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Yamareco

記録ID: 5706910
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ハイキング
富士・御坂

宝永山

2023年07月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:19
距離
14.0km
登り
990m
下り
1,918m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
1:00
合計
7:16
7:05
7:08
1
7:09
7:09
33
7:42
7:58
31
8:29
8:35
32
9:07
9:15
33
10:02
10:04
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10:35
28
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8
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7
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6
11:38
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12:06
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12:20
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12:44
51
13:35
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32
14:07
14:07
1
14:08
ゴール地点
今年は海の日三連休にどこかへ一泊で行ってみようかと予定していましたが…
梅雨入りする頃にまさかの海外出張が決まり、連休では無くなってしまいました。
山の予定の方が先にあったので、どうにも気が収まりません。
16日の朝から成田へ向かうため15日は一日使えます。
サッと行って早めに帰れる涼しい高山は無いものか?
宝永山だったら1時間半でバス乗り場まで行けるし行動時間も短いし標高も2,700m近い。
天候が曇りなのは承知していたものの、強風は計算外でした。
富士山の山体の裏に居たときはまだ良かったのですが馬ノ背に出たら歩けない!
耐風姿勢を取ってしゃがむと自分の居る周りの砂礫がお堀のように削れるのです。
ごく普通の登山パンツはバレエダンサーのタイツのように密着し、呼吸が苦しい。
ストックを使えば安定しそうですが、突きたい場所へストックを降ろせない。
宝永山頂まで行くなんてとんでもなく、お釜へ避難するのも命懸け(に近い)の強風でした。
天候 曇り一時雨・常に強風(ところにより暴風)
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
水ヶ塚駐車場:舗装、区画有り、多数台。一時間未満無料、一時間以上1,000円(富士山スカイライン登山区間規制期間のみ)
水ヶ塚駐車場-富士宮口五合目シャトルバス:富士急バス、往復2,100円、片道1,170円、55人乗りで立席無し。補助席までフルに使います。グループの人数によって乗車が前後する場合があります。
富士山保全協力金:1,000円
コース状況/
危険箇所等
富士山特有の砂礫の道で滑りやすく埃が立ちます。それ以外は全く心配ありません。
風は全く持って甘く見ない方がいいです。
須山口登山道は踏跡明瞭で道標完備。赤テープもあり安心して歩けます。
宝永第一火口の分岐から須山口入口(水ヶ塚駐車場)まで補給できる小屋などはありません。水場もありません。
強風の森林限界以上はともかく、樹林帯に入っても虫がほぼ居ませんでした。とても快適に歩けます。
その他周辺情報 直帰しました。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
水ヶ塚駐車場午前5時半のようす。
正面区画は満車。その隣の区画は在庫僅少。
2023年07月15日 05:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 5:32
水ヶ塚駐車場午前5時半のようす。
正面区画は満車。その隣の区画は在庫僅少。
始発バス待ちの人の列。
始発は午前6時。もっと早くてもいいいような。夏だし。
2023年07月15日 05:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 5:34
始発バス待ちの人の列。
始発は午前6時。もっと早くてもいいいような。夏だし。
駐車場から見た宝永山と火口。
よく見れば第一から第三まで火口が確認出来ます。
下山時にはガスで見えませんでした。
4
駐車場から見た宝永山と火口。
よく見れば第一から第三まで火口が確認出来ます。
下山時にはガスで見えませんでした。
五合目到着。
ここは富士宮口登山道の入口で「富士山表口五合目・標高2400m」の看板があります。
ここで記念撮影する人が止まず渋滞が発生。
気持ちは分かりますが、看板を移動させて欲しい。
2023年07月15日 06:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 6:51
五合目到着。
ここは富士宮口登山道の入口で「富士山表口五合目・標高2400m」の看板があります。
ここで記念撮影する人が止まず渋滞が発生。
気持ちは分かりますが、看板を移動させて欲しい。
後で向かう宝永第二火口方面。
2023年07月15日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 7:47
後で向かう宝永第二火口方面。
八合目で富士宮コースから御殿場コースへ移動。
写っているのは八合目・池田館。
本日の最高点、標高3,230m。
2023年07月15日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 9:22
八合目で富士宮コースから御殿場コースへ移動。
