マチガ沢からの谷川岳を目指すも断念


- GPS
- 05:25
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 725m
- 下り
- 736m
コースタイム
8:00谷川ロープウェイ駐車場→8:35マチガ沢出合→9:40ラクダのコル目指して急登開始→11:20ラクダのコル着(昼食休憩)12:00→13:00西黒尾根鉄塔(休憩)→13:15谷川岳登山指導センター前→13:25駐車場
天候 | 曇り→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
先月よりも雪は少なくなっており、マチガ沢までは歩きやすかったです。 マチガ沢へは踏み後無し。東尾根方面からは雪崩た後が迫力ありました。 最初は山頂まで見えたものの、時間が経つとガスが下りてきてしまい、ラクダのコルにたどり着いた時には何も見えない状態になりました。 これ以上は危険と判断し西黒尾根を下山となりましたが、さらに強風が吹き始め、コルからの下りの鎖場は本当に怖かったです。 高度を下げるとガスから抜けて視界は効くようになりましたが、急激な天候の変更を肌で感じた雪山でした。 |
写真
感想
●マチガ沢からの登り
空は真っ白、時々雨?雪がチラつく中の出発。気温2℃思った以上に暖かい。今回は冬山だからできるマチガ沢から西黒尾根に登り頂上を目指した。
先月の雪洞以来の谷川岳だが、ますます雪が少なくなっていた。前回は西黒尾根登りでしたが、今回は取り付き地点がマチガ沢出合。こちらの方面には初めて来たので出合に到着した時は感動する。高曇りだったので頂上のオキ・トマの耳までのきれいに見える迫力ある景色。
一の倉沢までの2時間半のハイキングだけのために来るのはもったいないと思ってましたが、こんな景色を見れるなら秋口来てみたいと思った。
出合から木々の間をかいくぐり、いよいよマチガ沢へ向かう。木々を通り抜けると真っ白な世界。圧倒されるような迫力で谷川岳が覆いかぶさってくる。
東尾根方面の沢からは泥も取り込んだ雪崩後か!危険はないものの圧倒される風景だ。 沢沿いにS字の部分まで緩やかに登るメンバー。
いよいよ取り付き地点へ到着。ここからは急登が待っていた。案外雪が柔らかかったためアイゼンは装着せずに登りはじめる。徐々に高度をかせぎ振り返ると東尾根の岩峰が物凄い。
さらに登りが続くが、途中から風が強くなり少しずつガスが頂上から降りてくるのがわかった。斜度はだんだんときつくなる一方で急ぐわけにもいかない。最後のほうは斜度30度以上あり足場をしっかりとつけながらの登り。
●西黒尾根の下山
出合から約3時間でラクダのコルに到着するも、周りはガスがかかって何も見えないばかりか強風が待ち構えていた。
予報からも天候の回復が見込めなかったため、当初決めたように西黒尾根からの下山を決定。ただこの下りが激怖だった。アイゼンを装着し出発すると、ラクダのコルの幅1.5m位しかない雪道。物凄い強風の中、這いずりながら岩に取り付き鎖を頼りに下山。 夏道で降りたことはあるが、この悪条件の中ではまったく世界が違った。雪山で初めて命の危険を感じた瞬間だった。
まーこの難所を通過してからはとっても早い。先月雪洞を作ったポイントまで30分足らず、鉄塔まで来るとガスも風もなくなり歩きやすいことこの上なし。
鉄塔からはシリセードで指導センターまで10分で下山。
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