久々の感動。早池峰山（北東北遠征シリーズ①）

2023年08月02日(水) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 9.2km
• 登り: 879m
• 下り: 860m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:51
• 合計: 4:43

3:33 河原坊
4:05 4:08 小田越
4:26 4:27 御門口
5:08 5:09 御金蔵
5:21 5:28 天狗の滑り岩
5:34 5:35 剣ヶ峰分岐
5:39 5:39 門馬コース分岐
5:44 5:44 早池峰山
5:52 6:24 早池峰山頂避難小屋
6:28 6:28 門馬コース分岐
6:32 6:33 剣ヶ峰分岐
6:40 6:42 天狗の滑り岩
6:52 6:52 御金蔵
7:24 7:24 御門口
7:44 7:44 小田越
8:11 8:14 河原坊
8:16 ゴール地点

天候

晴

写真

8/1 17:47

登頂前日、15時間かけて河原坊駐車場に到着。夕食は軽く済ませて眠る。

8/2 3:29

2kmの舗装路歩きがあるので暗いうちに出発。

8/2 4:06

ここまでが舗装路歩き。まだまだ暗い。

8/2 4:55

陽が昇ってきた。若干雲があるが天気はよさそう。

8/2 4:55

斜面にも陽があたる。

8/2 5:15

久しぶりにみた雲海。

8/2 5:36

稜線にでると木道が伸びていた。

8/2 5:37

木道の脇には綺麗な高山植物。

8/2 5:37

高山植物2

8/2 5:48

山頂に到着。

8/2 6:00

青森方面の景色。一際高い山は・・・

8/2 6:00

岩木山。明後日に登る予定。

8/2 6:01

三陸方面の山々。

8/2 6:01

太平洋に陽が反射して美しい。

8/2 6:40

下山途中。こんな場もある。

8/2 6:42

綺麗な景色を見ながら、快適に下山。

8/2 11:52

八甲田山向かう途中、道の駅にしねに立ち寄り、杜仲茶ポークステーキ丼をいただく。美味しかった。

8/2 18:56

　夕日に映える岩木山。

8/2 18:56

岩木山アップ。

8/2 19:10

酸ケ湯温泉駐車場から見る八甲田山。明日は雲がとれるといいな。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

kaiseituduki

【いきさつ】
百名山74座目、そして北東北遠征シリーズ第1弾は早池峰山。職場と家庭環境が大きく変わったが、残り27座となった百名山制覇の目標を達成すべく、登山を再開する。昨年の夏は13日間で北海道百名山9座を一気に登り大きな感動を味わった。その感動が忘れられず、当初は九州百名山6座を一気に登る計画を6月ごろから練り始めていた。運よく仕事の整理がつき、8月1日から16連休を取得できたので、7月30日の17時までは万全の計画で九州に行く気満々だった。しかしながら、17時以降に予報が変化し、大陸に抜けるはずの台風6号が迷走する気配を見せ始めたので、大いに悩むことになる。休みは多目にとっているので、現地で数日雨間に降られても全く問題ない計画だったが、屋久島へのフェリー渡航や全体的なコンディションを考え、7月31日の朝の時点で九州登山を断念した。この時点で東北地方の天気は良さそうだったので、未踏の北東北地方5座に登ることを決めた。出発前日の急な変更なので、個々の山のリサーチや車中泊、入浴施設の場所のリサーチがほとんどできていない。出発日を遅らせることも考えたが、南に台風があるので早めに登ってしまうことにした。
【北東北百名山5座の周った順番】
　1日目　＜8月1日（火）＞　移動→深夜2時30分発17時30分着（下道のみ）
　2日目　＜8月2日（水）＞　早池峰山（岩手県）
　3日目　＜8月3日（木）＞　八甲田山（青森県）❇︎当初はこの日に岩木山
　4日目　＜8月4日（金）＞　岩木山（青森県）　❇︎当初はこの日に八甲田山
　5日目　＜8月5日（土）＞　八幡平（岩手県）
　6日目　＜8月6日（日）＞　岩手山（岩手県）
　　→21時30分発。高速利用で8月7日早朝に横浜着
自分の中の一番のポイントは早池峰山。休日は交通規制があり、登山口となる河原坊駐車場まで行けないので、平日に登ったほうが効率がいい。距離的に一番近いので、最初に登る山とした。次のポイントは青森と弘前のねぶた祭り。8月の第1週に開催される。コロナ後初の本格実施となり色々な施設の混雑が予想されたので、8月5、6日休日の八甲田山、岩木山は避けた。よって、岩手県の早池峰山から青森県に移動して2つの山に登り、岩手県に戻ってきて八幡平と岩手山を登ることにした。（実際に3日の夕方は平日にも関わらず、自分の自動車が弘前ねぷた祭りの準備に巻き込まれそうになり、移動に苦労した）
【早池峰山を歩いてみて】
久しぶりの長距離運転と車中泊の旅となったが、4年連続で同じようなことをしているので問題なかった。早池峰へは高速を使えば7時間半で着くが、高速の深夜割引を使うと早く着き過ぎてしまうので、行きは15時間かけて下道を走った。車中泊の場所は河原坊駐車場。フラットな場所でトイレもあり使いやすかった。翌日は3時30分に出発する。真っ暗だが、小田越までは2kmのアスファルト歩きなので道迷いの心配はない。小田越からも暗い道を歩くが前半は特に難所はない。中盤から蛇紋岩が多くなり多少滑りやすいが、普通に歩ける。花の名山と聞いていたが、時期が少し遅かったのか種類はそれほど多くない。風は強かったが、山頂からの景色は素晴らしく、遠くに岩木山が見えた。山頂では栃木や三重から来られた方と山談義が弾む。栃木の方は早池峰は2回目で今回は日帰り。三重の方は7月下旬から北海道の山をいくつか登ってから東北を南下中途とのことである。綺麗な景色を見ながら山談義をするのも久しぶりで、懐かしい楽しみを思い出した感じがした。
【2座目の八甲田山登山へ向けて】
山行はゆっくり歩いても5時間弱で苦労しなかったが、下山後が大変だった。天気予報をチェックして次の日に登る山を最終決定して、車中泊の場所や入浴場所を探さなくてはならない。いつもなら事前計画でこれらの場所は決めてあり、全てカーナビに登録してあるので、プリントアウトした用紙をみて確認した後にすぐに移動するだけでよかった。結局、駐車場で1時間弱いろいろな情報をスマホで調べた後に出発した。翌日の天気が岩木山より八甲田山の方が良さそうだったので、当初の急造計画とひっくり返すことにした。入浴施設はGoogleマップで調べて「つがる温泉」とした。水回りの施設は古かったが400円と安く、休憩施設もありのんびりできた。車中泊の場所は登山口のある酸ヶ湯温泉駐車とした。広くてフラットで綺麗なトイレもあり、八甲田山登山の車中泊には最適な場所だと思う。