写っているのは八合目・池田館。
本日の最高点、標高3,230m。
ブル道から登山道へ入ります。
2023年07月15日 09:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 9:36
ブル道から登山道へ入ります。
大砂走を宝永山へ移動中。
この辺りはまだ普通に歩けました。
本当は宝永山山頂まで行くはずだった(宝永山の名がありますが頂は馬ノ背から下がっていて、お釜の縁の突端ですね)。
2023年07月15日 10:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 10:16
大砂走を宝永山へ移動中。
この辺りはまだ普通に歩けました。
本当は宝永山山頂まで行くはずだった(宝永山の名がありますが頂は馬ノ背から下がっていて、お釜の縁の突端ですね)。
激烈な強風に晒されながら這う這うの体で宝永のお釜へ避難。
馬ノ背ではとても写真を撮れる状況ではありませんでした。
2023年07月15日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 10:40
激烈な強風に晒されながら這う這うの体で宝永のお釜へ避難。
馬ノ背ではとても写真を撮れる状況ではありませんでした。
火口底に着きました。
風はかなり弱まりますが、ここでもテーブルの上のものが落ちるくらいの風が吹きます。
2023年07月15日 10:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 10:48
火口底に着きました。
風はかなり弱まりますが、ここでもテーブルの上のものが落ちるくらいの風が吹きます。
宝永第一火口の火口壁へ到着。
2023年07月15日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:10
宝永第一火口の火口壁へ到着。
その案内板。
第二火口へ下ります。
2023年07月15日 11:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:24
その案内板。
第二火口へ下ります。
奥が第一火口。手前が第二火口。
2023年07月15日 11:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:33
奥が第一火口。手前が第二火口。
第二火口の火口壁突端。
言わば第二宝永山。
こちらも第二馬ノ背(ほど狭くない)より低いです。
2023年07月15日 11:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:37
第二火口の火口壁突端。
言わば第二宝永山。
こちらも第二馬ノ背(ほど狭くない)より低いです。
第二火口の内部は砂礫。
2023年07月15日 11:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:45
第二火口の内部は砂礫。
左が第二火口。右側が第三火口。
2023年07月15日 11:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:42
左が第二火口。右側が第三火口。
第三火口は半分が腐海、いや森に包まれています。
火口西側のコースを選ぶと火口が見えないでしょう。
2023年07月15日 11:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 11:50
第三火口は半分が腐海、いや森に包まれています。
火口西側のコースを選ぶと火口が見えないでしょう。
森林限界まで下がり樹林帯へ入ります。
2023年07月15日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 12:02
森林限界まで下がり樹林帯へ入ります。
第三火口と奥の第一火口。
2023年07月15日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 12:03
第三火口と奥の第一火口。
第三火口の最低部。
宝永山は山頂部だけ岩の色が違う。
2023年07月15日 12:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 12:14
第三火口の最低部。
宝永山は山頂部だけ岩の色が違う。
樹林帯の中は上部の裸地とは別世界。
見どころは沢山あるようです。
2023年07月15日 12:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 12:42
樹林帯の中は上部の裸地とは別世界。
見どころは沢山あるようです。
開けた明るい場所へ出ました。
2023年07月15日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 13:00
開けた明るい場所へ出ました。
苔むす森を通れば水ヶ塚駐車場は近い。
2023年07月15日 13:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 13:34
苔むす森を通れば水ヶ塚駐車場は近い。
須山口登山道の入口。水ヶ塚駐車場と50mも離れていません。
2023年07月15日 14:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 14:06
須山口登山道の入口。水ヶ塚駐車場と50mも離れていません。
今年の富士山保全協力金の証書は焼印の木札。
10周年だからか?コスト掛けてます。
今年の富士山保全協力金の証書は焼印の木札。
10周年だからか?コスト掛けてます。

感想

宝永山、何と撤退でした
要因は未体験の風!
馬ノ背で激風に阻まれ宝永山頂上は遥か遠くて…
意を決して耐風姿勢で横移動
一気にお釜へ下って来たのです-
風が強い予感はありましたが動けないほど吹き荒ぶとは
火口が近くで幸いでした
初夏は山登りの適嶺期
少しの雨は気にしませんが思わぬ危険が潜んでいたりします
一つ経験を積んで山の深さを知りました。

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