乗鞍岳剣ヶ峰B.C. ハードな一日
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ 大雪渓から稜線は強風、特にコル周辺 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑走主題ならこの日はアウトでした。 位ヶ原〜肩の小屋 ウインドクラスト、シュカブラ、パウダーの吹き溜まりもほぼ無し。 上りは楽でしたが、滑りは楽しくありません。 肩の小屋〜剣ヶ峰(上り稜線) ウインドクラスト、サンクラストしたツルツル。 サンクラストで焼結した部分は、軽量ピッケルは役に立たなかった。 アイゼンで確実に決めないと危ないです。 剣ヶ峰から朝日岳側ルンゼ(下り滑走) 稜線直下のウインドクラスト部分の3ターン滑走。 4ターン目から細かい突起のある凍結部分に乗り 横滑り状態で、落ちました。滑りには程遠い。 コントロールは失わず、3回向きを変え、立ってましたので 滑落したわけではないですが、、、、 |
その他周辺情報 | 道路は鈴蘭から上のみが圧雪。 スキー場が閑散としてます。 |
写真
感想
昨シーズンからチャレンジしてきた
厳冬期の乗鞍岳剣ヶ峰及び稜線からの滑走
THE 雪山 DAYなチャンスな日に行ってきました。
結果、何とか行ってきました状態で、達成した喜びよりも課題山積みです。
位ヶ原終点から剣ヶ峰直下のルンゼの様子を見るために、大雪渓を大きく左に迂回しながら登る。2/3は凍結して光ってます。どこから下りるか決めかねてます。
剣ヶ峰までの上りは、途中から稜線伝いです。
状況に記載したとおりにアルミ軽量ピッケルが利かない。
強風でスキーの板が煽られるので、何度か耐風姿勢をとりました。
登山だと必要ないかなな程度ではあったと思う。
剣ヶ峰直下のコルにザックと板をデポ。
強風のため、夏のコースガイド用の杭に固定。
剣ヶ峰登頂
凍結した祠と鳥居、360度、雲が少なくて、絶景。
御嶽は煙が多い。穂高、南、中ア 良く見えました。
稜線での換装
この時期にこなされた方々のレコで知ってはいましたが、
強風のコルでの、アイゼンから板への換装、大変でした。
風で飛ばされないように、ザックは杭に固定したまま、
這いつくばって、手順間違えないように、時間かかりました。
稜線からの滑走
換装してる間に気力が無くなり、直下のルンゼから朝日岳側のルンゼに変更。
ドロップして3ターンは滑走。
その後は、全身がしびれる強烈なバイブレーションの中
凍結した斜面をガリガリと落ちていきました。
コントロール出来ないとは感じ無かったのが、本日唯一の収穫です。
1時間かかった上りも、30秒くらいでしょうかで終了。
登頂記録写真が無い!
下山始めて直ぐに、デジカメがケースからポロリと落ちて
権現池側の斜面を落ちていきました。。。。
このカメラ、不憫な運命でした。
買って直ぐに行った、秋の鹿島槍からの八峰縦走時、2日目で、岩にぶつけて
シャッターカバーが壊れて、以後、今日まで手動で開閉していましたが
こんな最後になるとは。。。
先週導入したウエアラブルカメラ、電源onして2,3秒で落ちます。
予備電池に代えてもダメでした。
保証外の気温なのは間違いないけど寒さに弱いな。。
記録は無いですが、記憶には残った日でした。
雪が緩むこともある季節に、滑走記録を残したい!が今後の目標な場所です。
位ヶ原中間までの上りのみ撮れた動画
(写真が無いので記録代わり)
自分もこの日乗鞍に行きました。おそらく時間帯的なことを考えても同じエリアにいたのではないかなと思います。
この日は天気もよく眺めも最高でしたね。
ただ、多くのBCの方が条件が難しい様な事をおっしゃっておられた様な気がします。われわれは、シューとアイゼンでしたのでBCの方々はかっこよくまた早く降りることができてうらやましいかぎりでした。
剣が峰直下のルンゼを自分たちもおりました。一部バックステップを使いましたが、朝日岳の東斜面よりは良かったような気がします。
ルート選択一つで感じ方が違うのもとても興味深かったです。
チャレンジも達成できてなによりでしたね。またレコ拝見させていただきます
meta_boman 様 はじめまして。
剣ヶ峰直下のコルで、ルンゼに下りたらしき跡があったので。。。
板を上げたのは自分一人な日だと思い、前日までの滑走跡だとばかり思っていました。
meta_bomanさんの踏み跡でしたか。
登山からしばし離れていると、剣ヶ峰直下のルンゼ、滑り降りる気は起きても
歩いて下りる選択が多分ないですので、想像してませんでした。
ツアーコース終わり近くで何名かの登山の方、見ましたので、その中におられたのかもしれないですね。
ハードなルートこなされているレコ、時々拝見していました。
これからのレコ拝見させていただきます。
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