大台ケ原シオカラ谷のスケールは甘くないよ、辛口だよ!
- GPS
- 08:57
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大台ケ原駐車場~シオカラ谷吊り橋〜滝見尾根出合い 一般登山道 滝見尾根出合い〜シオカラ谷下部 バリエーションルート(廃道) 前半に一部コース不明瞭区間あり 後半は激下りを木の根・クマザサ・鉄製∩型杭を掴みながらのクライムダウンな感じになります シオカラ谷 滝は全て巻きました 前半は巨岩地帯 最後の東の滝は、右岸ルンゼ地帯からの巻き 熊の生息地のため、熊撃退カプサイシンスプレー装備 |
その他周辺情報 | フォレストかみきた 上北山温泉「薬師湯」 JAF割り利用 600円 とても綺麗な温泉施設です。 https://forest-kamikita.com/ 道の駅 吉野路上北山 併設のコンビニ「ヤマザキ」営業時間0700~2000、定休日(火曜日) 車中泊なら、トイレは遠いですが国道沿いの第1駐車場より、第2駐車場が静かで良いと思います。 |
写真
感想
山友のKUさんと大台ケ原シオカラ谷へ挑みました。
台風の影響などで増水を危惧していましたが、シオカラ谷吊り橋から見た流れは澄んでおり、普段の水量が分からないので何とも言えないのですが大丈夫と判断して、滝見尾根を下る事にしました。
滝見尾根前半に大岩その先は崖を古いテープに導かれ右回りとしました。
尾根に復帰して上を見ると新しいテープがあったので左回りも出来たと思います。
滝見尾根中間部付近に名前の由来であろう展望ポイントがあり、ここから見る、西の滝、東の滝は圧巻であり滝見尾根とあるのを納得します。
展望ポイントを過ぎて、滝見尾根後半は廃道の名残、鋼鉄製∩型杭が在る辺りから急斜面をクライムダウン感覚で下ることもあり度々ありました。
シオカラ谷に着くと、圧巻の西の滝が正面にあります。
これ程の滝をまじかで見たのは人生初めてだと思います。
シオカラ谷に着いた感想は、全てにおいてスケールが大きいことです。
西の滝、中の滝は勿論、谷にある巨岩群・・・・
遡行では、滝の流心に入るなどは考えるまでもなく無謀なことになります。
滝は全て巻くことになりました。
また、釜を泳ぐこともなく濡れても腰ぐらいだったので上着のウエットスーツは暑くなり遡行を始めて直ぐに脱ぐことになりました。
遡行最後の難関、東の滝の上は直ぐにシオカラ谷釣り橋となり遡行終了ポイントなので、風波の我儘でロープを出すことにしました。
左岸バント、ヌルヌル上部はハイハイで突破できるのではと、リードしましたが・・・
実際に登ると、ハイハイ出来る斜度で無く、その先も崖?・・・・無理
錆びて朽ち果てた残置ハーケンは直上にあったのですが、直上はバーチカルでボロボロの草付きでこれも・・・無理
撤退では、残置ハーケン2本に捨てロープを使いロアダウンしてヌンチャクを回収しました。
(クライミングにて自分の捨てロープを使用しての撤退は初めてでした。)
なお、東の滝は右岸ルンゼから簡単に高巻が出来きました。
(ロープを出さず、最初からすんなり右岸ルンゼとしていたら40分は短縮できたかな?)
KUさん、風波共にこれまで鈴鹿山系の沢でしか遡行をしたことありませんでした。
鈴鹿の沢では、滝があれば登りたいなと結構ロープを出すことがありますが、シオカラ谷では滝を避けての遡行で、滝でのシャワークライミングは無理でした。
自然の偉大さを感じたシオカラ谷遡行でした。
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