巻機山 夏の終わりの喪黒福造!・・・ドーーーーーン♪
- GPS
- 06:37
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは桜坂駐車場トイレ前、桜坂駐車場登山口にあり。登山道に危険箇所はありません。雨が降らないので、4合目手前のスリッピーな箇所と六合目前後の泥濘箇所は完全に乾いていました。ひび割れ状態の箇所も多数ありました。避難小屋前の水場は使えます。 |
その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は「金城の里」(350円)がお薦めです。月曜日が定休日です。やはり、肌がすべすべして気持ち良い・・・。美人の湯ですので、美人の方はもっと美人になりますし、それなりの方は美人になります・・・。 「民宿上田屋食堂」の「山菜だらけそば」(税込950円)が超お勧めです。冷たいものと温かいものがあります。食べきれない程の大量の山菜が載っています。チョット塩辛いですが、登山後には最適です。 お土産には 高千代酒造株式会社「純米吟醸酒巻機」、八海醸造株式会社「清酒坂戸山」を是非・・・「飲みやすくスッキリした味わい」ですよ! そして お酒好きの方には❝雄々しくキリッと締まった原酒の味わい❞の八海醸造株式会社「清酒金城山」もお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
誰かが 言っていました、巻機山には大きな土手が二つ(ニセ巻と巻機山本峰)あると・・・改めて同感です。いや・・・牛ヶ岳まで入れると大きな土手が三つかな・・・?優しい女性的(長澤まさみの様な)な山容が北アルプスの薬師岳によく似ていると思います。ですから、仲間内では 巻機山の事を❝スモール薬師岳❞と呼んでいます。
本日は2,023年度4回目の巻機山にソロで登って参りました。当初はAM5:00から登山開始の予定でした。がしかし、・・・連日の猛暑による夏の疲れか?年齢のせいなのか?AM3:30に目覚し時計で起床。朝御飯を食べ、身支度をしましたが、強烈な眠気が襲って来ます。取り敢えず、横になって少し眠ります。1時間後に起きますが、身体が重い・・・。もう一度寝ます。またまた1時間後に起きますが、状況は変わりません。今日も南魚沼市は猛暑日予報ですので、この時点では巻機山は諦めて、またまた寝ます。そして、1時間後(AM7:00過ぎ)目覚めると、今までと違い・・・身体も軽くなり・・・巻機山も登れそうな感じになって来ました。但し、問題が・・・。夏場は、熱中症対策としてとにかく早目に登る事が大事な事なので、自宅をAM7:30出発で桜坂登山口をAM8:00スタートですと、かなりリスキー・・・。まあ、途中撤退も頭に入れて・・・GO!
AM7:30自宅出発ですと、本日は平日ですので通勤の方々・・・通学の子供達を見送りながらR291を南下します。AM8:00に桜坂駐車場に到着。先行車両は11台とバイク1台。登山届を提出して、身支度をして・・・当初の予定より大幅の遅れてAM8:07登山開始。車の温度計は25度。南魚沼市のAM8:00の気温は30度でしたが、ここは標高700mですので4度位は下がって26度位かな?湿度は60%位と蒸し暑い・・・。直ぐに大汗をかきビショビショ状態・・・。そして、最初の樹林帯にも日差しが差し込んでいます。それでも直射日光を浴びないので、順調に歩けます。何よりも、登山道が乾いていて歩きやすいです。それでも、スタミナを消耗します・・・水分補給は怠りません。4合目から5合目へと、ヘロヘロになりながら進みます。5合目に到着すると、東には米子沢が良く見えます。南には七ツ小屋山〜大源太山は良く見えますが、茂倉岳、万太郎山がギリギリ見えます。その先、いつもの様に6合目手前の❝ブナの美人林❞では癒されます。そして、フィトンチッドを大量に浴びます。
程なく、六合目に到着。ヌクビ沢、天狗岩、割引岳が良く見えます。いつもの様に、その先の休憩ポイントにて小休止。フジパンの生べーぐるちょこ(2個入)を1個頂き、リスタート。先に進みます。7合目に到着すると、稜線隠しの雲が出て来て、眺望が悪くなって来ました。いつもは眺望が開けるんですが、残念ながら目の前の谷川連峰は見えません。足元にはイワショウブが見頃を迎えています。キンコウカはほとんどが実になっています。先に進みます。ここからは、個人的には一番きつく感じる8合目までの九十九折の上りもなんとかこなし・・・8合目に到着。足元にはオヤマリンドウ、シラネニンジンetc。ここからは、頭上には❝巻機ブルー❞・・・。東と南の眺望は稜線隠しの雲が出ていて、良くありませんが・・・刈羽三山方面は良く見えます。。但し、日差しは痛いですが・・・標高も上がり気温も下がって来た事と風も少し出て来て涼しくなって来てこの辺りからは快適に歩けました。
