富士山八合目、宝永山



- GPS
- 10:22
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:19
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:05
天候 | 初日晴れ、富士宮口五合目で20度中盤 2日目は曇り時々晴れ、日の出の4時半で7度、五合目で25度 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
ものすごい数の登山者がいるので迷いません |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
子どもが夏休みに入ったこともあり、末っ子を連れて1泊2日で富士山にトライしてきました。新幹線で三島駅8時50分着、富士急のバスが9時半発で富士宮口五合目は11時半に到着。降りたところで高度順化のため30分ほどのんびりし、六合目が30分以内とすぐ近くのため山小屋で慣らしの続きを兼ねて昼ごはん。うどんを食べながらさらに30分ほどゆっくりして歩きはじめました。
初日の大きなテーマは高山病にかからず八合目の山小屋までたどり着くこと。1泊2日で焦る必要がないので、体調管理が全てと思い定めて努めてゆっくり登りました。
登山道はザレとガレが交互にやってきます。勾配はそこまでキツくないので登りは良いですが下りの人は結構たくさん転んでいるのを見かけました。単純に滑りやすいのと、体力の問題かと思います。普通の山では体力の限界を感じさせるくらい見た目にへばっている姿の登山者はそういませんが、富士山ではむしろそういう人の方が普通のような感じです。山慣れしていない一般の人たちが多いのはそれだけメジャーな場所ということだと思いますが、危険な状態でもあると思いました。
われわれは、ゆっくりペースを言い聞かせて新七合目、元祖七合目、八合目と標高を上げ、ここから富士宮ルートを外れて一瞬ブル道を10分ほど歩いて御殿場ルートに合流。少し上がったところの赤岩八合館に泊まりました。
宿はいまの円安を反映してか、半数くらいが外国からの人たちで、英語や中国語、韓国語が飛び交うインターナショナルな雰囲気。おかわり自由のおいしいカレーを2杯いただいて7時半くらいには休みました。
翌日は、当初のプランでは小屋で日の出を見てから5時ごろ山頂に向かい、お鉢巡りをして砂走りを少し楽しんで宝永山経由で富士宮口に戻るというもの。4時に起きてコーヒーをもらい(600円)外で夜明けを眺めていましたが、起こしたはずの息子が来ません。布団に戻ると吐き気があるとのこと。寝ると起床時より酸素の吸入が減るので高山病の症状が出やすいことがあるようです。眠いというので早朝出発はやめ、水分をとって回復を待つことにしました。
8時半ごろ目を覚ましたので体調を聞くとだいぶ回復した様子だったので、山頂を目指すことに。それでも、八合目を過ぎて標高3400メートル過ぎで「やっぱりムリ」とギブアップ宣言が出たので、残念でしたが下山することにしました。
高山病は重篤でなければ気圧が戻れば症状もけろりとなくなると聞いてはいましたが、息子の状態も標高が下がるほどに回復。七合目まで降りたらもう普通に戻りました。ただ、元気になってももう一度登る気はなし。下り六合目までの砂走りを楽しんで宝永山経由で帰りました。
今回は慎重に事を進めた自覚があっただけに残念でしたが、また機会を見つけて登頂を目指そうと思います。
こんにちは😄
富士登山は残念でしたが、賢明な判断だったと思います👏呼吸が浅くなると、高山病の症状が出ると良く聞きます。私の友人もそうでした。
富士山は逃げませんので😅またトライして下さい!
こんにちは。コメントありがとうございます!
賢明な判断と言っていただけると救われます。
またしっかり準備を整えて行こうと思います。
八合目で撤退、ボクも良い判断であったと思います。
次回はもう少し標高が低い所で宿泊の方が良いでしょうね。高山病発症リスクが高い標高エリアに、長時間滞在するのは悪い影響しか無いように思います。
五合目で一泊して、翌朝から日帰りの方が良いかもしれません。
富士登山の「弾丸登山」を悪く云う行政側のコメントも諸悪の根源でしょうか。
こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに八合目の宿泊は発症リスクの高い場所での滞在ですね。
日帰りが大変そうな中で、高地に慣れて体力も回復すると思っての選択でしたが、
リスクが少ない場所で慣らしてから登る方が実感としても良さそうですね。
次回の参考にさせてもらいます。
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