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ハイキング
近畿
謎の石造物群とイケてる飛鳥美人[飛鳥駅〜亀石〜岡寺〜石舞台古墳〜橘寺〜高松塚古墳]
2023年07月18日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:53
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 214m
- 下り
- 212m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
7/17 20:00 近鉄名古屋 発 ↓ 近鉄名古屋線・大阪線 ↓ 近鉄特急「ひのとり」 21:38 大和八木 着 ビジネス観光ホテル河合 宿泊 7/18 8:47 大和八木 発 ↓ 近鉄橿原線 8:52 橿原神宮前 着 9:00 橿原神宮前 発 ↓ 近鉄吉野線 9:04 飛鳥 着 ≪帰り≫ 14:56 飛鳥 発 ↓ 近鉄吉野線 15:00 橿原神宮前 着 15:15 橿原神宮前 発 ↓ 近鉄橿原線 15:21 大和八木 着 15:41 大和八木 発 ↓ 近鉄大阪線 ↓ 近鉄特急「伊勢志摩ライナー」 16:34 伊勢中川 着 16:37 伊勢中川 発 ↓ 近鉄名古屋線 ↓近鉄特急「ビスタカー」 17:18 桑名 着 |
その他周辺情報 | ***ビジネス観光ホテル河合*** 大和八木駅近くにあるビジネス観光ホテル。 中心街からは少し外れた、江戸時代の街並みの残る住宅街の中にある。 https://www.bh-kawai.com/ ***岡寺*** 日本最初の厄除け霊場。 創建は寺伝によるとおよそ1300年前、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立された。 本尊の「如意輪観音座像」は、高さ約5m。日本最大の塑像。 入山料 一般400円 https://okadera3307.com/ ***石舞台古墳*** 巨石30個を積み上げて造られた石室古墳。盛土が失われて、露出した天井石の上面が平らなことにちなんで、石舞台と呼ばれる。 入場料 一般300円 ***橘寺*** 聖徳太子誕生の地。不思議な「二面石」もあります。 拝観料 一般400円 ***高松塚古墳壁画館*** 特別史跡「高松塚古墳」に隣接し、館内には、壁画発見当時の精密な壁画模写「現状模写」をはじめ、剥落や汚れを加減した模写「一部復元模写」、さらに凝灰岩に漆喰を塗り再現した「再現模造模写」、棺を納めていた石槨を復元した「石槨模型」のほか、副葬されていた太刀装飾金具、木棺金具、海獣葡萄鏡などの「副葬品レプリカ」を展示し、高松塚古墳の全貌をわかりやすく紹介しています。 入館料 大人300円 開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:12月29日〜翌1月3日及び4、7、11、2月の第2月曜日(祝日の場合は翌平日) ***国営飛鳥歴史公園*** 飛鳥の豊かな自然と文化的遺産の保護、活用を図る一環として、国土交通省によって整備されたのが国営飛鳥歴史公園です。 国営飛鳥歴史公園の特長は、公園といってもフェンスなどで仕切られている訳ではなく、「高松塚周辺地区」、「石舞台地区」、「甘樫丘地区」、「祝戸地区」、「キトラ古墳周辺地区」の5地区総面積約60haからなり、それぞれの特色を生かした公園づくりが行われています。 https://www.asuka-park.jp/ |
写真
【鬼の俎板】
雪隠から少し離れたところに、3つ目の謎の石造物、「鬼の俎板」があります。
「鬼の雪隠」「鬼の俎板」は、もともとは古墳の石棺式石室の一組の石材だったそうですが、なぜこのように転がり落ちたのか、謎ですね。
雪隠から少し離れたところに、3つ目の謎の石造物、「鬼の俎板」があります。
「鬼の雪隠」「鬼の俎板」は、もともとは古墳の石棺式石室の一組の石材だったそうですが、なぜこのように転がり落ちたのか、謎ですね。
【亀石】
4つ目の謎の石造物、「亀石」です。
やはり、何の目的で作られたかは不明ですが、恐ろしい伝説があります。
「昔、大和が湖であった頃、湖の対岸の当麻(たいま)と、ここ川原の間にケンカが起こった。長いケンカの末、湖の水は当麻に取られてしまい、湖に住んでいた沢山の亀は死んでしまった。
この何年か後に亀を哀れに思った村人達は、亀の形を石に刻んで供養したという。今、亀は南西を向いているが、これが西を向いて当麻を睨みつけた時、大和盆地は泥沼になるといわれている。」
4つ目の謎の石造物、「亀石」です。
やはり、何の目的で作られたかは不明ですが、恐ろしい伝説があります。
「昔、大和が湖であった頃、湖の対岸の当麻(たいま)と、ここ川原の間にケンカが起こった。長いケンカの末、湖の水は当麻に取られてしまい、湖に住んでいた沢山の亀は死んでしまった。
この何年か後に亀を哀れに思った村人達は、亀の形を石に刻んで供養したという。今、亀は南西を向いているが、これが西を向いて当麻を睨みつけた時、大和盆地は泥沼になるといわれている。」
【龍蓋池】
昔、義淵僧正という勇者が、飛鳥を荒らす悪竜をその法力により石の蓋をもってして池に封じ込め、改心した竜は善龍となって、今もこの池に眠った。この池を「龍蓋池」と名付け、「龍蓋寺」の由来となったそうです。
昔、義淵僧正という勇者が、飛鳥を荒らす悪竜をその法力により石の蓋をもってして池に封じ込め、改心した竜は善龍となって、今もこの池に眠った。この池を「龍蓋池」と名付け、「龍蓋寺」の由来となったそうです。
【鐘を突こう】
この鐘は戦時中、供出の運命にありましたが、御仏の加護があってか、その難から逃れることができました。
鐘の表面に7つの穴が開いているそうですが、戦時中に供出のため鐘の材質を調べる為にあけられた穴の跡だそう。
それでは、平和の祈りを込めて鐘をつきましょう。
アターーー!
