記録ID: 5822912
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
ヨーロッパ
Laugavegur+Fimmvorduhals【Laugavegur（ロイガヴェーグル）：ランドマンナロイガル→ソルスモルク】
2023年08月12日(土) 〜
2023年08月14日(月)
gyan043
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 17:09
- 距離
- 53.9km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,760m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:10
15:20
2日目
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:14
3日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:22
| 天候 | 1日目：晴れ 2日目：霧時々曇りのち快晴 3日目：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
飛行機
成田〜ロンドン、コペンハーゲン〜成田はANAマイル使用。 【往路】 8/8 東京・成田09:00→ソウル・仁川11:30（アシアナ航空） ソウル・仁川16:10→シンガポール21:30（アシアナ航空） 8/9シンガポール01:10→ロンドン・ヒースロー（シンガポール航空） 8/10ロンドン・ガトウィック13:05→アイスランド・ケプラヴィーク15:15（アイスランド航空） 【復路】 8/17アイスランド・ケプラヴィーク01:15→コペンハーゲン6:25（アイスランド航空） 8/18コペンハーゲン11:55→シンガポール翌06:25（シンガポール航空） 8/19シンガポール15:05→ハノイ17:35（シンガポール航空） ハノイ23:35→東京・成田翌06:45（ANA） ●レイキャビクからLaugavegur・Fimmvorduhals 行き：Laugavegur起点のランドマンナロイガルへ、事前予約のバスで移動。 帰り：Fimmvorduhals終点のSkogarから、路線バスでレイキャビクへ戻ってきた。 Skogarからの移動に関する情報が少なく情報収集に苦労。事前予約の大型バスも運行されているが、途中知らない町で5〜6時間くらい待たされるらしい。 値段も半額近くだし、実質この路線バス（ルート51）経路一択だと思う。 【往路】 レイキャビクキャンプサイトよりランドマンナロイガル（Landmannalaugar）行きハイランドバス（TREX社・要事前予約）を利用。 Reykjavik campsite07:45 → Landmannalaugar11:20 料金：ISK12,900 （TREX社予約サイト） https://trex.is/tour/landmannalaugar/ 【復路】※Fimmvorduhals縦走後 スコゥガ（Skogar）より路線バス（Straeto）：ルート51を利用、レイキャビク市内：Mjoddまで移動。 Skogar 16:25→ Mjodd 18:45 ※平日ダイヤ 運賃：ISK6,840 ※クレカのみ使用可 （Straeto ルート51時刻表） https://straeto.is/en/route-planner/timetables/landsbyggdin/route-51 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース全体に道標があるため、道迷いの心配は特になし。 【雪渓】 コース前半（フラプティンヌスケル小屋の前後）に数箇所ある。 いずれもアイゼンは不要。 ・ランドマンナロイガル→フラプティンヌスケル小屋 1箇所雪渓あるが、雪は締まっており問題なし。 ・フラプティンヌスケル小屋→アルフタヴァトン小屋 コル部を中心に数箇所雪渓あり。 雪渓渡りは一部コースから外れる部分や急な下りもある。 ガスが多い日の道迷いや転倒に注意。 【渡渉】 コース内、4〜5箇所程度の渡渉ポイント。 水位は膝下程度。 ハヴァンギル小屋過ぎたあとの渡渉ポイントは川幅が広め、かつ水位も少し高め。 エムストル小屋とソルスモルク間の渡渉ポイントは流れが速く要注意。 ポールがあった方が安心して渡れる。 |
