タカンボウ山BC（悪天のため大門山は次の機会に）
富山県
Nishiden
がんちゃん
- GPS
- 03:40
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 693m
- 下り
- 695m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:41
| 天候 | 雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・朝早いと除雪されていない可能性があるので注意する。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【タカンボースキー場】 ・朝5時の時点で圧雪車がゲレンデを圧雪中だったのでヘッデンを灯して轢かれないように注意する。 【ゲレンデトップ〜タカンボー山頂】 ・ゲレンデトップからしばらくやせ尾根となるので滑落注意。 ・2個目の鉄塔の先に小ピークがあるが、その後下ることになるので左側から巻いていく方がよい。（体力温存の観点） ・タカンボー山頂は樹林はあるものの風を完全にシャットアウトできる程ではないので休憩する場合は上記ピークの巻き道近辺がベスト。 【タカンボー山山頂〜スキー滑走】 ・上部はあまり斜度もなく、重めのパウダーであまり板は走らなかった。 ・中盤以降のやせ尾根手前までは所々に滑走向きの斜面がある。 ・やせ尾根は登り同様滑落と木々への激突に注意しながら滑る。 |
| その他周辺情報 | 【温泉】 ・五箇山のくろば温泉へ（大人：600円） http://www2.tst.ne.jp/sasara/index3.html この日はラッキーなことに露天風呂でカモシカに会えた！ |
写真
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離れると降雪が光って直ぐ見えなくなる。
ほとんどラッセルしてもらっちゃいました＾＾；(san)
雪が降りしきる中、昼食を楽しむNishidenさん。(san)
かっこいい滑りを披露してくれるNishidenさん。
感想
コメントが沸騰した1月25日の「�睛郛貉�(祝!ヤマレコ仲間との初コラボ!)」を契機として実現した富山と石川の山スキーヤージョイント、当初大門山を目指して早朝張り切って集合したが、止まぬ雪と風におじけづいてタカンボウ山から引き返すことになった。
5時の集合の為にタカンボースキー場に先にやって来たのはNishiden。道路上10cmの新雪を踏み越えて上がって来た。ほどなくSanちゃんも到着して軽く相談、行くだけ行って見ましょうということに。
まだ開いてないロッジ(管理棟)の扉に登山届を挟んで、雪が降りしきる中をヘッデン照明で出発。ゲレンデではもう圧雪車が働いているが、その整備後の雪面の縞模様が消えかかっている所もある。圧雪跡を伝ってゲレンデトップに辿りついたが、次の目標が見えない。GPSとNishidenの経験判断で小尾根状の斜面を登ると、1番目の送電線鉄塔が現れて、正しく進んでいる確証が持てた。
最初はやや痩せた尾根の急斜面、斜面を読みながらジグザグに進む。時折風が強くなり耐風姿勢を取ることも。ラッセルの深さはころころ変わり、膝近くなることもあれば、シールの効かないガリガリ面もある。小広くなって第2鉄塔、この辺から脛程度の一定のラッセルで先頭交代して進む。1030mピークは東に避けて浅い窪地を進み、最後の尾根に取り付いて一頑張りで平らになるとタカンボウ山の山頂だ。雪は降り続いている。時間はまだ早いが大門山は厳しい。やはり今日はここまでにしよう。
風のない所まで先ず降りようと、そそくさとシールを外して滑降にかかる。自分たちのトレースがもう埋まって切れ切れになっている。パウダー滑降は楽しい。目論見通り1030mピーク横の窪地では風も少なく穏やか。Sanちゃんが本格ドリップコーヒーを仕立て、僕が湯を沸かしてカップラーメンも作る。
