戸ノ上山(寺内〜高蔵森林公園:縦走)
- GPS
- 05:26
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 889m
- 下り
- 823m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:16
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂は、滑りやすい箇所があります。 沼分岐より高蔵森林公園への道は、特に滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
久しぶりの単独登山でした。
いつもマイカー利用で登山するので、どうしてもスタート&ゴールが一緒にせざるをえないのですが、今回は、妻が送ってくれることになったので、企救自然歩道の縦断に挑戦してみました。
今回のポイントにしていたのは、2つです。
ひとつめは、『戸ノ上山の登山口を寺内バス停からにする事』
理由は、マイカー利用だと、どうしても駐車場の確保が必要になりますが、寺内バス停付近には、ないのです。少し歩けば、城山霊園があり、駐車スペースが確保出来そうなのですが、そこからだと、寺内バス停までは、意外と距離があるし、なんといっても、門司〜新門司の幹線道路なので、交通量が多いから、あんまり歩く気がしないのです。
よって、今回は、妻に寺内バス停まで送ってもらえるので、そこから登る事にしました。
また、縦断ならば、戸ノ上山を越えて歩きたいので、前回登った、桃山登山口だと、縦断するには、山頂から逆戻りになるから…なんか、気が引けたのです。
ふたつめは、『沼分岐は、どこに出るのか?を確認する事』
先月、高蔵山森林公園から、沼林道を経て、足立山に登ったのですが、その際、企救自然歩道に合流した地点(高蔵山森林公園分岐)は、『足立山から1.0km』地点でした。てっきり、そこが、地図ガイド等に見られる『沼分岐』と思っていたのですが、違いました。実際には、前回の合流地点よりも、もう少し、戸の上山方面に向かった方面にあるらしいのです。
で、そこから、その道を進めば、どこに出るのか?を確認したかったのです。「沼分岐」という名称からも、沼方面に出ると思われるのですが、現実は、「高蔵山森林公園」あたりが、沼なので、上に述べた「高蔵山森林公園分岐」から進む道と同じく、「高蔵山森林公園」に出るのではないか?と、地形図を眺めながら考えていたのです。(ちなみに、私が確認した地形図に、沼分岐からの道の記載はありませんでした。)
そういう訳で、ジブンのクルマは、あらかじめ、高蔵山森林公園の駐車場にとめて、そこから妻に門司区の寺内バス停まで、送ってもらい、スタートしました!
寺内バス停からの登山口は、民家の横の舗装路の急登から、いきなり始まります。民家を抜けて、階段を上がりきったあたりから、登山道らしくなってきました。
途中、戦国時代?の『柳城跡の石碑』があり、北側の風師山/矢筈山の展望が開けます。やがて、左から、城山霊園からの登山道と合流します。その辺りに、案内板がありました。
そこからは、また急登が続く感じで、道は歩きやすいのですが、きつかったです。そのまま戸の上山に向かってまっすぐ登るのかな?って思っていましたが、東側に巻きながらゆるく登り、そして、急登で、まっすぐ登って行きます。
やがて、ベンチのある休憩ポイントを過ぎた辺りから、辺りに、岩が露出するようになります。そして、山頂にある戸ノ上神社の上宮に出ます。
このルートは、前回登った「桃山登山口」に比べたら、ハードな印象でした。一昨日に英彦山に登った疲れのせいもあったかもしれませんが、息が切れました。
山頂からは、関門海峡側の展望が素晴らしいのですが、今回は、全体的にガスがかかっている印象でした。小休止して、大台ケ原に向けて、縦走路を南に下山します。
前回も思いましたが、やはり大台ケ原が見えて来るポイントは、戸ノ上山登山のハイライトだと思います。遠くに、屏風の様にどっしりと居座る「足立山」とのコントラストは、ここは、本当に北九州なのか?と思えてくる程大好きなポイントですね。
大台ケ原で絶景を堪能し、ここで昼食を済ませ、縦走路を南に進みます。
縦走路は、大台ケ原からは、徐々に高度を下げて行きます。途中、桃山登山口への分岐を過ぎ、更に高度を下げ、やがて、森林の中を歩きます。すると、すぐに、左側に畑貯水池への分岐が現れます。が、案内標識があるから、ここが分岐とわかるだけであって、その分岐道は、明確なものでは、ありませんでした。