ニセ巻の稜線に出ると、東には巻機山本峰がドーン!クマの足型も良く見えて・・・テンションが上がります。ニセ巻に到着しても・・・苗場山は見えますし、眼下の飯士山や大源太山〜七ツ小屋山、万太郎山は良く見えます。朝日岳へ向かう縦走路も良く見えます。先に進みます。ニセ巻から避難小屋間の斜面は今回はイワショウブの白いお花畑状態・・・。※前回はキンコウカやワタスゲがスゲーッ・・・でした。キンコウカはほとんど実になっています。程なく、避難小屋に到着。時間が押していますので・・・御機屋〜巻機山本峰を目指します。日差しが痛いですが、先を急ぎます。
織姫の池、竜王の池では織姫の池と竜王の池に映る❝逆さ御機屋❞を見る事が出来ました。程なく、御機屋に到着。いつもはここで休憩ですが、今日はこのまま山頂を目指します。チョットだけ草紅葉が始まっている三ツ池で❝喪黒福造の顔❞をカメラに収め山頂への最後の上りにかかります。山頂に到着するとケルンが無くなっていました。平らにされていました。山頂付近が荒らされない為には致し方無いんでしょうね。時間も押しているので、即 下山開始。御機屋で小休止。フジパンの生べーぐるちょこ(2個入)を先程の残りの1個頂き、避難小屋へ向かいます。
避難小屋に到着すると、避難小屋の裏のトイレをお借りし、ニセ巻に登り返します。名残惜しいですが・・・下ります。ここから、一気に登山口駐車場まで下ります。標高を下げると暑い・・・暑い・・・。水分補給は怠らず・・・程なく、登山口駐車場に到着。
今日も無事に下山出来ました。そして、今日も楽しい山歩きが出来ました。
※巻機山のお勧めコースは【井戸尾根コースのフルコース】です。因みに 井戸尾根コースのフルコース(個人的に名付けているだけです)とは 桜坂駐車場登山口から井戸尾根コースを御機屋、御機屋から山頂、牛ヶ岳先のVS までのピストン、御機屋から割引岳までのピストン、御機屋から避難小屋まで下り、避難小屋から水場、米子沢源頭付近の甌穴(おうけつ)までのピストン、ニセ巻経由井戸尾根コースを桜坂駐車場登山口までのルートです。
お花畑はニセ巻から避難小屋間、朝日岳分岐から牛ヶ岳間、御機屋から割引岳への鞍部、避難小屋から水場に向かう左側斜面、米子沢源頭付近の斜面です。
それぞれ 若干の植生の違いや 雪の残りかたによる季節感の違いが見られたり、眺望も場所によって少し違いが感じられます。
危険な所はありませんので 時間と体力のある方にはお勧めです。
出来れば 残雪(ソリ遊びも出来ます)と春の花が咲き始める5、6月と7月のニッコウキスゲがスゲーッ!と8月のコバイケイソウと錦秋に染まる紅葉の9、10月etc と季節を変えて登って見ると 巻機山の魅力が益々感じられると思います。
お花畑以外の見所は 五合目から見える米子沢越しのニセ巻、大源太山や谷川連峰の一部が見える眺望、六合目手前のブナの美人林、六合目から見えるヌクビ沢越しの天狗岩と割引岳、森林限界を越えた七合目からの北アルプスや谷川連峰の見える大展望、八合目から富士山も、八合目からの階段を登りきって稜線に出ると向かい右に熊の足形、向かいの“大きい土手”には巻機山本峰山頂、御機屋、割引岳が見え、眼下には水量豊富な米子沢や点在しているオオシラビソの林が広がります。避難小屋先の竜王の池に“逆さ巻機山”が映りますし、御機屋から山頂の中間にある三ツ池はよく見ると人の顔に見えます。御機屋や山頂からは西から南にかけての眺望が良く、牛ヶ岳先のVS と割引岳からは東から北にかけての眺望が良いです。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
山頂のケルンが崩されたのですね。
どうして? という思いです。
山頂標識でも立つのであれば別だと思うのですが…
保護のため? 疑問だらけです。
とても綺麗にケルンの石を平らに並べてあったので、悪い人のイタズラでは無く、関係者が行ったと思われます。
やはり、山頂の保護の為にやっていると思います。よく山頂付近のロープの中で休憩している人を見かけます。説明して、注意する事も何回もあります。
致し方無いのかも知れません。以前も、どなたかが山頂付近に小さい山頂標柱を設置した事がありましたが、直ぐに無くなりました。※関係者に撤退されたか?風で飛んだか?
ではまた〜
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