| その他周辺情報 | 【気候】 気象情報は各ハットのホワイトボードに掲示してくれるので、毎回要チェック。 電波が繋がる場所でアプリ「Windy」を使い適宜情報収集した。 （気象） とにかく雨が降りやすい（らしい）。 今回は運良く最終日Fimmvordhulsの数時間だけ降られたが、そのようなことはめったに無いらしい。雨対策は必須。 1日のなかで天候が目まぐるしく変わる。朝快晴でも降ることがある。 また、風は常時強いため準備は要注意。 （気温） 今回は比較的暖かかったが、8月でも最高は1ケタ台、最低は0℃前後になることもある。秋の涸沢あたりをイメージすると良さそう。 【宿泊】 （前後泊） Reykjavík Campsite ・テント1張り1泊 ISK3,200／人 ※公式サイトからの事前予約で10%引き ・受付は隣のユースホステル ・スーツケース等の大型荷物は、1週間ISK5,500くらいで預かってもらえる。 （トレイル上） 1泊目：フラプティンヌスケル小屋 2泊目：エムストル小屋 3泊目：ソルスモルク ・テント1張り1泊 ISK2,500／人 ※クレジットカード使用可 ・ガス缶、スナック類の販売 フラプティンヌスケル小屋＆ソルスモルクでは販売あり。 【その他（周辺観光）】 個人的にはトレイル前にツアーやレンタカー、トレイル後にレイキャビク市内観光が良いと思う。Laugavegurが圧巻すぎて絶景慣れしてしまう。トレイル後だと他の観光地の感動が薄れてしまう気がする笑 ●郊外の観光地（要レンタカーor現地ツアー） アイスランド到着後、1日かけて上からの順でレンタカー巡り（温泉除く）。 ・セリャラントスフォスの滝 ※特にオススメ ぜひレンタカーで夕焼けの絶景を見て欲しい！現地ツアーでは日程的に無理！ ・スコゥガフォスの滝 ・ブラックサンドビーチ ・ゴールデンサークル ・ブルーラグーン、スカイラグーン ※今回はパス ●レイキャビク市内の観光地 トレイルの翌日に散策。コンパクトな町なので1日で十分。 ・ハットルグリムス教会 ・Baejarins Beztu Pylsur（ホットドッグ） ・アイスランドペニス博物館 ・アイスランド料理（Cafe Loki） ・シナモンロール（Brauo&Co;） |
写真
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翌日までレンタカーを借りてアイスランド巡り。
夕方のセリャラントスフォスが絶景すぎてイチオシ！
夕方のセリャラントスフォスが絶景すぎてイチオシ！
レイキャビクに戻る。
この日はReykjavíkCampsiteでテント泊。
ハイカー以外にも世界中からキャンパーが集まっている。
この日はReykjavíkCampsiteでテント泊。
ハイカー以外にも世界中からキャンパーが集まっている。
キャンプサイトのロビールーム
ここで各自調理をして食事を取ったりもできる。
コンセントもある。バッテリー等の充電はここで行った。
ここで各自調理をして食事を取ったりもできる。
コンセントもある。バッテリー等の充電はここで行った。
翌日ReykjavíkCampsite前のバス停からTREX社のハイランドバスに乗車。偶然、バス停で同じバスを待つ日本の方に遭遇。しかも同じ日程でLaugavegurとFimmvordhulsを抜け、Skogarまで向かうと聞いてさらに驚く。
8/16 18:28
翌日
ReykjavíkCampsite前のバス停からTREX社のハイランドバスに乗車。偶然、バス停で同じバスを待つ日本の方に遭遇。しかも同じ日程でLaugavegurとFimmvordhulsを抜け、Skogarまで向かうと聞いてさらに驚く。
