪

感想

御池岳に出発するまでに行こうかどうか、かなり迷った。

前夜の天気予報では近畿のほとんどが「晴れ」なのに、滋賀県北部だけが「雪のち晴れ」だった。
晴れるとは言っても、御池岳付近が晴れるのはかなり遅いはず。
もしかしたら晴れないかも。
他の大峰や台高の山にしようか・・・。

そして出発の朝5:30には、交通情報を見るとなんと名神高速「栗東ー竜王」が雪通行止め。

通行止めになるぐらいなのでかなり雪が降っているし、なにより途中から一般道では彦根まで辿り着くのに時間がかかる。

天気に交通事情、これはやめろと言われているのか・・・。

でもやっぱり御池岳に行きたい!あの御池岳の美しい樹氷をまた見たい!

きっと他の山で素晴らしい樹氷が見れたとしても、満足度はないはず。
そう考えてどうにでもなれと、ヤケクソで出発した。

そして高速を彦根に向いて走り出していると、途中で運良く解除になった!
これは今日は絶対に、御池岳に呼ばれている!イケる!と確信した。

結果、予定変更せずにほんとに来てよかったと思うぐらいの、感動の素晴らしい御池岳に出会えた。


天気は登り始めは山の上はガスがかかっていたが、昼ぐらいから急速に回復。
雲は流れてくるものの真っ青な青空。

ラッセルは他の登山者がいたからトレースに助けられた。

御池谷から鞍掛尾根まではトレースはなく、新雪でスノーシューを履いても膝付近まで沈み込む、急斜面のハードなラッセル。
尾根に到着した頃にはもうクタクタ、御池岳は厳しいかなと感じていた。

でもそこに後続の登山者3人が追いついてきて、先に行ってもらうことに。
さすがにトレースを辿ると、体力の消耗度が違った。

結局、ここからずっと先行してもらい、さらに西ボタンブチ方向のまだ歩いたことのないルートで歩けたので、写真を撮りながらゆっくり楽しめた。
一人ではきっと、深い新雪のラッセルで体力の限界になっていたと思う。
3人さんに感謝感謝。


たっぷりの雪と輝く樹氷、真っ白な雪原、大展望、快晴の青空と全てが揃った御池岳はほんと最高の絶景を見せてくれた。

予定変更せずに行って良かったと実感する。

でもまだ、東ボタンブチ方向に歩いたことがないので、次の目標はテーブルランドをグルッと1周したいと思う。

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コメント

ゲスト
きれいですねー
---masa---さん、こんばんは。
御池岳は雪が深そうですね。
雪庇もおおきいー。
青空はやっぱり良いですねー。
2010/2/8 1:38
ほんときれかったです。
todokitiさん、こんばんは。

御池岳・・・冬は人が少なく樹氷を独り占めできますよ

別世界にいるような気になります。
2010/2/9 1:28
こんばんは
以前御池岳に登った時、二度と訪れない山だと感じましたが、冬は良いですね、
2010/2/8 20:34
こんばんは。
kidekiさん。

僕も無雪期はほとんど登りませんが・・・

冬の御池岳は必ず登ります。

この絶景を見るとやめられません
2010/2/9 1:31
すばらしい絵ですね
こういった風景を、実際見たことがないので羨ましいです。
雪山の絵 は、暑くなった夏にも見てみたくなるので、“ お気にいり”にされてもらいます
2010/2/8 23:30
ありがとうございます
mizupon さん。

ぜひ雪山チャレンジして下さい。

天気がいい日は感動の景色が広がっています。


六甲山でお会いしましょう
2010/2/9 1:37
やっぱり・・・
冬の御池岳行きたいなぁ〜
こっちの方が雪多いねぇ〜

このルート・・・
下見してないと迷う?
2010/2/9 1:15
迷うかもな〜
hoーchan。

御池谷から尾根への取り付きさえ分かれば簡単やけど。

尾根はテープも少ないし、踏み跡は雪に埋もれてないし・・・。


それに鈴北岳から御池岳は複雑な地形なんで、ガスったらアウト

やっぱり一度は雪のない時期に下見してる方が安心やで
2010/2/9 1:49
ジェベル出動
暖かくなったらバイクで下見かねてGPSログ取りに行こうか!
ツーリングライダーとして滋賀県は地元?
名神高速が止まっていたら国道307号線だったか、
信楽、日野グリーンバイパスを通ればすぐそこです。
福寿草で有名な藤原岳はどうなんだろうね。
立派な無料駐車場に、立派な無料休憩所、人気のすごさを感じますよ。
2010/2/10 22:07
地元どころか・・・
kidekiさん

第二の故郷みたいなもんです、滋賀県は!

彦根に3年ほど住んでいましたから、数年前。

でもその頃は雪山はまだ遠い存在だったのでほとんど御池岳には行ってないんですよね〜。

自宅から30分で登山口だったのに・・・今思えばもったいない。

花は詳しくないのでよくわからないですけど、藤原岳もいいですよね。
2010/2/11 11:34
レポ拝見しました
どうも日曜日にお世話になった温泉玉子です。
ヤマレコに登録してみました。

冬の御池岳は初めてでしたが天候に恵まれ良かったです。
御池岳は悪天候だと迷い易い山でもありますが広々とした頂上台地は非常に魅力的ですよ。
2010/2/10 22:41
いらっしゃいませ。
温泉玉子さん、さっそく登録ですね。

冬の御池岳が初めてで、あの絶景と天気に巡り合えるとはかなりの幸運ですよ。

僕なんて何度も天気に裏切られたり、深い雪にリタイアしたり・・・

そんな悔しい経験もあるんで、日曜日の御池岳はうれしいものがありましたよ。

次の目標はテーブルランドでテント泊!
のんびり、ゆっくりと御池岳を楽しみたいものです。
2010/2/11 11:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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