【高畑山〜倉岳山】無生野から梁川駅へ


- GPS
- 06:36
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 977m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ】 ・梁川駅 【危険個所】 寺下峠からの下山路で足場が悪い箇所多し。 818mのピークから寺下峠まで、迷いやすい箇所有り。(実際、自分が登山道ロストした。) 【コース状況】 積雪なく、全般的に乾燥路。 立野峠から寺下峠までの縦走路には、動物のフン多数。 |
写真
感想
ちょうど1週間前に計画していたこのコース。
仕切り直しということで今回。
ちょっと寒いけど、天候は最高。秀麗富嶽の旅には絶好条件だったし。
ところが、出発準備をしていると最寄り駅の電車が運転見合わせ中とTVで。
なんとunlucky。
一瞬、車で行くことを考えるが、やっぱり電車にする。
幸いに運転再開間近のようだし、電車の時刻には余裕をもって計画していたので、早めに自宅を出ることで何とか間に合わせることを考える。
で、結局、余裕で上野原駅着。
8:30発の無生野行きのバスは自分を含め乗客2名。登山者は自分だけ。終点まで乗ったのも自分だけ。飯尾方面や井戸方面はそこそこ乗客がいたのに…。
これだけ乗客が少ないと廃止になりそう。高畑山も倉岳山も人気の山だけど、ほとんどが中央線の駅から登るみたい。無生野から登れば、標高差で200mも楽できるのに…。
<無生野〜穴路峠>
県道の途中で突然降ろされたという感じの無生野バス停。
しばらく県道を進み、橋を渡るとすぐに右に穴路峠方面への道標があり、そこを右折。
右手には民家があり、オジサンが作業中。Good morningを交わす。
すぐに沢沿いを歩くが、沢の水を引くホースから水が噴き出していて、それが凍り、氷の芸術が出来ている。これも自然美というのか。
コンクリの道がいつの間にか土の道に変わる。
杉の植林帯を歩くので、南斜面なのに何となく暗い雰囲気。明るい道を期待していていたのにちょっと残念。
それにあまり歩かれていない感じもして、やっぱりバスに乗る人の少なさを感じる。
結局、尾根の近くまで植林帯を歩いていたような。そのかわり、それほど苦労をせずに尾根に上がれるって感じ。
ということで、穴路峠はすぐだった。
<穴路峠〜高畑山〜穴路峠>
予定では、ここから倉岳山に直接向かうのだったが、ここまで来ると高畑山には寄っていきたくなる。コースタイムで往復65分。
で、行く。
途中の小ピーク天神山では北方の展望が開ける。扇山、百蔵山を手前に、権現山、大菩薩連嶺、奥多摩から奥秩父まで、大展望。
一旦下って、しばらくは平坦な道を行くと、最後は急登を喘ぐ。
途中で降りてくる登山者が多数だったの、山頂は自分以外は2名のみ。
そしてなんといっても南西方面が開けていて、富士山の大展望。
いつ見ても、このお姿はいいよなぁ〜。
写真だけ撮って、すぐに戻る。
天神山で再度北側の展望を確認し、穴路峠に戻る。
<穴路峠〜倉岳山>
倉岳山は遠い昔に登頂の記憶有り。よって、2度目のアタック。
急登と足場が悪い登山道という印象が残っていた。
途中まではそれほどでもないけど、山頂直下は確かに急登。それでも、短時間なので頑張れる。
登った山頂は人がたくさん。
高畑山からこちらに移ってきた人たちが昼食という感じ。
肝心の富嶽展望はというと、高畑山の方がいいかも。位置によっては樹木が邪魔だったりするから。
自分もここで昼食にする。
<倉岳山〜立野峠>
足場が悪かった記憶は、倉岳山から立野峠への下りの道だったのかも。
急坂に加えて、滑りやすい地面。非常に歩き難いこと甚だしい。
低山だし、ハイキング気分で来ると、嫌になるかも…とそんな感じ。
<立野峠〜寺下峠>
立野峠で休んでいると、登山者が秋山側から登ってきて、そのまま梁川駅側に降りて行った。無生野から上がっていく途中で降りてきてすれ違った人かも。ピークには興味がなく、峠ハンターか?
さて、立野峠から先の寺下峠までのこの尾根道。ぐっと人が少なくなる。実際、下山まで誰にも会わなかったし。しかも、登山道に動物のフンが目立つ。これは歩く人が少ないという一つの証拠。
いくつかのピークを過ぎ、山と高原地図で「迷」マークが付いている地点に来る。
消えかかっている道標と地面に落ちている道標が、ここで真っ直ぐに行かずに左に折れろということを示しているように見える。
踏み跡も左に付いているので、ここで左に折れた。
ところがその先に踏み跡が発見できない。杉の木に赤テープが巻いているので、それを目指して進んでいくが踏み跡らしきものがない…。
とにかく進んでみて、赤テープを探そうと思うズンズン進んで行ってしまった。
が、結局、登山道ロスト。
だいぶ下ってしまったので、戻るかどうか躊躇する。
ここで登場するがの、スマホアプリの「地図ロイド」。
GPSで現在地を地図上に表示。登山道はもっと左手の尾根にあり、秋山側の下ってしまっていることが分かったので、左に平行移動して、何とか登山道に戻る。
まんまと道をロストするとは情けない…。
<寺下峠〜梁川駅>
当初の予定では、ここからさらに新大地峠を経由して四方津駅に出るつもりだったが、高畑山を往復したので時間切れ。梁川駅に降りることにする。
降りだしは普通の登山道だったが、ロープが出てくると急に足場が悪くなる。いわゆるザレ場で登山道が崩れ気味。メインコースではないこともあり、登山道の補修の手も入らないのか…。
さらに沢筋の道になると少し荒れた感じにもなり、歩かれていないということがよく分かる。道をロストするほどではないけど、歩くには注意が必要な感じ。廃道にならなければよいが…。
さらに国道20号に出る交差点で、交通事故の現場に遭遇。ワゴン車が半壊するほどの衝突だったみたい。気をつけないと。
その事故の影響で大渋滞の20号線を梁川駅まで歩いてゴールする。
<まとめ>
高畑山も倉岳山も秀麗富嶽十二景だけあって、富士山のよい展望台。
この季節にはいつでも行きたい山。
駅から登れるのもいいし。
でも、本文にも書いたけど、秋山側から登った方が楽なのを実感。
久しぶりの道迷いも実は楽しかったりして。GPS+スマホに感謝。
これからは雪の季節。早春の花が咲く頃が、また楽しみだな。
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