ReykjavíkCampsite前のバス停からTREX社のハイランドバスに乗車。偶然、バス停で同じバスを待つ日本の方に遭遇。しかも同じ日程でLaugavegurとFimmvordhulsを抜け、Skogarまで向かうと聞いてさらに驚く。
途中、朝9時ごろにHellaという町に立ち寄り、Kjarvalという施設で20分ほど休憩。ベーカリーやコンビニで簡単な食料を調達できる。
8/12 17:57
途中、朝9時ごろにHellaという町に立ち寄り、Kjarvalという施設で20分ほど休憩。
ベーカリーやコンビニで簡単な食料を調達できる。
ベーカリーやコンビニで簡単な食料を調達できる。
ベーカリーは高いのでコンビニでサンドイッチを購入。
これでも800円くらいする……
これでも800円くらいする……
さらに進み、荒れたオフロードの道や川をバスで渡っていく。
これだけでもスリル満点。
これだけでもスリル満点。
11時過ぎにLaugavagurの起点、Landmannalaugar（ランドマンナロイガル）に到着！
ハット付近にはコースマップがあった。今回はThorsmork（ソルスモルク）から先にさらにひと山越え、Skogarまで向かう。
8/12 21:01
ハット付近にはコースマップがあった。
今回はThorsmork（ソルスモルク）から先にさらにひと山越え、Skogarまで向かう。
今回はThorsmork（ソルスモルク）から先にさらにひと山越え、Skogarまで向かう。
今回の装備
愛用のULザック、If you have「hug」（43L）に3泊4日分。
愛用のULザック、If you have「hug」（43L）に3泊4日分。
12時ごろ、いよいよLaugavagurに踏み出す！！本日は、Hrafntinnuskerのハットまで12km。距離は一番短いが、Laugavegurの3日間では1番標高差がある。
ここから終点のThorsmork（ソルスモルク）まで55km…長いなぁ。。
8/12 20:50
12時ごろ、いよいよLaugavagurに踏み出す！！
本日は、Hrafntinnuskerのハットまで12km。距離は一番短いが、Laugavegurの3日間では1番標高差がある。
ここから終点のThorsmork（ソルスモルク）まで55km…長いなぁ。。
本日は、Hrafntinnuskerのハットまで12km。距離は一番短いが、Laugavegurの3日間では1番標高差がある。
ここから終点のThorsmork（ソルスモルク）まで55km…長いなぁ。。
ここがLaugavegurの起点
Hrafntinnuskerのハットまでは、青い道標に従って進む。
Hrafntinnuskerのハットまでは、青い道標に従って進む。
少し歩き、Landmannalaugarのテント場を見下ろす。
ここでのキャンプもなんて贅沢なんだろうな。。。
ここでのキャンプもなんて贅沢なんだろうな。。。
歩き始めて5分、もう大満足、、あまりの絶景に頭が追い付かない。カメラのシャッターが止まらない。。足は止まりっぱなし。。
こんなトレイルを4日間も歩けるなんて、ここで勝ちを確信した。
8/12 21:30
歩き始めて5分、もう大満足、、
あまりの絶景に頭が追い付かない。カメラのシャッターが止まらない。。足は止まりっぱなし。。
こんなトレイルを4日間も歩けるなんて、ここで勝ちを確信した。
あまりの絶景に頭が追い付かない。カメラのシャッターが止まらない。。足は止まりっぱなし。。
こんなトレイルを4日間も歩けるなんて、ここで勝ちを確信した。
さらに上ると煙が見える。
近づくと大好きな温泉、つまり硫黄の匂いがする。
アイスランド＝火山の国。
近づくと大好きな温泉、つまり硫黄の匂いがする。
アイスランド＝火山の国。
標高も上がってきたが、振り向くと幾重にも重なった山が。これまた絶景。
歩いていてふと撮影してしまった。
トレイル×氷河×火山（温泉）×川
こんなのここでしか撮れない。
トレイル×氷河×火山（温泉）×川
こんなのここでしか撮れない。
しばらき歩き、さらに丘を上る。
池の湖畔で休憩する人も多かった。
池の湖畔で休憩する人も多かった。
さらに進むと、トレイルは赤土から黒土へと変化。小石も目立つようになる。