窪地から若干歩いて尾根に抜け、トレースが見えずに方向定めて進んだが、その後はトレースを見失うことはなく、ガンガン降りる。第二鉄塔下の急斜面をこなしていくと第一鉄塔が見えて来て、最後は尾根を外れてダイレクトにゲレンデに滑り降りた。スキー場は営業開始間もなく人はまばら、ゲレンデ内もあちこち新雪を楽しめて、ロッジまで下りて来た。
ロッジで下山報告をし、レストハウスのストーブ前でしばしティータイム。スキー場のスタッフの人がやって来て、登山ご苦労様と言われてしばらく話をした。その人もヤマレコメンバーだしスキー場のオーナーも山好きだとのことで、このスキー場が登山者に大変理解があることに納得した。リフトを利用しても1回登って400円使うだけだし、レストハウスでも持参の食事で全然儲けにならない存在なのに、と思ってはいたのだ。
まだ温泉に入れるまで時間があるので、リフト券買ってもう1本ゲレンデで、また新雪バーンを荒らしまわってからくろば温泉へ移動した。
大門山はまた、天気の良い日に狙いましょうと約束した。
今回の山行の最大のトピックは、なんといってもNishidenさんとの初コラボ！
コラボというより地元の中低山を知り尽くすベテランのNishidenさんにガイドしていただいた、というのが実態だ。
まだ辺り真っ暗の5時にタカンボースキー場の駐車場で集合。
到着すると既にNishidenさんのものと思われる車が一台だけ停まっていた。
レコでしかお互いのことを知らなかったのでどんな方なのか非常に興味深かったが、話してみると穏やかでダンディな、そして一見して「山スキーヤー」だと見てとれるカッコイイおじさまでした。（失礼しました）
山スキーヤーに多くの言葉は要らない。
お互いモクモクと必要な準備をしてゲレンデへと向かう。
まだ開いていないリフト券売り場のドアに登山届けを挟んで出発。（このトピックをはじめNishidenさんのリスク管理の意識の高さには目を見張るものがあった）
本当ならタカンボー山を越えた先にある加賀富士こと「大門山」を目指す予定だったが、想定外に雪の降り方がひどく、稜線に出ると風も強かったためタカンボー山往復に計画変更することになった。
まだ暗いしルートもわからないのでしばらくNishidenさんにトップをお願いする。
それにしてもラッセルにも関わらずペースが速い。
後の会話の中でわかったことだが、この方はオフシーズンも乗鞍や立山のヒルクライムに出場するほどの体力の持ち主だった。
タカンボー山の山頂まで行ってみたが、疎林で風が強かったため途中の樹林帯まで滑って下ってから大休止することになった。
先にNishidenさんがドロップ。
登りの技術はもちろんだが滑走技術も安定していてまるでゲレンデを滑るように滑っていく。
途中の樹林帯の平坦地で荷を下ろして昼食タイム。
雪が降り続く中、ラーメンとコーヒーで体を温める。
一人だったら軽く行動食だけで済ませるところだったが、今日は二人なので寒いながらものんびり昼食を楽しんだ。
昼食後も疎林の中をツリーランしながらゲレンデトップまで滑り込む。
ゲレンデまで来ると圧雪バーンの上に新雪が降り積もってパウダー状態になっていた。
ゲレンデを滑ってもよかったが、自分たちはあえてコース脇の非圧雪バーンを滑る。
多分ここが一番気持ちのよかったかも。
くろば温泉に行く予定だったが、想定外に早く下ってきてしまったので下山報告後スキー場のレストハウスで休憩することに。
しばらくするとスキー場の係の方から声をかけられ、山談義に花を咲かせた。
実はこの方、ヤマレコユーザーの「pythonjapan」さんでした。
ヤマレコやってると色んな出会いがあるなぁ〜としみじみと思った。
最後は時間潰しにリフト1回券を使ってサイドカントリーを楽しんだ。
Nishidenさん、今回はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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Nishidenさん Sanchan！ やったね
初コラボ おめでとう!(^^)!
