分水嶺:日暮山〜黒岩山〜和美峠〜新和美峠〜桜堂山〜入山峠


- GPS
- 07:17
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 911m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
青春18きっぷの最後の1片を、有効期限の最終日に活用して、日暮山(にっくらやま)に行ってきました。日暮山は、ぐんま百名山の1つで、中央分水嶺の上信国境からほんのわずか上州寄りにあります。物見山〜碓氷峠の分水嶺区間については、周辺を通っている車道を歩いたことがありますが、分水嶺を忠実に辿ったことがなく、宿題にもなっていました。ですので、分水嶺踏査も今回の山歩きの大きな目的の1つでした。
・上信電鉄からの車窓も楽しみの一つ。妙義山などの西上州の山々が朝日に輝いていました。
・下仁田駅から「しもにたバス」に乗り込みます。ワゴン車ですが、貸切りでした。運転手さんは山に詳しいようで、「どちらの山へ?」「日暮山へ」「軽井沢の方へ下るんですね?」「ハイ」
・初鳥屋の少し先の小平から林道をひたすら辿ります。雪が少し出てきましたが、歩くには支障ありませんでした。
・日暮山は湾曲したやや細長い山頂で、一部の場所からは東方面の眺望がばっちり望めます。風が強めだったので、あまりのんびりはしませんでしたが。
・北稜線を下って、分水嶺へ。ちょっと地形を勘違いしていて分水嶺を外しかけてしまいました(20分ほどのロス)。分水嶺は、とても立派な別荘(清宗山荘)の裏を抜けて行きます。その先も、ちょっとわかりにくい地形がでてきますが、深い藪もなく、適度な歩きやすさ。
・和美峠、新和美峠と立派な車道を横断します。心配していた切り拓きの急斜面(人工的にコンクリートをベタ打ちした法面)もなく、新和美峠は一部岩場を巻きましたが、難なく横断通過できました。
・新和美峠の北側のピーク(山と高原地図「西上州」では桜堂山の記載あり)は、展望が素晴らしく、しばし写真をとりまくり。
・その後も深いところでもくるぶしくらいまでの雪と、ところどころちょっとした笹薮のある分水嶺歩きを楽しんで、入山峠へ。本来はこのまま分水嶺を辿り碓氷峠まで達したいところでしたが、日の短い季節なので時間切れと踏んで、車道を軽井沢駅まで歩きました。急げばJRバス横川行にぎりぎり間に合いそうだったので、大股早歩きで軽井沢プリンス通りを抜け、発車待ちのバスに。
・バスは、陽が落ちる中を、いったん入山峠に戻って、急坂を下って黄昏の横川駅へ。残念ながらおぎのやの駅弁は終わってしまっていました。
結局、山では誰にも会いませんでした。分水嶺歩き、やっぱり大好きかも。入山峠〜碓氷峠まで、宿題が少し残ったのが良い後味。
コメント
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junjapaです。お疲れさまでした。読み方はどうあれ、日暮山は、日暮までその景色を見ていたい好ましいピークだったからその名がついたと思われるような景色ですね。素晴らしい! また線が伸びましたね!?
コメントありがとうございました。
この山のおかげで、日暮が早く来るというニュアンスかも知れません。西上州には、日影山という標高は結構あるのに、ぐんま百名山に含まれていない山なんかもあります。
分水嶺踏査の赤線、ところどころ抜けているので、この冬枯れの時期、日溜りの中で、落穂拾いのように繋ぐのは、とっても楽しいライフワークです! 急いでやって終わってしまうと楽しみがなくなっちゃうので、気が向いたときにボチボチ拾っていくつもりです・・・
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