ここでついに本格的な雪渓渡り。
足元はしっかり固められているので問題なし。
アイゼン不要。トレランシューズでも大丈夫でした。
足元はしっかり固められているので問題なし。
アイゼン不要。トレランシューズでも大丈夫でした。
1泊目、Hrafntinnuskerのハットに到着！小屋でテント泊の受付をする。受付時には、どのハットでも「どこから来たの？」と聞かれた。前にいた人はアメリカとかオーストラリアだった。本当に世界各国から集まっている。
8/13 1:56
1泊目、Hrafntinnuskerのハットに到着！
小屋でテント泊の受付をする。受付時には、どのハットでも「どこから来たの？」と聞かれた。前にいた人はアメリカとかオーストラリアだった。本当に世界各国から集まっている。
小屋でテント泊の受付をする。受付時には、どのハットでも「どこから来たの？」と聞かれた。前にいた人はアメリカとかオーストラリアだった。本当に世界各国から集まっている。
次のハット、Alftavatnまではここから12km。天気も良いので先に進むか迷ったが、アイスランドに着いてから動きっぱなしなので無理せず休む。
8/13 1:55
次のハット、Alftavatnまではここから12km。
天気も良いので先に進むか迷ったが、アイスランドに着いてから動きっぱなしなので無理せず休む。
天気も良いので先に進むか迷ったが、アイスランドに着いてから動きっぱなしなので無理せず休む。
アイスランドは日本と同様、水道水をそのまま飲めるほど水がきれいで豊富な国。
日本の山小屋と同じ感覚で水を補給できるのは大きい。
日本の山小屋と同じ感覚で水を補給できるのは大きい。
Hrafntinnuskerのハットは標高が高く、そのため風が強い。
テントはこのように石で囲まれたスペースに立てる。
テントはこのように石で囲まれたスペースに立てる。
初日の夕食はアラビアータとビール。アラビアータは日本から乾燥させて持ってきたズッキーニやきのこを入れました。ビールは空港の免税店で調達。
8/13 2:51
初日の夕食はアラビアータとビール。
アラビアータは日本から乾燥させて持ってきたズッキーニやきのこを入れました。ビールは空港の免税店で調達。
アラビアータは日本から乾燥させて持ってきたズッキーニやきのこを入れました。ビールは空港の免税店で調達。
2日目朝6時半に起きたが、辺りはガスに包まれている……
回復を期待して1回寝てみるも変わらず。。日は夜まで沈まないので、多少の出発の遅れは全く問題ない。
しかし今日はEmstrurまで28kmの長旅、仕方なく8時半ごろ出発。
8/13 17:29
2日目
朝6時半に起きたが、辺りはガスに包まれている……
回復を期待して1回寝てみるも変わらず。。日は夜まで沈まないので、多少の出発の遅れは全く問題ない。
しかし今日はEmstrurまで28kmの長旅、仕方なく8時半ごろ出発。
朝6時半に起きたが、辺りはガスに包まれている……
回復を期待して1回寝てみるも変わらず。。日は夜まで沈まないので、多少の出発の遅れは全く問題ない。
しかし今日はEmstrurまで28kmの長旅、仕方なく8時半ごろ出発。
この区間で一番しんどかったのは雪渓渡り。雪渓前後の土面はかなりの急勾配、特に下りは何度か足を滑らせそうになった。
また場所によって溶けかけており、通常のルート通りでは踏み抜きかねない部分も。迂回のルートファインディングもガスの中では一苦労。
8/13 17:51
この区間で一番しんどかったのは雪渓渡り。
雪渓前後の土面はかなりの急勾配、特に下りは何度か足を滑らせそうになった。
また場所によって溶けかけており、通常のルート通りでは踏み抜きかねない部分も。迂回のルートファインディングもガスの中では一苦労。
雪渓前後の土面はかなりの急勾配、特に下りは何度か足を滑らせそうになった。
また場所によって溶けかけており、通常のルート通りでは踏み抜きかねない部分も。迂回のルートファインディングもガスの中では一苦労。
なかなかガスは晴れない。うっすらと遠くに見える、赤い道標をたよりに進む。
