マルチ・ピッチを満喫！「南ア・荒川出合：3ルンゼ右の滑滝＆2ルンゼ大滝」
mizuki
その他4人 コースタイム
開運隧道ゲート9:05〜（県道南アルプス公園線：徒歩）〜11:50荒川出合〜2ルンゼ出合：テン場→3ルンゼ出合〜13:10右の滑滝取り付き13:30〜16:54終了点〜（同ルート下降）〜取り付き〜18:45テン場
【2月22日】
テン場：2ルンゼ出合6:30〜7:00・2ルンゼ取り付き（トップロープ）10:00終了〜（同ルート下降）〜11:20取り付き：テン場（撤収）12:30〜15:00開運隧道ゲート
| 天候 | 21日：晴れ 22日：曇り、昼から小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
県道南アルプス公園線・開運隧道前ゲートより荒川出合まで車道を徒歩2時間30分 ・駐車スペース：奈良田発電所付近 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・県道南アルプス公園線：定期的に除雪はされているが、日陰の所に凍結場所有。トンネルが多いので、ヘッデン必携 |
写真
南アルプス公園線は、野呂川発電所までは定期的に除雪されています。今回の戦略：台車とソリでロープ4本とテントを運搬。大活躍でした。
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正面に「夢のブライダルベール」が見えてきました。発達しすぎてウエストが無い！
来季の課題。
「夢のブライダルベール」：左
「アーリースプリング」：右
mizuki＝I氏：釣瓶登攀
S氏＝Sちゃん＝Hちゃん：S氏がオールリード
威風堂々としてますね！
【2月22日】今日は、2ルンゼ大滝です。正面に見えてきました。昼から雨予報。10時で終了し、本ぶりになる前に車に乗ってしまおうという作戦です。
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今日は、2ルンゼ大滝です。正面に見えてきました。昼から雨予報。10時で終了し、本ぶりになる前に車に乗ってしまおうという作戦です。
10時終了なので、トップロープで楽しみます。右のロングルートはS氏、左の�卦乕�分をSちゃんがリードし、ショートルートでトップロープをセット。
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右のロングルートはS氏、左の�卦乕�分をSちゃんがリードし、ショートルートでトップロープをセット。
装備
| 共同装備 |
・各パーティー:５０ｍロープ：２本
アイススクリュー：１２本・奈良田〜野呂川発電所間の車道用: 子供用ソリ＆折り畳み台車
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|---|
感想
・今回の目的は、本格的なマルチピッチ・アイス。できれば、各自の力量に応じて、1ピッチでもリードを担当できること。
・目的の氷瀑は、南アルプス：荒川出合のルート。�元�+のセクションを含む滑滝。個人的には、「夢のブライダルベール」の下見を兼ねている。
・この山域には、春夏秋冬を通して何度も足を踏み入れているが、アイスで来るのは初めて。
・奈良田発電所近くの開運隧道から、舗装された車道を歩くこと2時間30分。米子不動アイスの時に買い求めた子供用ソリにロープ4本とテントを載せて引いた。雪の無い所は、このために購入した折り畳みの台車を使用。登山靴で重荷を背負っての舗道歩きは、靴擦れが出来そうだからだ。これは、大正解だった。
・天気予報では、21日は快晴。しかし22日は昼から雨がぱらつき、15時頃から本降り。
・そこで、当初の予定を変更し、21日はヘッデン覚悟で3ルンゼ滑滝。22日に2ルンゼ大滝の1ピッチ分をトップロープで楽しみ、10時終了。本降りになる15時には車に乗ってしまうことにした。予定した氷瀑にはしっかり登り、濡れないでご帰還という訳。この作戦も大成功！
なんと、車に乗ったら本当に雨が降ってきたのだから！
・2日間のパーティー編成
Aパーティー：mizuki＝I氏・・・つるべ登攀
Bパーティー：S氏＝Sちゃん＝Hちゃん
滑滝はS氏のオールリード。
2ルンゼ大滝の易しい部分をSちゃんリード。
【2月21日】
・3ルンゼにはしっかりしたトレース。「夢のブライダルベール」の最終ピッチを登っている先行パーティーがつけたもの。
・私たちは5人なので、右の滑へ。
・AとBと、同時に出発。Bの方は、フォロアーが二人。一人が登ってからもう一人が登るので、時間がかかる。
・私が登った方のルートは、氷の表面を水が流れていた。アックスの刺さりも良いし、スクリューもすぐ入るが、それだけ抜けやすいという事。
何本も打って長時間かけるよりさっさと登ることにし、7〜8mに1本の感覚で1ピッチ目を切った。
・2ピッチと3ピッチはI氏リード。3ピッチ目終了で16：54。
タイムリミット。同ルート懸垂下降。
・3ピッチ目はヘッデンを点けて下降し、18：45頃、テン場に帰還。
・それからテントを設営して夕食。星空が出ていた。
【2月22日】
・今日は、朝からどんよりとした天気。
・テン場の目の前の2ルンゼ大滝へ。トレースは完全に消えていたが、雪の下の踏み固められた感触を探しながら取り付きまで急登30分。
・大滝の1ピッチ目は幅広。右側と左側の境目に傾斜のゆるいルートを見出し、Sちゃんにリードを勧める。怖くなったら降りてよいという条件付きで出発。緩傾斜の手前できちんと支点を作って降りてきました。もとより、クライミングスキルのあるSちゃんです。
・S氏は、右の傾斜のきついロングルートを設定。
・それぞれ1本楽しんで10時終了。
・出会いまでの急傾斜の下降が、今回、一番、怖かった。
・帰りも、ソリ＆台車が大活躍！ プラスチック製のやわなソリも壊れずに済んで、孫娘のソリ遊びに使えそうで一安心。
・なんと、車に乗ったら本降り。
・南アルプスの大きな山塊に架かった大氷瀑。八ヶ岳あたりの氷瀑とはスケールが違いました。
・来季、まだ体力が残っていたらの話ですが、「夢のブライダルベール」に挑戦してみたいと思いました。
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taichi_n26 さん
mizukiさん、おこんびんわぁ〜♪
ＣＬ、さすがのアイディア
2時間半では考えますよねぇ〜。
2日目の天気を読んでの行動もさすがです
おみそれしやしたm(＾＾)m
来年、「夢のブライダルベール」がむばってくださいね。
自分も来年荒川出合に行ければいいなぁと思います。
では、ゆっくり休んでくださいね
to-fu-さん、おはようございます。
どの氷瀑もスケールが大きくて見ても登っても素晴らしい！
来季、ぜひ、行かれて下さい。
台車もソリも、古い記録を読んでいて見つけたアイディア。
幕営アイスの装備の重さといったら、半端ないですものね。長時間の歩荷に耐えられない年齢になってきましたので、軽く済ませられる方法があったら、飛びつきます
まさに、「先達はあらまほしきものかな」ですね！
mizuki
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