中沢峠から戸倉山へ

2023年08月28日(月) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 10.6km
• 登り: 695m
• 下り: 694m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:02

7:57 スタート地点
10:58 11:10 戸倉山
11:21 11:22 戸倉山（西峰）
11:30 11:34 戸倉山
13:59 中沢峠

天候

曇りがちの晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中沢峠は、駒ケ根から分杭峠方面に登ってきた道が、国道152号に会う峠。
車2台ほど駐車できる空き地があります。

コース状況／危険箇所等

10年ほど前に歩いた時より、ピンクテープがすごく増えている。
他の林道に降りるため、ルートを外れていくテープもありました。テープ過信は危険かな。
踏み跡もしっかりあるところと、無いところと。
帰りは特に、尾根分岐が紛らわしいところがあるので、コンパスで方向を確かめながら、尾根にのりました。
登りが大変なところは、鹿道みたいなトラバース道を歩いたところもあります。

その他周辺情報

戸倉山は「十蔵山」からきていて、天平時代の行基上人がウツギの木に薬師像を刻んだのが始まりで、その後、薬師如来が長谷の宇津木集落のサワラの木に自ら飛んで移った、と書いてある説明文が以前から気になっていたので、帰りに寄ってきました。
道の駅「南アルプス村」でジェラートを食べたかったけど、機械が故障していて食べられず。ほうじ茶ソフトを食べてクールダウン。

写真

8/28 7:44

中沢峠。
尾根の突端には踏み跡と、ピンクテープがありました。

8/28 7:45

10歩ほど登ると、踏み跡が続いていました。

8/28 8:01

今日はほとんどの行程が樹林帯歩きで、涼しいはず。

8/28 8:02

ギンリョウソウモドキ（アキノギンリョウソウ）
ギンリョウソウより、大きめです。

8/28 8:22

ヌタ場

8/28 8:24

チャタマゴタケみたいだけど、軸がまっしろでヒダもないので、多分毒キノコ。

8/28 8:35

テープがいろいろ

8/28 8:48

登りが大変な時は、うっすらついた鹿道みたいなトラバース道を歩く

8/28 8:54

のんびりした丘に出たけど、テープも踏み跡もなく、コンパスで進路を右にとった。

8/28 9:05

山火事防止のおまじない「水」の字が沢山ありました。

8/28 9:22

白いテープが行き先を遮っているようだけど、木には「戸倉山↑」
左に曲がる。

8/28 9:39

ホソバトリカブト？

8/28 9:41

「伊那山脈縦走路」の文字と、

8/28 9:41

足元には「水造」の赤い標識。
なにの略語？
わからないけど、

8/28 12:11

ここは1507m地点。

8/28 10:18

ルイヨウショウマの青い実

8/28 10:23

タニソバの花

8/28 10:27

右側の、草の少ない斜面を登る

8/28 10:35

「戸倉山南峰1665.2m」の札。
なつかしい。

8/28 10:42

市野瀬からの登山道との合流点

8/28 10:42

シロヨメナかな

8/28 10:46

「あと200m」

8/28 10:53

戸倉山東峰山頂。

8/28 10:54

一等三角点！

8/28 10:53

十蔵薬師如来の由来が書いてある。
行基上人が薬師如来像をウツギの木に彫ったんです。
後鳥羽上皇のころ、薬師如来さんは、自分で長谷・宇津木のサワラの木に飛んでいかれました・・。
ここのほうが、よっぽどいいと思うけど、寂しかったのかな。

8/28 10:55

鋸岳と甲斐駒ヶ岳

8/28 10:56

雲に隠れた仙丈岳と北岳。
大きくなったカエデの木が邪魔です。
冷たいコーヒーがおいしい！

8/28 11:12

西峰に移動。

8/28 11:12

「竜東遊歩道」と書いてあるけど、厳しい山道が女沢峠まで続いているんです。侮るなかれ。

8/28 11:13

中アも雲の中。

8/28 11:13

珍しく、ミヤマママコナが咲いていた。

8/28 11:16

塩見岳と二児山。その手前には入野谷山のパノラマの峰が。

8/28 11:18

ハナイカリの季節

8/28 11:19

ヒナウチワカエデ。
樹木名が書いてあるので、確かです。

8/28 11:32

オクモミジハグマ

8/28 12:39

フシグロセンノウ

8/28 13:02

標高下がってきたので、ママコナ。

8/28 13:44

？
これ、蓼科山でも見ました。

8/28 13:53

そうこうするうちに、中沢峠に帰ってきたよ。
左下の道路は国道152号、右側の道路は、駒ケ根からの県道。

8/28 13:54

道路におります。
薬師如来が飛んで行った、宇津木集落に行ってみよう。

8/28 14:33

市野瀬から杉島方面へ。
地図見てたら、「報恩寺」の文字があったので、そちらの道を登っていく。
途中にヤマゴボウの実がありました。

8/28 14:45

最後の細い道をこわごわ車で登り、広場へ。
宇津木の薬師堂です。

8/28 14:46

一度来てみたかったんです。

8/28 14:42

説明文。
秘仏で、33年ごとに御開帳があるとかで、平成24年にあったので、あと20年後くらいかな。
行基さんが彫ったという如来像、見たいけど・・・。

8/28 14:44

こちらは西国三十三観音像。
大きくなったイチョウの木をも、切らないで共存。

8/28 14:46

続きに立っている報恩禅寺。
お疲れ様でした。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

snowheaven1

10数年前、地図読み教室で一度下ったことのある中沢峠ルート。
今年歩きたいコースの一つだったので、暑い時期、樹林帯の中の歩きなので涼しいかな、と思い、歩いてみました。
テープがいっぱいあるし、踏み跡もあり、隔世の感。
しかも、前回はコンパスと地形図だけだったんだけど、今回はヤマレコの画面で現在地が確認できる。安心感が違います。

それと、一度行ってみたいと思っていた宇津木の薬師堂にも行けてよかった。宇津木集落に人が住んでいたので、びっくりしました。