川浦谷本谷 50m&70m廊下


- GPS
- 03:24
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 513m
- 下り
- 465m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:25
天候 | 晴れ 雲量多め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
退渓地点に成る新深山トンネル東出口の駐車帯にkimu23の車をデポ。 gravelの車で入渓地点まで行き道路の路側の広い所に駐車した。 歩いても1.5km無い位なので、乗り合わせて川浦渓谷まで来ても大丈夫です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水中のぬめり具合は凄い、フェルトソールでも関係なしに滑ると思われる。しかし水面上の乾いた岩はグリップが良いのでラバーソールで通した方が良さそう。 水中と水上の区別がはっきりしているので、水から上がってしまえばラバーソールで問題なかった。 川浦川の水位を調べてみたら、この1週間ほどはかつてない程の減水で水が低いと分かった。 相棒のtooruohさんは、はやりの病に感染したそうで、今回の山行はキャンセルとなった。 行先を「越百川の下部ゴルジュ」としていたが、tooruohさんが居ないとハンマーが1個足りなくて、ネイリングしたピトンの回収が出来ないので、登攀具の要らない川浦渓谷へ行先変更。 50mの廊下 幅広3m滝の上屈曲部から水深5m程幅4m程の淵が直線で伸びている、その長さは丁度50m。 ここは流れが緩いので、すこし浮力の有る物を持って居れば足の推進だけで乗り切れる。 左右の壁には掴まれるホールドがいっぱい有るので、休みながらでも遡行できる。 70mの廊下 先の50mに比べると流れが速い。この70mの廊下には出発点から丁度40m先右岸にテラスが有りそこへ上がれば休憩できるし、後続を引く事も簡単に出来る。 今回は足ひれ ライフジャケット装着だったが、次回の条件が良い時に空身でクロールで突破して見たい。今日の流れなら行ける気がする。 |
写真
graveltrekさん孫とプール行っているのでノンストップで泳ぐ
そうなんです、graveltrekはこの2ヶ月くらい市民プールに通ってクロールの練習してます。1回プールに行くと500m位は泳いでると思いますw
感想
2年前の夏に一度挑戦した川浦渓谷の本谷ゴルジュは入渓直後から遡行に苦労して、海ノ溝谷出会いから少し進んだ幅広3m滝の懸垂ポイントで撤退していた。
今回は水位計の数値を調べた所、従来の最低水位と同等で、この3年間ほどでこれほど水位が下がってる記録は無かった、チャンスなのか?
入渓点まで登山道の様な道を降りると、すぐに見渡せる川浦川の河原がとっても広く見える。
水位が低いおかげで河原が広いんだが、水の奇麗さに遜色はなく驚くほどの透明度は維持されたまま。
早速沢登装備を整えて入渓、朝の8時前なんでとても水が冷たいw
kimu23は3mmの半袖ウェットスーツとラバーソールの沢靴。gravelは3mmネオプレン長ズボンに袖なしのネオプレン上着、それにラバーソールの沢靴、カヤック用のライフジャケットでそれぞれ防寒を図っている。
いつ来ても川浦渓谷の水は冷たくて、水底が丸見えの楽園だ!
「橋が見えますね」と頭上を見る頃に成ると、すぐに海ノ溝谷川との出会いだ。
水が低いのであっという間にここまで来てしまったw 幅広3mの滝手前の右岸斜め懸垂下降ポイントで、いやっちゅう程ラバーソールの沢靴を滑らせながら、3m滝まで下降したが直後の渡渉で足をすくわれ、あやうく振り出しに戻る所だった。
kimu23は懸垂下降を無難にこなして着地。
さていよいよ50mの廊下の入り口に来た!
ここへ来たみんなが遊ぶ左岸壁にある洞窟様の穴には行かず、行動食の補給と給水、トイレを済ませて・・足ひれをセットして行くぞ!
ここはすぐそこに着地点が見えてるので、各自が単独で泳いで通過!流れが無いので簡単だった。gravelは足ひれつけてるんでラッコ泳ぎで空を見ながらスーイスーイと泳いで終了。
そして70mの廊下に正対した。
流れは緩い・・行ける!!
