仙丈ヶ岳・アサヨ峰・テント泊

2023年07月31日(月) 〜 2023年08月01日(火)

• GPS: 14:28
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,992m
• 下り: 2,240m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:16

8:06 長衛小屋
8:10 8:18 仙丈ヶ岳二合目登山口
8:24 8:28 北沢峠
8:28 8:28 北沢峠 こもれび山荘
8:40 8:41 大平山荘
9:42 9:56 薮沢大滝
10:05 10:13 藪沢徒渉点
11:39 11:42 藪沢小屋分岐
11:53 11:58 馬の背ヒュッテ
12:08 12:27 丹渓新道合流
13:07 13:17 仙丈小屋
13:27 13:28 地蔵尾根合流
13:49 14:00 仙丈ヶ岳
14:18 14:18 仙丈小屋分岐
15:18 15:19 小仙丈ヶ岳
16:08 16:10 薮沢大滝ノ頭
16:48 16:48 北沢峠・長衛小屋分岐
17:13 17:13 北沢峠
17:18 17:18 仙丈ヶ岳二合目登山口
17:22 長衛小屋

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:09

6:05 長衛小屋
6:35 6:40 仙水小屋
7:07 7:08 ガレ場
7:27 7:32 仙水峠
9:26 9:27 栗沢山
10:48 11:25 アサヨ峰
12:43 12:50 栗沢山
14:14 長衛小屋

　40年以上前に黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳を越え、北沢峠に下り、仙丈ケ岳を目指した。雪で白くなる道に心細くなり敗退を決めた。山のことは何も知らず、一人で歩くのが楽しかった。この敗退を機に山の会に入ろうと考え始めた。仙丈ケ岳は私にとってそんな山だ。
　
　山の会に入ってからは違うジャンルの道を歩んだが、年老いてまた一人で歩いていた頃の山に戻ってきた。仙流荘で朝一番のバスに乗り北沢峠に降り立つ。懐かしい香りがする。長衛小屋でテント受付を済ませ設営する。平日にしては、テントの数が多い。やはり人気の山域なのだ。

　8時過ぎに出発。大平山荘までかなり下る。通ってきたバス道沿いある山小屋だ。樹林帯の道は歩きやすく、眼下に沢が見えはじめる。沢沿いの道になると花が気になりだし、立ち止まっては写真を撮るのでなかなか前に進まない。二人連れのパーティー二組に追い越される。
　
　滝が観える沢沿いの岩石に座り、レーションを食べ休憩。元気を出して再び進む。馬の背ヒュッテあたりは高山植物の保護網がめだつ。やがて薮沢カールに建つ仙丈小屋へ。圧巻の景色を見やりながらいよいよ頂上にむかう稜線へ。

　時間帯が遅いのか頂上にはほとんど人がいない。のんびりする間もなく下山に向かう。登て来たルートが見渡せ、カールの全容が眼に入る。小仙丈ケ岳に向かうルートからは甲斐駒ヶ岳、鋸岳の雄姿が。小仙丈ケ岳からの下山ルートは石がゴロゴロしており以外と歩きづらい。テント場に向かう分岐点からは土の道で快適になる。どんどん下りていくとテントが見えはじめ無事帰ってこれた。

　かなり疲れたのか、カレー飯を食べる元気がなく、小屋でビールとつまみを買い、食べた後、そのまま寝てしまう。

　翌朝、心配だったが以外とやる気があり、予定ルートを行く。仙水小屋から少し行くとゴーロ帯が目立ち始め、仙水峠まで続いていた。ハイカーが一人あっという間に抜かして行った。仙水峠から甲斐駒の雄姿が素晴らしく、ジャンルは違うが思い入れのある山だけに感慨深い。
　
　ゆくりしたかったが、先を急ぎ栗沢山に向かう。この山は、昨日と違い
岩石累々の山で年寄には歩きづらい。山頂で高齢の女性二人と出会う。アサヨ峰から仲間が戻ってくるのを待っているという。高齢者に出会うと何故か勇気づけられる。アサヨ峰には向かう下りはじめは踏み跡が分かりづらい。それを過ぎるとあとは歩きやすいが、思いのほかアサヨ峰は遠い。
　
　山頂には若い女性が二人だけ。山頂は360度、絶景で富士山も見える。昨日より今日の感動のほうがひとしおだ。のんびりと至福の時間を過ごす。下山では広河原に向かうトレランの男性に出会う。こんな爺さんにも話しかけてくれるのが嬉しい。栗沢山へのルートがよく見え、スムーズに戻る。