この鐘は戦時中、供出の運命にありましたが、御仏の加護があってか、その難から逃れることができました。
鐘の表面に7つの穴が開いているそうですが、戦時中に供出のため鐘の材質を調べる為にあけられた穴の跡だそう。
それでは、平和の祈りを込めて鐘をつきましょう。
アターーー!
【石舞台古墳】
場所を移動して5つ目の謎の石造物、「石舞台古墳」です。
巨石30個を積み上げて造られた石室古墳で、その規模は日本最大級。
蘇我馬子の墓と伝えられていますが、定かではありません。
場所を移動して5つ目の謎の石造物、「石舞台古墳」です。
巨石30個を積み上げて造られた石室古墳で、その規模は日本最大級。
蘇我馬子の墓と伝えられていますが、定かではありません。
【玄室から】
天井が高い!
玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。
そして、天井石の重さは、南側が約77t、北側約64tもあるそうです。
古代の土木建築技術、侮れません。
天井が高い!
玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。
そして、天井石の重さは、南側が約77t、北側約64tもあるそうです。
古代の土木建築技術、侮れません。
【Maraishi Stone】
石舞台古墳から少し離れて、6つ目の謎の石造物、その名も「マラ石」
男性器を模したもので、本来は真っすぐ立っていたとも言われています。
寄る年波には勝てませんね。
石舞台古墳から少し離れて、6つ目の謎の石造物、その名も「マラ石」
男性器を模したもので、本来は真っすぐ立っていたとも言われています。
寄る年波には勝てませんね。
【橘寺】
橘寺は聖徳太子の生まれたところで、当時はお寺ではなく「橘の宮」という欽明天皇の別宮だったそうです。
西暦572年太子はお生まれになりました。
しかし、不思議なことが、いろいろ起こり・・・
橘寺は聖徳太子の生まれたところで、当時はお寺ではなく「橘の宮」という欽明天皇の別宮だったそうです。
西暦572年太子はお生まれになりました。
しかし、不思議なことが、いろいろ起こり・・・
【三光石】
仏法に傾倒した太子は、606年、推古天皇の仰せで勝鬘経を3日間にわたりご講讃します。すると、大きな蓮の花が1mも降り積もり(蓮華塚)、南の山に千の仏頭が現れ光を放ち(仏頭山)、太子の冠から日月星の光が輝く(三光石)。
驚いた天皇はこの地に寺を作るように命じたそうです。
仏法に傾倒した太子は、606年、推古天皇の仰せで勝鬘経を3日間にわたりご講讃します。すると、大きな蓮の花が1mも降り積もり(蓮華塚)、南の山に千の仏頭が現れ光を放ち(仏頭山)、太子の冠から日月星の光が輝く(三光石)。
驚いた天皇はこの地に寺を作るように命じたそうです。
【高松塚古墳】
最終目的地「高松塚古墳」です。
藤原京期(694年〜710年)に築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。
1972年、古墳の発掘調査が行われ、極彩色の壁画が発見!
1973(昭和48)年高松塚古墳は特別史跡に、また極彩色壁画は1974(昭和49)年に国宝に指定されました。
最終目的地「高松塚古墳」です。
藤原京期(694年〜710年)に築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。
1972年、古墳の発掘調査が行われ、極彩色の壁画が発見!
1973(昭和48)年高松塚古墳は特別史跡に、また極彩色壁画は1974(昭和49)年に国宝に指定されました。
【高松塚古墳壁画館】
発見された壁画や副葬品が、古墳の隣に建つ「高松塚壁画」に「現状模写」「一部復元模写」「副葬品レプリカ」として、展示されています。
高校時代に教科書で見た絵が、目の前に!
発見された壁画や副葬品が、古墳の隣に建つ「高松塚壁画」に「現状模写」「一部復元模写」「副葬品レプリカ」として、展示されています。
高校時代に教科書で見た絵が、目の前に!
撮影機器:
感想
飛鳥ロマンを求めて、飛鳥駅より古墳巡りをしてきました。
「鬼の雪隠」やら「亀石」やら「石舞台」やら、学生時代、歴史の教科書で見た遺跡がいっぱい。
最後に高松塚古墳の飛鳥美人。目の前にあり、感動です。
しかししかし、「酒船石」「キトラ古墳」、まだまだ見てないものがたくさんあります。
明日香村、歴史深い所です。
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