ここから、何度かアップダウンを繰り返すのですが、高度300m前後を高低差100mをくりかえす感じで、結構急な坂が多いです。また、縦走路とはいえ、そんなに踏み固められた道でもなく、落ち葉に隠れた土は滑りやすい箇所もありました。
やがて、吉志からの分岐の標識に出ますが、ここも、ここが分岐道とは、わかりにくいものでした。あまり活用される方がいないのかもしれません。また、地図には、門司区藤松からの分岐道が合流する様でしたが、今回は、発見する事が出来ませんでした。次への課題が残りました。
高度400m過ぎのところで、門司区藤松と関門海峡の展望が開ける場所が一カ所ありました。大台ケ原から30分ほど歩いた場所で、ここには、簡易ベンチの様なものも設置されていました。そして、ココが縦走路で門司区方面が見渡せる最後の場所でした。
そこから、すこし東側に曲がりながら高度を下げ、そしてきつい急登を越えて、440mのピークに出たところが、どうやら門司区と小倉南区の境界のようです。そして、そこから少し下ると『沼分岐』の標識に出会いました。足立山まで1.8kmでした。
この沼分岐には、ベンチが二つ設置されてます。そして、ここから、足立山に向けて、防火帯が登山道に平行する様にあります。展望も、初めて、真正面に、小文字山(裏側)が見えて来ます。ちょうど、U字谷のようになっている部分の始まりで、この谷一帯は、防衛庁の敷地になるので、一般者は、立ち入り禁止です。
ここで休憩をして、しばし考えたあげく、もう少し縦走路を南に進む事にしました。
そして、高蔵森林公園への分岐地点(前回歩いた場所)足立山まで1.2kmの案内表示板のところまで、進み、そこで、沼分岐まで戻りました。しかし、この間は、結構なアップダウンで、キツかったですが、途中、足立山まで1.5kmの案内表示板のところは、展望抜群でした。案内板には、ツゲの木があって、印象的でもありました。
沼分岐から、その分岐道に進みます。
支尾根を下る感じなのですが、土が柔らかく、急な坂でもあり、何度も滑りました。やはり、ここもあまり人が歩いていない感じでした。しかし、道は、マーキングされているので、迷う感じでは、ありませんでした。
何処に出るのかな?
イメージ的には、縦走路から90度支尾根を下っているようです。やがて、痩せ尾根の上を歩いている感じになりました。地図で確認すると、この道は、門司区と小倉南区の境界上を歩いているようです。
やがて、鞍部のような平らな場所で、分岐がありました。どうやら、九電の高圧線の鉄塔のための道の様です。地図で確認したら、ここで、その分岐を右(南)に、下った方が、高蔵森林公園に出ると判断し、そちらに下りる事にしました。
もしも、曲がらず、支尾根をまっすぐ進んだら、鋤崎山方面へ向かうかもしれませんが、それも次回の課題とします。
柔らかい土で滑りやすい急な坂を、設置された階段を使って慎重に、ジグザグおりていきほどなく、鉄塔に出ました。
そこは、曽根干潟方面への展望がどーんと開けていました!
なかなかの絶景です!
よく考えたら、企救自然歩道の縦走路には、この曽根干潟方面の展望は、一切ありません。高蔵山堡塁広場には、開けていますが、角度や高度的にも、ここからが一番だと思います。これは、今回の収穫でした!
そして、鉄塔をさらに、下っていくと、やがて林道の終点に出ます。そして、その道は、高蔵森林公園に出ました!
高蔵山森林公園は、足立森林公園の賑わいとは、正反対のひっそりとした山奥にある公園です。同じ企救自然歩道の麓に位置するのに、この違いには、びっくりです。もっと、高蔵側からの登山者が増えると良いのにな。などと思ったりもしました。
今回、縦走をしてみて、アップダウンもかなりあって、前回の足立山〜小文字山よりも歩き応えがありました。まだまだ、体力がないな。って実感しました。
ですが、初めて、登山口と下山口が異なる山歩きを体験出来て良かったです!
なんと言っても、門司区〜小倉南区の間を歩いた!って事が、地元民にとっては、ちょっと誇らしく感じられたのが嬉しかったです!
長文をお付き合いくださり、ありがとうございました!
戸ノ上山〜足立山の縦走は 一度 やってみたいです。 大変 参考になりました!!
nh1030さん
ありがとうございます!
戸ノ上山〜足立山の縦走は、楽しいですよ!
是非、一度行かれてみてくださいね!
小文字山も組み込んでみるとよいかもしれません!
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