ただ、事前にヤマレコにGPXデータを入れていたおかげで、大きく道を外れる心配は無かったのは精神的に大きい。
8/13 17:55
なかなかガスは晴れない。
うっすらと遠くに見える、赤い道標をたよりに進む。
ただ、事前にヤマレコにGPXデータを入れていたおかげで、大きく道を外れる心配は無かったのは精神的に大きい。
うっすらと遠くに見える、赤い道標をたよりに進む。
ただ、事前にヤマレコにGPXデータを入れていたおかげで、大きく道を外れる心配は無かったのは精神的に大きい。
このように雪渓渡りを時より含む、丘陵地帯を進んでいく。
このアップダウンが地味にきつい。
このアップダウンが地味にきつい。
ここでアクシデント発生。カメラをザックに取り付けようとしたところ肩を脱臼してしまった。ガスまみれの異国の僻地、スマホは回線契約無しでさすがに焦ったが、その場で整復できたのでひと安心。
日本から持ち込んだロキソニンを痛み止めに飲んだ。
痛み止めはとりあえず飲めば緊急時でも下りれるようになる。どんな山行でも欠かさないアイテムだが、海外で使うとは思わなかった笑
8/13 18:32
ここでアクシデント発生。
カメラをザックに取り付けようとしたところ肩を脱臼してしまった。ガスまみれの異国の僻地、スマホは回線契約無しでさすがに焦ったが、その場で整復できたのでひと安心。
日本から持ち込んだロキソニンを痛み止めに飲んだ。
痛み止めはとりあえず飲めば緊急時でも下りれるようになる。どんな山行でも欠かさないアイテムだが、海外で使うとは思わなかった笑
カメラをザックに取り付けようとしたところ肩を脱臼してしまった。ガスまみれの異国の僻地、スマホは回線契約無しでさすがに焦ったが、その場で整復できたのでひと安心。
日本から持ち込んだロキソニンを痛み止めに飲んだ。
痛み止めはとりあえず飲めば緊急時でも下りれるようになる。どんな山行でも欠かさないアイテムだが、海外で使うとは思わなかった笑
気を取り直して進むと、少しずつまた硫黄のにおいが。
煙が出ていて近くではブクブクと間欠泉が湧いていた。
煙が出ていて近くではブクブクと間欠泉が湧いていた。
しばらくするとパッと開ける瞬間が！ここがこのトレイルで個人的に1番のハイライト！！まるで太古の恐竜時代にタイムスリップしたような、映画のCGのようなシーンだった。
ちなみに、バスで会った日本人の方もここがハイライトだったとトレイル後に言っていた。
8/13 19:03
しばらくするとパッと開ける瞬間が！
ここがこのトレイルで個人的に1番のハイライト！！まるで太古の恐竜時代にタイムスリップしたような、映画のCGのようなシーンだった。
ちなみに、バスで会った日本人の方もここがハイライトだったとトレイル後に言っていた。
ここがこのトレイルで個人的に1番のハイライト！！まるで太古の恐竜時代にタイムスリップしたような、映画のCGのようなシーンだった。
ちなみに、バスで会った日本人の方もここがハイライトだったとトレイル後に言っていた。
トレイルから一直線にAlftavatnの湖に飛び込むかの構図。
これもかなりのお気に入りショット。
これもかなりのお気に入りショット。
途中の隙間からの1枚。
これもかなりお気に入り。
景色の広がりが本当に何とも言えない。。
これもかなりお気に入り。
景色の広がりが本当に何とも言えない。。
そんな絶景を前にしながら急坂を一気に駆け降りる。途中なんか間ノ岳〜農鳥小屋の急坂を思い出した。よくわからないけど坂の駆け降り度合いが似ていた（？）
8/13 19:39
そんな絶景を前にしながら急坂を一気に駆け降りる。
途中なんか間ノ岳〜農鳥小屋の急坂を思い出した。よくわからないけど坂の駆け降り度合いが似ていた（？）
途中なんか間ノ岳〜農鳥小屋の急坂を思い出した。よくわからないけど坂の駆け降り度合いが似ていた（？）
下りきると本トレイル初の本格的な渡渉ポイントが出現！流れは速いが、ここは川幅も狭く手すりもついている。
今回、軽量化のためサンダルは持ってきていない。
素足で突撃するが、氷河の冷たさが大自然を感じられてまた心地良い。素足最高！みんなこれで突っ込むべきだと思う。
8/13 19:53
下りきると本トレイル初の本格的な渡渉ポイントが出現！
流れは速いが、ここは川幅も狭く手すりもついている。
今回、軽量化のためサンダルは持ってきていない。
素足で突撃するが、氷河の冷たさが大自然を感じられてまた心地良い。素足最高！みんなこれで突っ込むべきだと思う。
流れは速いが、ここは川幅も狭く手すりもついている。
今回、軽量化のためサンダルは持ってきていない。
素足で突撃するが、氷河の冷たさが大自然を感じられてまた心地良い。素足最高！みんなこれで突っ込むべきだと思う。
渡渉の間、両手はストックを持つので、脱いだシューズはどうしようか。考えた結果、カラビナでザックに引っ掛けるという結論になった。着脱早くて簡単だし汚れる心配もない。これかなりオススメ。
8/13 20:03
渡渉の間、両手はストックを持つので、脱いだシューズはどうしようか。考えた結果、カラビナでザックに引っ掛けるという結論になった。
着脱早くて簡単だし汚れる心配もない。これかなりオススメ。
着脱早くて簡単だし汚れる心配もない。これかなりオススメ。
しばらくすると、目の前にAlftavatnのハットと湖が見えてきた。
Hrafntinnuskerから12km、3時間半かけてAlftavatnのハットに到着。すでにキャンプを張っている人もいた。湖畔でのキャンプは気持ち良さそう。
3泊4日でLaugavegur縦走する場合、このAlftavatnか3.8km先のHvanngilで滞在することになる。
今回は2泊の予定、頑張ってさらに15km先のEmstrurを目指す。
8/13 20:46
Hrafntinnuskerから12km、3時間半かけてAlftavatnのハットに到着。
すでにキャンプを張っている人もいた。湖畔でのキャンプは気持ち良さそう。
3泊4日でLaugavegur縦走する場合、このAlftavatnか3.8km先のHvanngilで滞在することになる。
今回は2泊の予定、頑張ってさらに15km先のEmstrurを目指す。
すでにキャンプを張っている人もいた。湖畔でのキャンプは気持ち良さそう。
3泊4日でLaugavegur縦走する場合、このAlftavatnか3.8km先のHvanngilで滞在することになる。
今回は2泊の予定、頑張ってさらに15km先のEmstrurを目指す。
ここから3.8km、Hvanngilのハットを目指す。
この区間は少し上りがあるが依然として絶景が続く。
この区間は少し上りがあるが依然として絶景が続く。
このあたりから全体的に景色が青々としてきたのが印象的。ツンドラのここではコケ類ばかり。
渡渉しながら撮ってみた！川から撮るのもいい！凄く冷たいけど…
ここは浅いけどそれなりの川幅があった。
ここは浅いけどそれなりの川幅があった。
Hvanngilのハットが見えてきた！
このあたりはオフロード車やバスも走っている。
このあたりはオフロード車やバスも走っている。
Hvanngilで1時間ほどお昼休憩
今日は持ち込んだカップラーメンを消費
まだまだ先は長い…
今日は持ち込んだカップラーメンを消費
まだまだ先は長い…
そしてまたも出ました名物の渡渉！もうさすがに慣れてきたけど、ここが1番深くかつ広い渡渉でした。
他のハイカーとどのあたりが渡れそうか詮索します。
8/13 23:00
そしてまたも出ました名物の渡渉！
もうさすがに慣れてきたけど、ここが1番深くかつ広い渡渉でした。
他のハイカーとどのあたりが渡れそうか詮索します。
もうさすがに慣れてきたけど、ここが1番深くかつ広い渡渉でした。
他のハイカーとどのあたりが渡れそうか詮索します。
いざ突入！
やっぱりキンキンに冷たい！
しかも広くて深くてダメージが…
やっぱりキンキンに冷たい！
しかも広くて深くてダメージが…
こんな感じでみんな渡っていました。
渡ったら謎の一体感でグータッチw
渡ったら謎の一体感でグータッチw
雰囲気が変わり、砂地の道をひたすら進む。
ここも個人的にLaugavegurのハイライトの1つ！
ここも個人的にLaugavegurのハイライトの1つ！
あたりには何も無く、今までで1番「ロングトレイル感」があったかも。
Alftavatnのハット到着！
長い長い2日目が終了！
先着もいるけどそこまで多くなさそう。
長い長い2日目が終了！
先着もいるけどそこまで多くなさそう。
受付を済ませてテントを設営します。
今日は遠くに氷河を眺めながらの絶景です。
今日は遠くに氷河を眺めながらの絶景です。
ちなみに受付をするとこんなシールがもらえます。
シールをテントなりロープに張ってねとのこと。
（このあたりは日本と同じですね）
シールをテントなりロープに張ってねとのこと。
（このあたりは日本と同じですね）
デザートはレイキャビクで買ったスキール
迷ったあげく上まで担いで食べるほど気に入った！
迷ったあげく上まで担いで食べるほど気に入った！
アイスランド到着4日目にして初シャワー笑
なんかよく使い方分からず極寒の水シャワーを浴びる……
なんかよく使い方分からず極寒の水シャワーを浴びる……
3日目まだ朝霧が立ち込めるなか、Alftavatnで1番に出発。
というのも明日の天気が微妙なライン（予報によって違う）ため、可能ならThorsmorkを越え、FimmvordhulsのBaldvinsskáli ハットまで…という予定。
（結果この日はThorsmorkまでとしたが距離的にこれで正解でした。）
8/14 15:51
3日目
まだ朝霧が立ち込めるなか、Alftavatnで1番に出発。
というのも明日の天気が微妙なライン（予報によって違う）ため、可能ならThorsmorkを越え、FimmvordhulsのBaldvinsskáli ハットまで…という予定。
（結果この日はThorsmorkまでとしたが距離的にこれで正解でした。）
まだ朝霧が立ち込めるなか、Alftavatnで1番に出発。
というのも明日の天気が微妙なライン（予報によって違う）ため、可能ならThorsmorkを越え、FimmvordhulsのBaldvinsskáli ハットまで…という予定。
（結果この日はThorsmorkまでとしたが距離的にこれで正解でした。）
ようやく朝日が！
朝霧が照らされてとても美しい！
こういう景色は万国共通なんだなと実感。
朝霧が照らされてとても美しい！
こういう景色は万国共通なんだなと実感。
しばらく進むと谷に向かって急降下
ここはある意味に日本の登山道みたい。
ここはある意味に日本の登山道みたい。
下りていくと眼下には急流と断崖絶壁
何万年とかけて形成された地形と地球に圧倒される。
何万年とかけて形成された地形と地球に圧倒される。
時より小さな渡渉も
川幅が狭いと思ってトレランシューズで突っ込むと浸水w
でもこれだけ天気が良いので10分程度ですぐ乾きます。
川幅が狭いと思ってトレランシューズで突っ込むと浸水w
でもこれだけ天気が良いので10分程度ですぐ乾きます。
横に目をやると氷河が近くに
明日はあの辺りを越えていくのかな。。
明日はあの辺りを越えていくのかな。。
最後の渡渉がやってきました！
最後にしてここは2回渡渉しなければいけず…
最後にしてここは2回渡渉しなければいけず…
しかも1本目はかなりの急流！
今までで1番流れが速かったです。
（要：ストック推奨）
今までで1番流れが速かったです。
（要：ストック推奨）
渡渉のあとは今回初の森林地帯を進みます！
やっぱり木々は癒されますね。
やっぱり木々は癒されますね。
そして遂にThorsmorkに到着！！！
お昼ごろに到着できました。
お昼ごろに到着できました。
裏側は明日向かうFimmvordhalsの案内板
Skogarまで27km頑張ろう！
Skogarまで27km頑張ろう！
Landmannalaugarと同様、Thorsmorkにも記念撮影できるフォトスポットがありました！
レイキャビク行きのバスがやって来る。
いいなあと思いつつ自分はさらにもう1泊。
いいなあと思いつつ自分はさらにもう1泊。
装備
| 備考 | 総重量：12.5kg（+水）※一眼カメラやバッテリー：約2kgを含む 【ザック】 ・If you have「hug」（軽量ULザック） 容量43L。ULザックだが本当に軽くて疲れない。テント泊の相棒。 3泊4日は初めてだったが、食料などを工夫すれば問題なし。 4日間で自分より小さなテン泊ザックは見かけなかった。 【シューズ】 ・ALTRA「OLYMPUS 5」（トレランシューズ） ローカットもしくはミドルカットのシューズがほとんどだった。 岩場は少ない一方で渡渉があるため、乾きやすく動きやすいトレランシューズが個人的には良いと思う。 【シュラフ】 ・SEA TO SUMMIT「Spark Sp�掘� コンフォート温度：-2℃、リミット温度：-8℃、フィルパワー：850、重量650g 今回のために購入。暖かくて軽い、最強のULシュラフだと思う。 秋の涸沢あたりをイメージすればOKだと思う。 【テント】 ・NEMO「HORNET OSMO 2P」（ダブルウォール） 雨＆低温のためダブルウォールが推奨されるが、最小重量950gの超軽量。 強風に弱いため、対策として張り綱を追加した。 強風に強い2ポールテントが望ましいが、軽さとの選択になる。 【食料】 3泊4日と長期縦走のため、フリーズドライやカップ麺だけでは飽きると思い、生鮮食品を日本から持ち込むことにした。 食品は検疫上肉類や一部の野菜がNGだが、魚などは問題なく持ち込める。 パイナップルや鮭、野菜、キノコなどをフードドライヤーで乾燥させ、軽く、小さく、かつ長期保存が効くようにした。これ本当に革命的。 縦走中はパスタや鍋を食べながら、行動食代わりにドライフルーツを摂取していた。栄養面でも精神面でも安定をもたらしてくれた。和食最強。 【ガス缶】 飛行機にガス缶は持ち込めないので、基本現地で調達することになる。 レイキャビク市内でも購入できるが、Reykjavík Campsiteに宿泊する場合は、他の宿泊者が残していったガス缶の余りを無料で貰える。 Colemanとかが多かった印象。SOTOのアミカスでは問題なく使えた。 |
|---|
感想
初めての海外ロングトレイルでしたが、アイスランドのロイガヴェーグル55kmを2泊3日で無事に踏破できました。（まだ翌日Fimmvorduhalsが続きます。）
日本の山々とは全く違う、ただただ壮大な絶景に圧倒されっぱなしでしたが、本当に贅沢な3日間でした。硫黄の臭いが立ち込める間欠泉、万年雪の雪渓渡り、急流の渡渉……より自然そのものをまさしく肌身に感じることができました。
そして、曇天や雨がほとんどとされるロイガヴェーグルで、奇跡的に3日間ほぼ快晴に恵まれたことは本当に運が良かったと思います。
今度はクングスレーデン（スウェーデン）やオーバーランドトラック（オーストラリア）あたりに行ってみたいなぁ。
＜今回の挑戦に向けての準備＞
今回のロングトレイル挑戦に向け、今年は特にロイガヴェーグルを意識した山行をしたこともあり、それが楽に踏破できたことに繋がったと思います。
4月初旬に起伏が多いロングトレイル＆渡渉がある「茨城県北ロングトレイル」、また6月＆7月に1泊2日で長距離山行（白峰三山縦走＆表銀座縦走）を実施し、体力強化できたことは良かったと思います。
とはいえ、特に難しいポイントは少ない（Alftavatn過ぎたあとの雪渓以外）ので、3泊4日であれば、難易度的にはそれほど問題ないかと思います。
＜食料管理＞
今回の1番の課題は、食料をいかに軽く＆小さく圧縮し、かつ飽きずに栄養を補給できるようにするかという点でした。
3泊4日の長期縦走は初めて、かつ海外ということでさらに難しく苦労した点でした。
食料の点も、今年のこれまでの縦走で色々と試行錯誤した点で、当初はフリーズドライ（定番）やカップラーメンでしたが、飽きてしまう点が問題となりました。その後、軽くかつ栄養が取れるプルグルも試しましたが口に合わない。。。
そんなこんなで迷っていたところ、書籍PEAKSに書いてあった「フードドライヤー」が目に留まり、これだ！となりました。フードドライヤーは食材の水分を抜くので、小さく、軽く圧縮して持ち運べます。しかも、水で簡単に戻せる！
日本で野菜や魚、果物を乾燥させ、これでパスタや寄せ鍋を作ることに成功！毎日飽きずに、しかも日本食やドライフルーツを大量に食べれるという素晴らしい食事になりました。（ちなみに肉は持ち込み禁止ですのでご注意）
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