高齢者になって最初の山・位山

2023年08月10日(木) [日帰り]

• GPS: 01:58
• 距離: 2.9km
• 登り: 221m
• 下り: 208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:57

11:31 ダナ平林道終点
12:04 12:06 天の岩戸
12:18 12:19 位山
12:36 12:37 天の岩戸
13:28 13:28 ダナ平林道終点
13:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最短ルートの駐車場まで，カバヲくんの車で入ってもらいました。一番乗りでした。

写真

自宅を出てすぐ，虹が出ていました😀
幸先が良いですね😄

登山口への道中，位山が見えてきました

ダナ平林道終点駐車場から見た北アルプス； 槍穂高もかっこいいですが，笠ヶ岳が最高❗

左側の尖った山は劔岳だそうです

登山口の駐車場

私達は右側の最短ルートをピストンしました

ずっと日陰だったので，とても快適でした

頂上近くの展望地にて。御嶽山を岐阜県側から見たのは初めて❗

乗鞍岳

白山の上部は雲の中😨

位山頂上の三角点

白山にかかる雲が薄くなってきました

もう少し待っていれば，頂上まで見えそう

準平原っぽい地形

御前峰が見えてきました

劔岳や薬師岳

白山の北方の山々

30分ほど待機したら，御前峰，剣ヶ峰，大汝峰の3つが揃って姿を見せてくれました😍

安房トンネル手前からの笠ヶ岳😍絶対に登りたいです❗

感想

だるまがえる

先週，前期高齢者の仲間入りをしました。高齢者としての最初の山は，飛騨地方の位山にしました。位山には幾多の思い出があります。地中性の甲虫を探すため，2000年代前半は毎週のように出かけては地中トラップの設置，点検，補充などを繰り返しました。苦労の甲斐あって未記載種を多数採集することができ，新種として学名に私の名前をつけていただくことができました。

そんな訳で位山には20回近くも出かけたことがあるものの，頂上まで登ったことは一度もありませんでした。このままでは山屋の端くれとして情けないので，相棒カバヲくんを誘ってお盆前に登ってきました（カバヲくんは近いうちに「春夫くん」に改名するとかしないとか・・・，詳しいことはよく分かりませんけど😓 私はどちらでもまったく構いませんし・・・）。

茅野市から位山までは結構遠いものの，道路がとても良く整備されているので，意外と短時間でアプローチできました。登山口からも1時間かからずに頂上まで登ることができ，数か所ある展望地点からは御嶽，乗鞍から剱岳に至る北アルプス主峰群，霊峰白山などを望むことができて大満足でした。カバヲくんと次に登ろうと計画している山もくっきり見えて，テンションが上りました。位山はとても手軽に登ることができるだけでなく，鬱蒼と茂った森林や大展望など，本当に素晴らしい山です❗

帰りに，馴染みのスーパー「サトウ」で大好物の高山ラーメンを，また松本市内で「下原スイカ」を買って帰りました。サトウで扱っている高山ラーメンは2銘柄ありますが，私もBAABAも断然「やよいそば」（青い袋の方）が好きです。スイカは4Lサイズのバカでかいのが3500円と安くてびっくりしました。3Lならば2800円です。

余談になりますが，帰り道に国道158号の釜トンネル分岐で珍しい光景を2つ立て続けに見ることができました。一つは，上高地方面への関所を強行突破しようとして未遂に終わった春日井ナンバーの車（女性が2人乗っていました。こんな大胆かつ無謀なことをする車は，初めて目撃しました😨刑事ドラマでの犯人と刑事とのやりとりを見ているようで，ドキドキしました）。もう一つは国道上で見事に横転していた車（どんな運転をすればこんな状態になるのか知りたいです😨けが人はいない様子でした）。とても刺激的で楽しい一日を過ごすことができました。

コメント

ハルボー

Rana先生、お誕生日おめでとうございます🎂　まだまだ前期！これからも高齢者とは思えない山行をされることと思ってます☺️
それにしても新種を捕まえて学名まで付けられたって本当に凄いですね✨昆虫への愛の結晶を感じてしまいます。やはり好きなものを追求する姿は何でもかっこいいと思います！！Rana先生の新種発表の学術論文を見てみたいです😊誕生日後の初登山お疲れさまでした〜

だるまがえる

ハルボーさん，ありがとうございます😀
「老骨に鞭打って」という言葉をコレまで他人事として聞き流してきましたが，いよいよ我が身になってしまいました😨 まだまだ登りたい山はたくさんありますので，元気に歩けるうちに登ってしまいたいです。
私の名前をつけてもらった虫は２つありまして，一つは位山の新種，もう一つは八ヶ岳の新亜種です。それらが記載されるに当たっては，記載論文の共著者を選ぶか（国際的な命名規約上，著者の名前は種名や亜種名につけることはできないのです），それとも種名もしくは亜種名への献名を選ぶか，究極の選択を迫られました。仮に共著者を選んだとしても，自分の名前が今後の研究者たちの間で使われることは絶対にないので，迷わず献名していただくことを選びました。私が書いた論文ではないですが，記載論文のPDFは手元にありますので，メルアドなりLINEなりの連絡先を教えていただければお送りします。