十文字峠から三国山、埼玉・長野県境縦走

2023年07月16日(日) 〜 2023年07月17日(月)

• GPS: 11:39
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,266m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:26
• 休憩: 2:02
• 合計: 4:28

9:38 毛木場駐車場
9:59 10:06 五里観音
10:12 10:22 水場
11:47 11:47 十文字峠
11:50 13:11 十文字小屋
13:24 13:48 かもしか展望台
14:06 十文字小屋

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:37

6:06 十文字小屋
6:08 6:08 十文字峠
6:23 6:26 十文字山
6:56 6:58 のぞき岩
7:41 7:42 弁慶岩
8:26 8:33 梓白岩
9:36 9:50 悪石
10:19 10:36 三国峠
11:04 11:05 三国山
11:25 11:37 三国峠
14:43 毛木場駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：関越道・上信越道・中部横断自動車・国道141号で川上村へ。毛木平駐車場利用（無料）
復路：国道141号・国道254号で富岡へ。上信越道・関越道で川越へ

コース状況／危険箇所等

■ 1日目は毛木平駐車場から十文字峠まで歩き、十文字小屋で宿泊。友人と合流。2日目は十文字小屋から尾根伝いに三国山まで歩き、三国峠から舗装路を通って毛木平駐車場に戻る周回コースです。

■ 毛木平駐車場から十文字峠までは距離3.6km。2時間弱で十文字小屋に到着。毛木平から千曲川源流を通って甲武信ヶ岳に進む道の美しさに比べると、風情は少々見劣りしました。

■ 十文字峠から三国山の間は、弁慶岩・梓白岩と見応えのある岩塊が立ちふさがり、奥秩父ならではのトレッキングを楽しめました。

■ 三国山は武蔵（埼玉県）・信濃（長野県）・上野（群馬県）の3つの国にまたがる山ですが、同じ3つの国にまたがる甲武信ヶ岳に比べると地味な山頂でした。

■ このコースの最大の難点は、三国峠から毛木平駐車場までの10kmの舗装路歩行。炎天下、ただただ単調な車道を下るのは退屈で辛かった。

その他周辺情報

■ 十文字小屋は70代の女性の小屋番がいらっしゃいます。「おばあちゃんの家庭料理」のような夕食が記憶に残りました。また、寝室は一部屋につき、三段ベッドが４つ並んでおり、ベッドの幅もあるのでちょっとした個室感がありました。

■ 毛木平駐車場はアブやハチの大群が飛んでいました。すぐに車の扉を閉めないと、車内に入ってくるのでご注意ください。

写真

7/16 9:35

毛木平の駐車場に9時半に到着。駐車場は満車。駐車場への道沿いも片側に数珠つなぎに駐車する車あり。何とか駐車場の端に隙間を見つけて車を駐め、登山開始。

7/16 9:47

甲武信ヶ岳方面との分岐。左に進む。

7/16 9:49

千曲川源流渓にかかる橋を渡る。

7/16 9:50

渓流を幾度も渡渉する。

7/16 10:00

五里観音に到着。手を合わせて通過。

7/16 10:18

スタートから30分。ここで最初の休憩。エナジードリンクを補給。

7/16 10:52

ところどころカラマツ。ただ、林の風景は甲武信ヶ岳に向かう千曲川源流方面の方が美しく感じる。

7/16 11:01

このあたりから傾斜がきつくなる。急登に備えて休憩。

7/16 11:22

きつい傾斜を登りきった。ここから十文字峠まではゆるやかな登り。

7/16 11:36

木々の間から大山が見えた。

7/16 11:39

十文字小屋の道標あり。

7/16 11:45

カラマツの美しい林間を抜ける。

7/16 11:47

十文字峠を通過。正午前に十文字小屋に到着。毛木平からここまでちょうど2時間だった。

7/16 13:05

十文字小屋で山の友人と合流。1時間ほど昼食休憩。

7/16 13:25

昼食後、十文字小屋からかもしか展望台まで歩く。十文字小屋付近ではauの電波は届かないが、ここでは届いた。ささっとメールチェック。

7/16 13:54

かもしか展望台と十文字小屋の間には水くみ場あり。

7/16 16:17

十文字小屋の寝室は三段ベッド。幅も比較的広く、個室のようでいい。

7/16 16:59

夕食。じゃがいもとニンジン、シャウエッセンのポトフ。玉ねぎがまるごとドンと入っていた。満足。

7/16 18:43

夜、灯油ランプのほのかな灯りが趣あり。

7/17 4:41

早起きして日の出を見た。両神山の稜線が神々しかった。

7/17 6:08

山行2日目。朝6時に十文字小屋を出発。

7/17 6:25

まずは十文字山の山頂に到着。標高2071.9m。

7/17 6:44

ハクサンシャクナゲだろうか。白く可憐な花。

7/17 6:57

「のぞき岩」に到着。

7/17 6:59

「のぞき岩」から東方面の眺望。

7/17 7:39

行く手を阻むように、眼の前に巨大な「弁慶岩」が現れた。

7/17 7:41

「弁慶岩」の西側を巻いて進む。

7/17 7:51

振り返ると三宝山方面の山並みが。

7/17 7:56

整備された金属製の階段あり。

7/17 8:25

梓白岩（あずさしらいわ）に到着。巨大な石灰岩の岩塊で、巻き道は上部から石灰岩がパラパラと崩れ落ちていた。少々危険。

7/17 8:36

梓白岩の北側で10数分休憩。

7/17 9:04

マルバダケブキのつぼみ。このあたり群生していた。

7/17 9:35

「悪石（あくいし）」に到着。気になる地名だが特に「悪そうな石」は発見できなかった。5分休憩。

7/17 10:02

カラマツ林の向こうに入道雲がもくもく。雪山に見えた。

7/17 10:06

突然、大型の通信施設が現れた。ドコモの梓山無線中継所。

7/17 10:12

三国峠から無線中継所に続く車道に下りた。車道に沿って進む。

7/17 10:19

三国峠に到着。峠は切通しになっていて、両側から巨石が崩落している。

7/17 10:22

三国峠の埼玉県側。ここから秩父の中津川渓谷方面に向かう秩父市道大滝幹線17号線は、長期に渡って通行止めになっている。

7/17 10:23

三国峠には傷んだトイレがあり、建物の脇から三国山方面への登山道が続いている。入り口は草に覆われて少々分かりにくかった。

7/17 10:35

トイレ裏の木製階段はかなり傷んでおり、歩きにくい。

7/17 11:00

三国山の山頂に到着。埼玉県・長野県・群馬県、3つの県境に位置しているが、同じ3つの県境に立つ甲武信ヶ岳に比べると地味な印象。

7/17 11:03

三国山頂から北側。眺望は今ひとつ。

7/17 11:10

十文字山〜弁慶岩〜梓白岩と、早朝から歩いてきた稜線を眺める。

7/17 11:13

三国峠と三国山の間は2か所ほど難所があった。手でしっかりと岩を掴んで上り下りした。

7/17 11:27

再び三国峠に到着。切通しを抜けて、後は延々と川上村道192号梓山線を下る。

7/17 12:17

約7kmの舗装路を延々と下る。あまりの暑さにへたりこんでしまいそうになった。

7/17 13:41

ようやく梓山の畑作地域に下り、今度は緩やかな上り坂道を毛木平駐車場に向けて3km進む。

7/17 14:43

ようやく毛木平駐車場にゴール。昨日の朝は満車だったのに、すでに多くのハイカーが帰路についたのか、閑散としていた。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple