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Yamareco

記録ID: 5701779
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

和名倉山 敗退;東仙波まで,竜喰山

2023年07月12日(水) 〜 2023年07月13日(木)
 - 拍手
GPS
41:19
距離
18.1km
登り
1,358m
下り
1,329m

コースタイム

1日目
山行
2:58
休憩
0:52
合計
3:50
9:42
1
民宿みはし
9:43
9:43
28
将監登山道入口
10:11
10:11
76
11:27
12:09
6
12:15
12:17
37
12:54
13:02
30
13:32
2日目
山行
5:38
休憩
1:39
合計
7:17
4:20
6
4:26
4:27
12
4:39
4:39
7
4:46
4:54
43
5:37
5:38
23
6:01
6:02
15
6:17
6:35
17
6:52
6:55
42
7:37
7:37
45
8:22
8:22
10
8:32
8:33
10
8:43
8:43
4
8:47
9:28
8
9:36
9:36
13
9:49
9:49
4
9:53
10:05
3
小ピーク
10:08
10:08
54
牛王院平
11:02
11:15
21
11:36
11:36
1
11:37
民宿みはし
天候 12日:晴れ後曇り,夕方から雨。13日:雨後曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
民宿みはらしの駐車場。道路を挟んで2か所にあり,各々4台,3台が駐車可。管理人のおばあさんが居なかったので,受付ポストに要件を書いた紙と一緒に1泊分の1000円を入れた。
コース状況/
危険箇所等
取り立てた難所はないが,山ノ神土から暫くは笹ヤブが登山路にかぶさっているので,早朝などで草露が予想されるときは雨具着用が無難。また,牛王院平から七ツ石尾根への分岐は標識がないので要注意。
その他周辺情報 将監小屋は管理人不在だし鍵もかけられていて,小屋泊はできない模様。小屋の土間までは入れるが。
登山道の入り口
2023年07月12日 09:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 9:43
登山道の入り口
「背中あぶり」の案内看板が
2023年07月12日 10:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 10:20
「背中あぶり」の案内看板が
ムジナの巣
2023年07月12日 10:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 10:42
ムジナの巣
将監小屋と将監峠との分岐。小屋まではもうすぐ
2023年07月12日 11:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 11:24
将監小屋と将監峠との分岐。小屋まではもうすぐ
将監小屋。右が小屋で左が喫煙所。右手前には水場が
2023年07月12日 11:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 11:31
将監小屋。右が小屋で左が喫煙所。右手前には水場が
オトギリソウ
2023年07月12日 12:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 12:12
オトギリソウ
将監峠の標識
2023年07月12日 12:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 12:15
将監峠の標識
将監峠からわずかで竜喰山への分岐標識が
2023年07月12日 12:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 12:18
将監峠からわずかで竜喰山への分岐標識が
竜喰山頂。見晴らしはない
2023年07月12日 12:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 12:54
竜喰山頂。見晴らしはない
コルの辺りから南側に適当に下る
2023年07月12日 13:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 13:16
コルの辺りから南側に適当に下る
直ぐに登山路が見える
2023年07月12日 13:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 13:18
直ぐに登山路が見える
将監小屋への分岐
2023年07月12日 13:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 13:21
将監小屋への分岐
小屋の土間に管理人不在時の料金箱がある。テント泊は一人当たり1000円
2023年07月12日 13:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 13:45
小屋の土間に管理人不在時の料金箱がある。テント泊は一人当たり1000円
コロナのために小屋は閉じている旨の張り紙が。鍵がかかっていた
2023年07月12日 13:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 13:46
コロナのために小屋は閉じている旨の張り紙が。鍵がかかっていた
テント場は貸し切り
2023年07月12日 15:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 15:04
テント場は貸し切り
スギゴケ
2023年07月12日 15:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 15:07
スギゴケ
オオヤマフスマ?
2023年07月12日 15:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/12 15:23
オオヤマフスマ?
山ノ神土の標識
2023年07月13日 04:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 4:46
山ノ神土の標識
標識脇の登山路を進むが,しばらくは笹ヤブが路に被さっている
2023年07月13日 04:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 4:47
標識脇の登山路を進むが,しばらくは笹ヤブが路に被さっている
東仙波。見晴らしはないし,雨でびしょ濡れの体に風が冷たかった
2023年07月13日 06:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 6:18
東仙波。見晴らしはないし,雨でびしょ濡れの体に風が冷たかった
両側にシャクナゲが並ぶ。花期は見事だろうな
2023年07月13日 06:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 6:45
両側にシャクナゲが並ぶ。花期は見事だろうな
西仙波の標識。この辺りから風雨が強まってきた
2023年07月13日 06:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 6:53
西仙波の標識。この辺りから風雨が強まってきた
井戸沢が突き上げている鞍部。草原が気持ちよさそう
2023年07月13日 07:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 7:51
井戸沢が突き上げている鞍部。草原が気持ちよさそう
牛王院平の分岐だが,標識はない。七ツ石尾根に下るつもりが間違って県界線沿いの道に入ってしまった
2023年07月13日 08:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 8:30
牛王院平の分岐だが,標識はない。七ツ石尾根に下るつもりが間違って県界線沿いの道に入ってしまった
県界線上の小ピークから東仙波の辺りを望む。雨が上がっていた。残念。もう一度,分岐まで戻る
2023年07月13日 09:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 9:56
県界線上の小ピークから東仙波の辺りを望む。雨が上がっていた。残念。もう一度,分岐まで戻る
七ツ石尾根の登山路。両側に鹿除けの柵が続く
2023年07月13日 10:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 10:12
七ツ石尾根の登山路。両側に鹿除けの柵が続く
立派なサルオガセが
2023年07月13日 10:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 10:14
立派なサルオガセが
牛王院下の分岐
2023年07月13日 11:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/13 11:01
牛王院下の分岐
撮影機器:

