家からどこまでいけるかな 結果 葉山→国府津駅(41km)
aideiei
- GPS
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- 距離
- 41.2km
- 登り
- 266m
- 下り
- 275m
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| 天候 | 快晴 最低気温0度 最高気温10度 風弱く |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
行き 自宅 帰り 国府津駅から東海道線 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
海沿いを行く国道134号線であるが、逗子（浪子不動）〜鎌倉（材木座海岸）までは、歩道がなく危険。エスケープの必要がある。 浪子不動から急坂（手すりのない土の歩道）を登り披露山公園に出てそこから小坪に降り、小坪隧道（通称「お化けトンネル」）を超えて材木座海岸に至る。 私の場合は、葉山発であったので逗子海岸には行かず、逗子の町中を通り小坪に達し、小坪隧道を通り材木座海岸に至った。 あとは、基本的にはアスファルト道、たくさん歩いた後に二宮の吾妻山に行ったが、なんてことのない山道が非常に厳しく感じた。 |
写真
茅ヶ崎C 茅ヶ崎のC
C調言葉に御用心
チャコの海岸物語
サザンの曲の舞台になったところ・・・では全くない。
意外と誤解する人が多いところ。
酢が効いた酸っぱいスープにそうめんとラーメンの中間みたいな麺、具は玉ねぎのみ。これにラー油をかけて食べるのがおいしい。ちなみにタンメン大盛り500円。
8
感想
今回の企画は、私の限界はどこか、どこまでだったら歩くことができるのかを探ろうという企画である。
(1)私はいったい何kmくらい歩いていくことができるのか。
(2)その時々の体の変化は。
(3)自宅から各所要ポイントまでの詳細な距離を知りたい。
大きく分けると上の3つが目的である。
(1)はいいとして、(2)は長距離を歩くと体のどこから悲鳴が聞こえ始めるのか、そしてどのように歩くことが嫌になっていくのか。(3)は、よく「○○km程歩いてきたんだ！」というと「ここからどこまでくらい？」と聞かれることが多いので、自宅からのある程度の距離を知りたくなったのだ。
そういうわけで、基本的には平たんな相模湾岸を基本とし、起床から日没までと設定するが体の悲鳴状況では途中リタイヤもありという設定にした。
そして、目的地（チェックポイント）も設定しそこでの体の様子をチェックした。チェックポイントは以下のとおりである。
(1)稲村ケ崎 (2)江の島 (3)茅ヶ崎C (4)トラスコ湘南大橋 (5)大磯駅近辺 (6)吾妻山 (7)国府津駅 (8)小田原駅
4時代に起き準備をして出発、いつもの山行では朝食は食べないことが多いので今回も食べない。7時台に食べられそうなところは何点かリストアップしている（牛丼屋、コンビニ等）
コースの所でも書いたが、逗子海岸の浪子不動より先は歩道がなく通行するのは危険なので、最初から逗子海岸を通らず小坪から材木座海岸に抜けることとする。街灯があるのでヘッドランプはいらない。3．11の時はこのあたりは全部停電したので、その時に歩いたことを思えば天国だ。住宅地でなるのはダブルストックの音、眠らないコンビニ、新聞配達、ただただ一目散に歩く。
材木座海岸では「和賀江島」と書かれた看板がある。明るかったら見えるのであるが、鎌倉時代に使われた人工港湾が残っている。「武家の古都 鎌倉」の世界遺産候補にも入っている。
ここから海岸沿いを歩くのであるが、砂が歩道の上に載っていることが多い、意外とすべりやすい。しかし、今回は基本平坦な道なので息は全く上がらない。海からの風は寒くジャンパーに帽子手袋までしての重装備である。
平均時速3．5kmほどだろうか。東の空が白み始めたのを見て、太陽とは逆の方向に歩く。光が空気を支配するようになって先の方に白い岩が見えるようになる。稲村ケ崎である。
稲村ケ崎で今日の初富士に出会い、写真を撮る。体調はすこぶる良い。痛いところも全くない。それを確認して先を急ぐ、おなかがすいてきた。早く吉野家で朝食としたいところだが、セブンイレブン七里ヶ浜店に緊急ピットイン。トイレである。今日の道は、公衆トイレ、コンビニなど結構あるのであまり安心である。
トイレを借りたので、ホットレモンを一つ買い、一気に飲んで先に向かう。