いやぁ〜 ヤマレコってすごいね！ つくずくそう思います(^.^)
それよか、あの天気で行ったの
土曜の朝、富山方面眺めてたら恐ろしいくらい真っ黒の雲やったでぇ
いくらなんでも中止やろなって思ってましたが(^_^;)・・恐れ入ります<m(__)m>
これからもどんなトコ行くのか楽しみにしてるんで、気をつけて行ってらして下さいね！
お疲れさんでした(^o^)／
棟梁さん、こんばんは。
早速行ってきましたよ！
先週のコラボが呼び水になって一気に仲間が増えてきました。
Nishidenさんも自分も変なプライドがないので、ダメならすぐ引き返す、最初からそんな軽いスタンスで登ることにしました。
最近はバックカントリーの事故も多くて（と言うか、クローズアップされてしまって）若干肩身も狭いのでより気をつけて滑ろうと思ってるところです。
さて、次はどこへいきますかね〜
言葉はいらない、とな(^.^)
いつになくハードボイルドやね。
sanchan、nishidenさん、こんばんは。
やっぱBCスキーは見てて羨ましいね。
楽しそう！
モクモクと準備・・・。どんな分野でも同好の出会いって確かにそういうものかもしれないですね。なるほど！
Yamachanこんばんは。
ようやく山スキーコラボが実現しましたよ。
本来は山スキーこそ二人、三人で行動すべきですが、これまで機会に恵まれなかったのでようやく本来の形をとることができました。
やっぱり絶対的な安心感が違いますね。
同じ登山でもスキー履いてる時は少し自分でもキャラが変わってる気がしますよ。
ハードボイルドってわけじゃないですが、ちょっと部活時代のストイックな自分が顔を覗かせますね。
条件反射って奴かも！？
この日はゲレンデで家族で滑ってました。
厳冬期はタカンボウ山経由で大門山目指した方が安全ルートかと思ってましたが、この前の天候だと厳しい条件だった事がレコから読み取れます。
大門山は去年残雪期に行きましたがいい山なので是非次回は登頂してください！
tskzyさん、こんばんは。
あの雪で人の少ないタカンボースキー場にいらしたとは驚きです。
時間もかぶっていたのかな？
パウダーも楽しめてBCスキーヤーとしてはとてもよいコンディションでしたね。
改めてレコ拝見するとNishidenさんと出没エリアが良く似ていますね。
またどこかでお会いしそうな気がしますのでよろしくお願いします。
いつの間にやらこんなにコメントが...
棟梁さん，yamachanさん，tskzyさん，kazumiさん，ご注目有難うございます．
大門山は去年登りましたが吹雪だったので，天気のいい時に再チャレンジします．
Sanchan、Nishidenさんお疲れさまでした ! !
スキーヤーはカッコいいね
Nishidenさん初めてお姿拝見しました(*'▽')
タカンボー山も大門山もまだ登ったことないなぁ
しかもこの季節に朝５時からって・・・
気合いの入れようが違いますなぁ
kazumiさん、こんばんは。
雪の降る中、朝の5時集合は確かに気合が違いますね。＜もちろん言い出しっぺはNishidenさんです
無雪期ならなんてことのない大門山ですが、厳冬期はとても遠い山なので、それがチャレンジ精神を掻き立ててくれます。
厳冬期にこだわるわけではないですが、今シーズンのうちに一度行ってみたいと思いました。
ところで家族村のハイキングレコはあがらないのかな？（笑）
五箇山周辺は自宅から近いので^_^;
近いとこしか行かないので出没エリアは限られてますwほぼ平日ですが…
五箇山エリアはまだたくさん楽しめる山があるのでオススメです。
なるほど、五箇山近辺にお住まいでしたか。
今回の山行で五箇山のパウダーの良さがわかったのでちょくちょく行きたいと思います。
金沢からでも1時間くらいでいけるのでお手軽ですし。
意外と同じ県内の白山よりはるかに近い（笑）
おはようございます。
滑り重視ならいろんなルートある利賀もいいです。
確かに白山行くのとそんなに変わらないですね^_^;
Sanchan33さん、こんばんは
僕は滑れないのでお二人を始めBCの方のレコを「凄いなぁ〜」と眺めているのですが、整備されたスキー場よりも大自然の誰も滑っていないパウダースノーはやはり気持ちいいでしょうね
僕もスキーが上手な人間ならば登りは登山を楽しみ、下りはスキーで楽しむなんて事してたいものです。
まだBCの季節は続くと思いますが怪我には気を付けて楽しんでくださいね
Kaikaireiさん、こんばんは。
コメントのご返事で書いていただいた通り、昨今バックカントリーの事故が多く取り上げられて肩身が狭い思いをしています。
しかし、だからといってやめるなんてとんでもない。
やればやるほどのめり込む面白さがあるし、登山が2倍楽しくなると言っても過言ではありません。
今後もKaikaireiさんのトレランの活躍に刺激を受けつつバックカントリーを楽しみたいと思います。
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