有明山 真夏のアスレチック登山
- GPS
- 07:30
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:26
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢を詰めたあとはひたすらハシゴ、鎖場、ロープつかんでの急登、樹林で展望は山頂近くまでなし…と修行のような山と書けば、篤志家向けの山みたいですが、そうでもありません。 手足を総動員するので、楽ではないですが、これが好きな人もいるから何とも言えない(笑)。 長い登りだけに山頂にたった時は充実感あります。 稜線はシャクナゲ多数、季節にはさぞ見事でしょう。 この季節はミヤマママコナ街道。 岩場の上を行く山頂稜線の雰囲気も独特で良し。 中房温泉への下山はやはりロープやハシゴばかりのいやーなトラバースが長々と続いたあと、急坂を下りきって有明荘の裏手にひょっこりと出て終了。途中、オミナエシが盛りでした。 麓から目立つ割にはアスレチックのような急登を嫌ってか 登山者は超少なく、穂高からの乗合バスでこの山に向かったのは自分一人。走り去るバスの車窓からは中房温泉から合戦尾根を登るであろう登山者の皆さんの『どこ行くんだろ、この人は?』的視線がとても印象的でした。 |
その他周辺情報 | 有明荘の露天風呂は、中房温泉に比べて静か。 平日の午後、宿泊客が入浴に入る前はだーれもいない露天風呂を楽しみました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
|
---|
感想
ガイド講習で週をおかずに通う安曇野。
西には北アルプス… とその山並の手前に目立つ三角錐の姿で『どんっ!』とそびえている山がある。
それがこの日登った有明山。
いかつい山容もあって、『俺を無視してアルプスには入らせんぞ』と言わんばかり。
知らないうちに登ってこい、と私に魔法をかけてきたらしい。
ロープワークで暑い週末を豊科の街中で過ごした事もあり、翌日の山は蝶ヶ岳が常念岳日帰りを考えていたものの、肝心の相方が『朝起きる自信がにゃい』の一言であっさり前夜のうちに夢の彼方へ消えた北アルプス…(笑)。
ホテルを松本にとっていたのもあり、電車とバスでアプローチできる山となると有明山しかなかった。
せめて中房温泉へ下山する縦走として変化を持たせたものの、そんな必要もなかった。
これでもか、これでもかと現れる鎖場、トラロープの斜面、階段梯子に沢まで高巻きルートもロープ、ロープ、ロープ。
登りも下りもお腹いっぱいのアスレチックを堪能。
前日にロープワーク三昧だったのもあり、トラロープに出くわす度に、『あ、この結び方はアレだな』『え、このやり方、ありなんか?』と変な方向に楽しみが枝分かれ。
少ないながらも花もあって、終わってみれば今一度登りたい山の一つに。
信仰の山でもり、山頂付近には最近ご縁の深い、八面大王の石碑を見かけた。
さては本日有明山に誘われたのは、実は八面大王の仕業だったかも??
大王の棲んだ有明山、さすがに呼んでくれただけのことはある。期待以上のおもてなしだった(山の魔法は一度かかると登らなければ解けないんだよね)。
今度はシャクナゲ咲く季節に残雪のアルプスの展望を楽しみに、今の講座を受けている安曇野セブンの仲間たちと登ってみたい。
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