江ノ島電鉄鎌倉高校前駅、ドライブをしているとよく通る、ただただ海やサーファーを眺めて時間をつぶすのに適した駅。ちょうど電車が来たので撮影する。腰越の吉野家で朝食、おいしゅうございました。
私の予想では、もっと時間がかかると思っていて、9時江の島。12時平塚と考えていたのだが、7時台に江の島についてしまう。まだ3時間も歩いていない。もちろん、体調はすこぶる良く、痛いところもない。歩きながら撮影し、海岸沿いの遊歩道に入っていく。
ここも、関東ふれあいの道になっているがランニング派と自転車派が多数を占める、そして気軽にお散歩派が続く。私のように登山靴にダブルストック派はいない。ストックをついている人は私のほかは2人しかいなかった。
烏帽子岩は実は初めて見た。だって、普段は車で国道を走るから。サザンの歌でよく歌われているが、何だか知らなかったのである。
いつの間にか茅ヶ崎市に入っているようだ。そして、茅ヶ崎Cがあった。
ここは、「茅ヶ崎海水浴場」から「サザンビーチ茅ヶ崎」へと名前を変えた。そう、サザンオールスターズの桑田氏がここ出身だというからだ。（なお、ほかのメンバーに茅ヶ崎出身者はいない）「茅ヶ崎C」はもちろん茅ヶ崎のCなのだが、サザンのイメージもあると勝手に思っている。「C調言葉に御用心」「チャコの海岸物語」のCともとらえることができそうである。
さて、ここでメディカルチェック。右足底指の付け根に痛みが出てきた。歩くときに体重がかかるところである、また地面を蹴るところであるので力がかかるところだ。しかし、歩くスピードはそんなに落ちない。柳島海岸を超えて、いよいよトラスコ湘南大橋である。予定よりかなり早い。
ここで、右足底に出ていた痛みが左足にも出てきた。「鎌倉まで20km」の看板が出ていたので、もうすでに20km以上を歩いていることがわかる。相模川河口、ここからみる丹沢、箱根・・・いい景色だ。普段は自動車で通るため景色をじっくり見ることはない、平塚、いい景色なんだなぁ。
さて、11時台になり平塚で昼食を・・・当然平塚系ラーメン、ラオシャンでしょう。
このラーメン、具は玉ねぎのみじん切りのみ。酢が入っていて酸っぱい。麺はそうめんとラーメンの中間みたいなやわらかい麺という3つそろった変わったラーメンなのである。
そのまま食べると酸っぱい（この酸っぱさも味わうとその奥に出汁のうまみがあるのがわかる）が、ラー油を入れると酸っぱさと辛さが打ち消しあい、旨みと玉ねぎの甘味がグッとくる。飲めるスープになるわけだ。
私は、結構気に入っていて、平塚に来るたびに食べたいと思っているが、駐車場がないところがほとんどなので電車で来るときにしか食べることができない。国道沿いに、駐車場付きでできてくれないかな、と思っている。
なお、以前は「老郷」というチェーン店だったが、何らかの理由で分かれ、平塚駅近くに「老郷」が2店、郊外に「花水ラオシャン」が数店展開している、厚木にもあるらしい。なお、今日のラーメンはもう少し酢が効いてくれるといいんだけどなという旨み重視のラーメンであった、もちろんラー油を入れてスープをすべて飲みきったことは言うまでもない。
その後、気分を良くした私は順調に歩みを進める。平塚を超えると右側には昨年に行った湘南アルプスが見える。そうか、赤線つなぎだったら湘南アルプスと自宅がつながったのだなあと感じた。
大磯駅近くでまたチェック。両足裏の痛みは大きくなっているのと、又ずれがしてきて痛みが出ている。スピードは時速3km程であろうか、それ以外は快調であり、ひざ、ふくらはぎ、太ももは異常を感じない。
大磯は意外と歴史がある町だ、海水浴場の発祥地、「湘南」という言葉も発祥は大磯だ、吉田茂邸があったことから歴史的なことの舞台にもなっている。今度じっくり周りたいものだ、大磯城山はその時のためにとっておくことにしよう（山に登らなければハイキングにならないと考えるからだ）。
二宮町に入る、ここでは吾妻山に登ることは最初から予定に入れていた。ここの菜の花が見たい、季節もちょうど良い。しかし足が痛い、登山口で考えていると、「すごいよ、上は富士山がきれいだよ」と声をかけられる。これは行くしかない、と心を決め歩み始めるが、膝が上がりにくい。まるで日光男体山の岩を乗り越えていくように感じる。下ってきたおじいちゃんから「何だ若いの、だらしないなあ！！」と声をかけられたので「私は今日、葉山からここまで歩いてきたんです」と話をするとびっくりされた様子であった。
