丹沢/沖ノ源次郎沢岩登りトレーニング

2015年01月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 6.1km
• 登り: 977m
• 下り: 973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:49
• 休憩: 4:28
• 合計: 6:17

9:28 戸沢山荘
10:34 15:02 水無川本谷
15:39 15:39 戸沢山荘
15:45 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
戸沢に駐車。

コース状況／危険箇所等

◆登山ポスト
戸沢にあり。
◆書策新道
水無川を徒渉するまでの利用だが、崩壊箇所が数箇所ありロープが張ってはあるが一般に安全とは言えない。尾根の取付に黄色テープが張ってあるように現状では表尾根への一般ルートと考えてはいけない。

写真

1/10 9:09

戸沢に到着。今日も好い天気だ。

1/10 9:29

戸沢から歩き出す。

1/10 9:34

天神尾根への道標が見える。この手前から沢に降りて階段を昇り堰堤を越すのが正しい。

1/10 9:35

左岸側に渡り階段を昇り堰堤を越す。

1/10 9:36

この径はもう水無川本谷のルート。行き過ぎです。堰堤を越してすぐに右岸の尾根に取り付くのが正しい。

1/10 9:40

次の堰堤を越す所で右岸側の壁に鎖が張られている。

1/10 9:41

堰堤の左隅のお助けロープでアブミにして登ることもできる。

1/10 9:44

堰堤を越えて行き過ぎに気付いた。のでロープを使ってみんな降りる。

1/10 9:52

最初の堰堤の上の尾根からが書策新道の入口。入口には黄色テープが渡してあり、一般には進入禁止と明示されている。

1/10 9:52

黄色テープが張ってあるけど行かせてもらいます。

1/10 9:54

尾根を登りやがて東斜面のトラバースになる。

1/10 10:15

トラバース路も最初は平穏。

1/10 10:18

でもそのうちに危うさが現れて来る。最初の丸木橋だが実に頼りない。

1/10 10:22

久し振りに履いた冬靴が重い。

1/10 10:25

こんなロープを頼りにする崩壊地が沖ノ源次郎沢出合まで数箇所ある。

1/10 10:27

沖ノ源次郎沢出合手前の涸れ沢。沖源ではありません。

1/10 10:28

書策新道と本谷との出合地点の看板。1197mは何を指すのか？

1/10 10:31

地図を確認中。ここから標高で10m高い所、本谷が右に屈曲する所の左手が沖ノ源次郎沢になる。

1/10 10:35

ここまで上がるとキラキラ光る湘南の海が見える。

1/10 10:38

沖ノ源次郎沢出合。本谷は右へ行く。沖源には水は流れていない。

1/10 10:39

正面が沖ノ源次郎沢F1。右のルンゼは落石注意だ。シカの啼く声が頻繁に聞こえた。

1/10 10:40

13Kさんが触れた大岩がグラリと動き、一同驚愕。Aki-CLさんは「僕の弁当が潰されるところだった」と流石余裕の一言。弁当を確保。

1/10 11:05

早速アイゼンを着けてやる気満々のT女史。

1/10 11:05

先ずはAki-CLさんがリードで。

1/10 11:10

右壁側を登り、所々にある残置ハーケンを利用して中間支点を取って行く。全部で4点。

1/10 11:17

抜けた。

1/10 11:27

支点を作ってトップロープを仕掛け下降するAki-CLさん。降りて来ての評価はIII+からIV級とのこと。

1/10 11:37

次はT女史。いきなりアイゼン着けて挑む。

1/10 11:50

続けてT井君がザックを担いで取り付く。

1/10 12:09

苦労したけど行き着けて満足の笑顔。

1/10 12:11

13Kさんはアイゼンを着けてのトライ。

1/10 12:25

tadomasaは先ずはノーアイゼンでトライ。その後にアイゼンを着けてトライ。

1/10 12:41

Aki-CLさんもアイゼン装着でトライ。

1/10 12:55

T女史の再トライ。今度は左壁側から。

1/10 13:09

上手いことツルツルの所を巻いて登った。

1/10 14:19

13Kさんにフォローする形でT井君が登攀。

1/10 14:44

懸垂で降りる。

1/10 14:47

プルージックでの自己確保も併用してのラッペリング。

1/10 14:53

氷の造形も少し。

1/10 15:46

4時間程トレーニングして戸沢に帰着。もう陽が大分傾いているけど1日快晴だった。

撮影機器：

D90 ニコン

感想

tadomasa

冬を目前にして、と言うかもう真冬だが、アイゼン登攀練習、ザイルワークの基本練習と言うことで沖ノ源次郎沢F1で岩トレ。快晴の一日を気持ち好く過ごした。夜はそのまま焼肉店で新年会。これもまた好いかな。

沖ノ源次郎沢F1は20mとされているが、そこまでの高さは無い。枯れ草が多く少し鬱陶しいが、見た目よりは岩は安定している。
見た目はホールド、スタンスが豊富なように見えるが、ルックスよりもハードでIII+〜IV級と言うAki-CLさんの評価だった。僕も同感。

13K

F1左側は、枯草・土・浮石が多く意外に登り難い。
F2は見たところ枯草・土がなくすっきりした印象。

F1を登ったテラスには確保点として、
古いリングボルトが3本あるがそろそろ寿命の様子。
他に直径15cmぐらいのりっぱな鉄のリングが右側と中央に1個づつある。
さらに1m奥にはステンレスのボルトが2個ある。これは新しい。