感想

梅雨の隙間をぬった積りが,しっかりと雨につかまっての敗退で残念。
本当に久しぶりのテント泊で,いつもの何割増しの荷をしょって将監小屋まで林道を進む。小屋の前には林業者の車が停まっていたが誰も居なかった。夜になって音がしたので夜道を下ったのだろう。小屋には宿泊不可の張り紙があったが,テント場は問題ないだろうと受付用紙に記入して宿泊料1000円と一緒に受付箱に投入。
時間も早いので竜喰山までピストン。眺望はなかった。帰りは地図で当たりをつけて,コルの辺りから登山路を少し離れて笹ヤブを下ってショートカットした。
時間が余ってしょうがないので,テン場近くで花探しなど。他には誰も居ないテント場は静かで,時折シカの鳴き声が聞こえていた。夕方から降り始めた雨は,降ったり止んだりを繰り返していたようだが,2時頃に起きだした時には小止み状態だった。
未だ薄暗い中を出発するが,時折パラパラと雨粒が落ちてくる。牛王院平の辺りは小さな草原状態で気持ちの良い場所。晴れていれば昼寝でもしたいところだ。山ノ神土の分岐で和名倉山への路を取るが,リンの峰の少し手前辺りまでは登山路に笹ヤブがかぶさっている。高いところは肩口ぐらいまであり,雨具がびっしょりに。路はしっかりと刈り払いされてはいるが,滑りやすいのと足元が見えづらいのとで慎重に進む。西仙波前後はシャクナゲが両側を囲んでいて,花が咲いている時期にはさぞ見事であろうと思われた。この辺りから雨が降り続き始め次第に勢いを増してきた。東仙波についた時点では風も強まってきており,かなりの寒さを感じた。ここまでに要した時間も予想よりも幾分長かったし,更に天候の悪化が懸念されたので,今回はここまでで引返すことにした。
同じ道を戻るが,行きには迂回したリンの峰のピークを踏んでみることにして,獣道のようなかすかな踏み跡を辿る。木の枝が密生していて中々に進みづらかったが,ピークも樹木に覆われていて眺めはなく,風雨も一層強まっていたので直ぐに南西側の下り通常の登山路へ向かう。こちら側はそれほど樹木も密生しておらず下りやすかった。後は,往路と同じルートを辿りテントに戻る。
テントに着いた頃には嘘のように雨が上がり,南の方では雲の切れている空も見えた。残念だが仕方がないので早々ににテントを撤収し,七ツ石尾根を下るために牛王院平まで登り返す。ここの分岐には標識がなく,道が四方に延びていたが,余り考えもせずに太い方の路だろうと思い込んで辿っていく。数分進んだ所で,どうも地形図と様子が違うことに気付きGPSで確認すると将監平へと戻る県境線沿いの路だった。小ピークになっていて見晴らしも良かったので周囲を眺めると,東・西仙波がくっきりと見えて今更ながら悔しい思い。腹も減っていたので腰を下ろして昼飯でもと思い,ふと足元を見ると靴からズボンにかけて何十匹もの大きなアリが這い上がっている。周りを見渡すと無数の同じアリが動き回っており,どうやらアリの巣の近くらしい。慌ててズボンを叩きながら,退散する。幸いにも噛まれはしなかったが。
路を戻って,牛王平の分岐点で方向を確認し直してもう一方の路へと進む。今度は鹿除けの柵沿いの路がずっと延びている。柵が切れて広々した台地状のところに出た先で,20匹前後の鹿の群れが数十メートル先で餌をあさっているのに遭遇。これだけのまとまった群れを見るのは初めてなので,写真を撮ろうとスマホを出している間に,1頭が気付いてヒューという警戒音を出したかと思うと,一斉に地響きを立てながら向こう側に駈け出して行き,あっという間に見えなくなってしまった。この後も何頭もの鹿を見かけた。近年,鹿の食害が言われているが,まさに実感であった。
其の後,下りはのんびりと駐車場の民宿まで戻ると,昨日も居た無精ひげのおじさんが今日も居て,しばしの立ち話。何でも民宿の庭先を借りて,2週間ばかりテント生活をしているとのこと。50ccバイクにテントを載せてあちらこちらを1ヵ月,2ヵ月と渡り歩いているとのことで,まさに自由人の趣き。民宿のおばあさんが不在なので,勝手に駐車場の案内などをしているが,もう3日も帰ってこないので少し心配している等との話だった。
帰りは道の駅たばやまにある「のめこい湯」を目指したが,木曜日が定休日とのことで入れず,最後まで残念だった。腹も減っていたので,シカカレー(1200円)なるものを食する。可もなく不可もなくと言ったところか。そのまま,奥多摩 水と緑のふれあい館の駐車場で仮眠を取った後,家路を辿った。
次回はシャクナゲの季節にでもトライしてみるかな。

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無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
和名倉山 三之瀬からピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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