kimu23とgravelのザックは2mの間隔を空けて8mmx30mのロープの末端にカラビナでセットし、さらに30mロープの後ろに6mmx10mのお助けロープを連結した。
これで40m先にある右岸のレストポイントに届くはず。
guravelはザックが無くなったおかげで更に身軽になり、足ひれをバタ足キックしながら、腕は平泳ぎの動作でスイスイっとレストポイントへ到着。
しかし、足ヒレが邪魔でレストポイントに上陸できない(泣)・・しばし格闘してなんとか這い上がることが出来た。
腰に付けて来たロープの末端を手繰ると、簡単にザックがこちらへ泳いでくる。
そしてその後ろにはkimu23が付いてくる。
gravelはここでお調子こいて一生懸命にロープを引いた。そうしたら勢いが強すぎた様でkimu23は顔が水中に没してしまった様で、息が出来なかったそうだ。
ザックがgravelの足元まで来て、後ろにいるkimu23がえらく咳き込んでるので「どうしたの?」聞いたら顔が沈んで息が出来なくて水を飲んでしまったと言う。あやうくkimu23を殺すところだった。
kimu23を引き上げてから残り30mを泳ぎだす。
最初は左岸沿いに泳いでいくが、途中から水流が速く成って来るんで右岸側へ逃げる。
70m廊下の先に有る3m滝の流れは右岸側から左岸側に打ち付けて居るので、滝つぼの真下近くまで右岸沿いを泳いでガバのホールドを掴んでいったん休憩。
対岸の少し下流の水に見え隠れしている棚を狙って飛び込むように体を伸ばすと、少し流されるが棚の目の前に到着する。
あとは手のひらで棚の上に体を持ち上げ流されない様にする。ツルッツルの岩を慎重に乗り上げて水から体が出ればもう安心。
すこし上流側に岩を辿ってから後ろを振り返ると、70m廊下の中心の最上流に身を置く事が出来る。
足元の岩は乾いて居ても、自分が運んできた水で濡れるといきなり滑りやすくなった。なんとか足を踏ん張ってkimu23を引き上げた。
今度はゆっくりとロープを引いてkimu23が沈まない様に気を使ったw無事にkimu23上陸! 核心の50m 70mの廊下が済んでしまった・・・w
あとは退渓ポイントのつり橋までって思ってたら、いやいやなんの!この先が面白かった!
大笑いしながらつり橋まで進むと、アブの猛攻に責め立てられて休憩どころでは無くなってしまった。
kimu23を見ると体の周り中アブが飛び回っている、すごい数のアブだ。アブがkimu23に行ってるおかげでgravelは平和だった・・しかしすぐに立場が逆転する、kimu23が水中に体を沈めてアブを敬遠すると、標的を無くしたアブは一気にこちらにやって来た、今度はgravelの番だ(泣)
退渓点で休憩してゆっくり昼飯カップラーメンを食べる予定だったが、あきらめて車に戻ることにした。時計を見るとまだ午前10時48分・・もう少し遊びながら遡行すれば良かったかな?
十分以上に楽しめた夏の川浦渓谷の遡行だった。
kimu23desさんありがとう。
今回の沢は当初予定から変更・変更・再変更でリベンジ沢に!プランC
土曜日の疲れも有り川浦渓谷なら3度目だし余裕と思って居たけど沢は何が有るかわかりませね。入渓からすぐ泳ぎで岩に登ろうとしたらツルツルでバランスを崩してドポン!その時にザックの肩掛けの下のベルトが外れる(切れる)ハプニングで片方のベルトでしか肩に掛かって状態に・・・どうしようと思ったけどスリングとロープスリングでなんとか補修良かった。スタートして帰ると言ったら怒られそうだったので必死でした。水量は6年前来た時と同等くらいかな〜と思いましたが前回はウエットスーツがロングジョン、今回はショートジョンと少し浮力がなかったのかな〜と今になって思う。だって廊下で泳いでる時やけに沈んだ。
ロープで引っ張られているのも有るけど、ライフジャケットまでは必要ないけど何か浮力になるアイテムは欲しいと感じた。引っ張られるなら最初から、防水ザックを浮き袋にバタ足で泳げばよかったかな〜
水も冷たく感じたので、ここはシーガルでもいいくらいだ!持ってないけど
で廊下の1ピッチ目で水を飲んで気管に入り、1.2分息が出来なくなり焦った。
このまま溺れるのかな?と一瞬思ったけど少し落ち着いたら息が出来るようになったので良かった。水は溺れる恐怖が有るからな〜岩も落ちたら怖いけど・・・
今日はgraveltrekさんのフィンアイテムのおかげで助けられましたね。
今日はトップで行ったら廊下を上がれたか???でしたね。
ありがとうございます。この日の為にフィンカットして臨んでくれたgraveltrekさんい感謝です。甘く見ていました。
廊下の跡も流れが急で流されたら滝壺ダイブになるので慎重に遡上してメローな所に来たら今度はアブの大群に付きまとわれ顔だけ出して水に入る始末
顔に一度”チクット”来たけど明日腫れるのか?ただアブがとまった時の痛みが・・・
明日わかるかな?!
今日は考えるとgraveltrekさんと初バディーでしたが助け合い出来て良く出来たのでは!
コメント
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恨めしい、もとい、羨ましいです。
自分はこれから整形外科に行ってきます😅
楽しさMAXですよw 次は一緒に行きますか?
もしかしたら、当分、登山は行けなくなりそうです。
残念です。
お医者さんに何か宣告された?
復帰お待ちしてます。
レス、ありがとうございます。
来週、再検査でわかるようです。
とりあえず数週間は溜まった仕事でもしておきます。
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