西吾妻 安達太良・箕輪山
コースタイム
3月14日(日曜日)箕輪スキー場9時30分ーーー10:00時スキー場最上部ーー11時鉄山直下ーー12:00箕輪スキー場====車にて帰宅
天候 | 13日(土曜日)西吾妻はグランデコスキー場は雨で上部は雪吹雪で視界悪し 14日(日曜日)箕輪山はスキー場上部からガス、強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西吾妻稜線付近は氷化している箇所ところどころあり、山頂這松が出ているのででこぼこになっていた。箕輪山は山頂に近付くほど這松が出てきて、スキーで滑走できない。 |
感想
8時15分デコスキー場を小雨の中ゴンドラで出発する、
ゴンドラに乗っていると上部では小雨が雪っぽくなってくる、最上部でシールを付けているとスキー場職員に山に登るのか?と声をかけられて今日は風が強くて悪天なので気をつけるようにと言われる。
針葉樹の急斜面を一本調子で登り、やがて右に尾根に出る、本来はこのあたりでトラバースを始めるところだが、雪が少なく針葉樹がうるさいので西大てん直下の急斜面が出てくるところから右にトラバースを始める。水平にトラバースするところを上りながらトラバースしたのでかなり稜線近くまで上がってしまったようだ、視界がないのでGPS頼りで11時小屋に入りしばし休憩した。
西吾妻の登りは雪が飛ばされてぼこぼこした雪をまとった木を避けながらのぼる。山頂は平坦で、シールをはずし、コンパスで方向を合わせてぼこぼこ斜面をゆっくりと進むが、猛吹雪のためにギャップにスキーの先端が刺さって前のめりに転んでしまった。やがて樹林が出てくると風も収まり吹雪の雪が今度は味方して、クラストして滑りにくい雪の斜面に新雪のプレゼントをしてくれていた。何回か休憩と現在位置の確認をしてツリーランを楽しんだ。二十日平の前方にこんもりとした地形が見えて、左に沢が出てくるところを沢に入って左の平地に乗り込むところが次回来るときのポイントと思った。
14時にデコスキー場に戻った。掘江さんは山スキーとはトラバースだといっていたがそのとうりであった、この言葉は大先輩である、練馬山の会の小宮さんはいみじくも言っていた言葉であった。しかし、付け加えると、小宮さんは「日本の山スキーはトラバーだ」といっていた。このトラバースは翌日の箕輪山に続く。GPSについて賛否あるが議論をしたいところである。
今回の目的はスキー登山と正しい温泉であったので、宿泊した横向温泉についても述べさせていただく。
入り口に温泉湯治発祥の宿と石柱が立っている。昔は脱衣所にツララがあって女風呂も行き来自由であったが現在は行き来できなくなってしまっている。
風呂で「ぶなの会」の今井さんに会った、ブナの会は大勢で宿泊していた。風呂に入り夕飯のしたくと「ぶなの会」にお邪魔したりとあわただしく夜は更けていった。
宿帳には毎週のように、山スキーの仲間が宿泊している実態が生々しく記帳されていた。
個性的な宿なので、気に入る人ともう宿泊しないぞという人にはっきりと分かれてしまうだろう。
箕輪山は箕輪スキー場に8時に着いた、高級リゾートは早朝からは始まらなくて9時から上部のリフトが動く、上部はガスっているので気温が上がる時間まで待って最上部に着いたが、気合が入らなくてしばし思案した。地図上では近いことになっている箕輪山までは行こうと、スキーで上り始めると、雪が硬く急なのでアイゼンをもっている人は使い始める。だんだんと、這松の頭が小人のように出てきて気がついてみると、這松の小人に取り囲まれていた。
風邪の強いし視界のないので、急遽撤収することになった。滑れる斜面を求めて右にトラバースした、夏道のところで、板をザックにつけていよいよ坪足で下る。何とか滑れる状況になったところで板をつけて、左にトラバースしながら下る。急に風がなくなってきたところでスキー場の建物が見えてくる。12時にスキー場ロビーに着いた。箕輪の雪はパウダーはなかった。横向スキー場に滑り込む斜面を次回は狙う。
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