記録ID: 5696709
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ハイキング
日高山脈
カムイエク→コイカク夏尾根頭周回
2023年07月09日(日) 〜
2023年07月10日(月)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 24:39
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 2,596m
コースタイム
1日目
- 山行
- 13:01
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 13:32
17:19
宿泊地
2日目
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:00
4:49
56分
宿泊地
15:49
ゴール地点
天候 | 初日快晴、翌日は朝はくもりがちでだんだんと太陽がでてきた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
カムイエクのみならば、さらに進んだゲート前の駐車スペースの方が良い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
札内川の水量は問題なし。入渓時は思いの外水が冷たったが、後々は気持ち良く感じる暑さとなった。 カムイエク山頂までの道のりに残雪箇所なし。 カール近くで水を3.5L程を汲んで進んだが、暑さとタフな道のりに大量消費して後々水不足に。 ピラミッド峰への道のりが既に予想よりも登山道感が薄く、ピラミッド峰から先は踏み跡自体が見つけられなかった。ハイマツ密度は高く、これが標準なのかと先が思いやられた。鋭い岩場も時々あり、巻くにしても結局這い上がる必要があったりした。 1807からの下りの岩場には切り立った大きい段差があり、ホールドが少ないため、落下の恐怖を感じながら通過。簡単に巻けそうには見えなかったが、岩場を巻く方がよいのかもしれない。 1602からはまた藪に突入し、ハイマツがだんだんと背が高くなり太くなっていった。ハイマツ漕ぎではなくハイマツ乗りであり、バランス勝負であった。1573m辺りがやはり一番ひどい。さらに、ちょうどハイマツの花粉の時期なのでこんなに浴びて大丈夫かというくらい花粉まみれになった。 1737のハイマツの切れ目の1張分のスペースでテン泊。夏用シュラフで全く問題ないほど気温が高かった。 1737からは全体的にハイマツの高さが低くなったが、引きずった暑さのダメージでペースが上がらずで休み休み進んだ。 1643の下りは踏み跡が明瞭だったのだが、その後のコルでまたハイマツ等が濃くなり、かつての道っぽいものが部分的に認められるものの、ハイマツの張り出しがすごすぎて使えないところもあった。 昼に近づくと暑さと水不足のため各所で休んで極力クールダウンした。コイカク稜線への急登の岩場は風当たりがよく、高度感はあるが踏み跡をたどればそんなに難しい箇所はなかった。 コイカク稜線にあがってもハイマツは濃く、夏尾根の頭についてやっと藪から解放された。 夏尾根は明瞭だが急降下部もあるので注意。そして最後の試練のダニの笹薮通過は、水不足でふらふらで事前対処できる状態ではなかったので、上ニ股に着いてからアイシングとダニ除去を兼ねて沢で水浴び。ダニが5匹ほど付着しており、沢で洗い落とした。早期除去が大切だと思われる。 コイカクシュサツナイ沢は渡渉が必要な箇所もあったが、沢に入った方が涼しかった。堰堤は左岸の巻き道を利用したが、右岸にロープがあるらしい。 *稜線上に熊の糞は各所に見られた。 |
その他周辺情報 | 新嵐山荘日帰り入浴利用。270円 |
写真
撮影機器:
感想
天気と水量も整い、カムイエク〜コイカク間を結びに行く。
アクロバティックなハイマツ歩き、花粉大飛散、暑さ、水不足で限界に近づいたが、
最後のダニ処理もうまくいき、無事に夏の日高を満喫できた。
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