　栗沢山で、黒戸尾根から来たという若い男性と話しこむ。早川尾根縦走とのこと。若いっていいな。年寄りには山は確実に逃げていく。年寄りの単独行なんてひんしゅくものだと思っていたが。そういえば忘れいた「山極道」という言葉を思い出した。
　
　北沢峠までの下りは、歩き始めを除けば快適で低山でのハイキングのように下って行ける。下山後、テントを撤収し16時のバスで仙流荘に向かう。










　












　



　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/31 6:57

北沢峠

7/31 8:18

長衛小屋へ下る分岐点の水場

7/31 8:18

7/31 8:32

7/31 8:39

7/31 8:40

大平山荘

7/31 8:40

7/31 9:02

鋸岳を望む

7/31 9:02

7/31 9:40

7/31 10:03

7/31 10:08

眼下に薮沢

7/31 10:11

7/31 10:12

ユキノシタ

7/31 10:13

7/31 10:16

ミソカワソウ？

7/31 10:17

7/31 10:18

イワオトギリ？

7/31 10:19

カラマツソウ

7/31 10:19

7/31 10:21

オトギリソウ

7/31 10:22

マルバダケブキ

7/31 10:22

7/31 10:26

ヤマブキショウマ？

7/31 10:27

7/31 10:31

ヤマハハコ？

7/31 10:35

7/31 10:38

ハクサンフウロ

7/31 10:40

タカネナデシコ

7/31 10:41

7/31 10:44

トリカブト

7/31 10:46

コイワウチワ？

7/31 10:49

ひょっとして大滝

7/31 11:03

シロバナノヘビイチゴ？

7/31 11:13

ミヤママンネングサ？

7/31 11:34

7/31 11:39

7/31 11:48

7/31 11:53

7/31 12:34

ヨツバシオガマ

7/31 13:13

7/31 13:16

仙丈小屋

7/31 13:39

ミヤマダイコンソウ

7/31 13:41

イワギキョウ

7/31 13:49

仙丈ケ岳三角点

7/31 13:50

7/31 13:57

山頂から甲斐駒ヶ岳を望む

7/31 13:59

帰りは小仙丈ケ岳ルートを行く

7/31 14:06

7/31 14:11

7/31 14:11

登ってきた道が観える

7/31 14:15

7/31 14:17

7/31 14:44

甲斐駒ヶ岳、鋸岳の雄姿

7/31 14:46

7/31 14:51

小仙丈ケ岳へ

7/31 14:58

摩利支天が観えなくなった

7/31 15:47

ゴゼンタチバナ

7/31 16:07

五合目

7/31 16:48

長衛小屋のテント場に向かう

7/31 17:14

やっと下りてきました。

8/1 6:05

8/1 6:18

沢沿いを行く

8/1 6:27

8/1 6:33

8/1 6:38

仙水小屋

8/1 6:49

仙水峠までゴーロ帯が続く。確か蓼科山にあったような？

8/1 7:18

仙水峠

8/1 7:19

摩利支天の雄姿

8/1 9:15

栗沢山

8/1 9:16

栗沢山山頂からの甲斐駒ヶ岳

8/1 9:24

アサヨ峰はどれだ？

8/1 9:24

8/1 10:18

クサリ場もあります。

8/1 10:49

アサヨ峰。素敵な名前。

8/1 10:51

富士山にガスが

8/1 10:55

またまた甲斐駒ヶ岳

8/1 10:56

8/1 10:58

8/1 11:22

アサヨ峰三角点

8/1 11:23

8/1 11:24

栗沢山に戻る

8/1 14:18

栗沢山から北沢峠に下りる道は上部を除けば快適だった。

撮影機器：

Google Pixel 4a (5G) SIMフリー Google

装備

個人装備

雨具 帽子 レーション 飲料 水筒 レジャーシート 地図（地形図） ルート図 コンパス 笛 熊鈴 計画書 ヘッドランプ ライター 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯（GPS） 時計 タオル ガスコンロ テルモス ガスボンベ（小） コッヘル（小） ストック テント一式 マット シュラフ