吾妻山、確かにこの季節で晴れている日は最高だ。菜の花に富士山、写真を撮りまくる。ここでは数枚しか載せていないがその数倍は撮影している。そして、ベンチで不覚にも寝てしまった・・・。ほの温かい日差しの下、疲れた体を休めるために目が閉じてしまった。
約15分後ぐらいだろうか、「おお、そうだ。歩くんだった」と目覚める。腕を伸ばし、上半身の筋肉をほぐす。立つ、足裏の痛み、又ずれの次は右ひざに来た。軽い違和感、吾妻山を下り国道1号線に復帰して歩くと、明らかにスローダウンしていることがわかる、時速2�劼曚鼻Ｄ砲澆鯱造蕕欧襪燭瓩量瑤筌董璽團鵐阿鮖�ってきてはいない、アルコール鎮痛しようと思ってもコンビニがない、あっても道路の対岸で横断歩道がない。
4時近くになり、国府津駅が近いということで今日の目標は国府津駅までとすることとした。そこから7km小田原駅は難しかろう。
国府津駅でアルコールを買い、飲んでから乗車する。不覚にも寝てしまい、大船から横須賀線のつもりが、起きたら川崎駅を出るところ。しょうがないので品川まで出て、ご飯を食べ、横須賀線のグリーン車に乗り込む（絶対に座りたいのだ）、そうすると横浜駅前で停電、真っ暗になった車内を一枚撮影する。
そんなこんなで1日を使った。本当に体をいじめ抜いた1日であった。日曜日も予定がなくなり休日となったが、さすがにどこかを歩こうかという気にはなれなかった。
1日たってみると、足裏の痛みはなくなり、ひざと足首に痛みがある程度である。これも1週間でなくなるであろう。
晴れれば来週は地元三浦半島を歩く予定である。（予定は未定だが・・・）
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aideieiさん、はじめまして。
タイトルを見て、思わずコメントしてしまいました。
家からどこまで。
自分の原点なんです。自分の足でどこまで行けるんだろうか。
歩きはじめた時は1時間ぐらいで疲れてましたが、だんだん距離が延びて。
一日でフルマラソンの距離を歩く事が出来てから一気に歩ける距離が延びました。
aideieiさんも41キロ歩かれたのですから、どんどん歩く体になっていくと
思いますよ。
懐かしいタンメン
以前本厚木に勤務していた時に良く食べました。
独特な味ですよね。
懐かしいものを見させて頂きありがとうございます。
家から歩いて食べに行ってみたくなりました。
millionさん。コメントありがとうございます。
一度millionさんの雲取山のレポート（昨年の丹沢奥多摩２４でしょうか。）にこちらからコメントを入れたことがあります。力強くかつ省エネな歩き方で石尾根を登っていたmillionさんを思い出します。（昨年の４月２６日ですね。）
奇しくも、millionさんをお見かけしたその日が、私が歩いた距離が一番長い日（２６ｋｍ）でした。今回は、それも突破しようという意気込みもありました。
一昨年の８月に登山を再開して、本当に最初は数ｋｍ歩くのもしんどく、息も絶え絶えになったことを思い出します。きっと、あのころに登った山に再び登るともう少し楽なのかなと思います。
そこそこの頻度で歩くことを続けています。続けることが大切なんだなと思うようになりました。
ラオシャンの件、結構自分の周りには好きな人が少なく、「ええっ！あんなゲテモノ」という声もあるのですが、好きと言ってくれる人がいると心強いです。
コメントありがとうございました。
aideiei さん
驚きました。
同じ日に同じようなコースを歩かれた物好きな方がいたとは
それも一度すれ違ったことのあるaideiei さんとは、二度びっくりです。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています、
hamburg
渋描き隊長
渋描き隊長のレコから飛んできました。
自宅から40km・・・長いですね。
拙者も、先週、やむなく東京湾岸を43km歩きました。
遠かったです・・・。
どこで橋を渡るか考えながら歩くのは、ちょっと新鮮でした。
それに自治体が変わる度に嬉しくなりました。
進んでいるんだなと実感するからでしょうか？
東京湾を歩いたレポート、見ました。「すごいなあ」と素直に思いました。突然のトラブルをものともせずに一つのレポートになさるのですから。
今回の山行？ではアップダウンがあまりないため足は疲れても呼吸は余裕がありました。山を歩くのも楽しいけれども、ただただ距離を稼ぐのもおもしろそうだと思いました。自分自身、少しずつ「歩ける体」に向かっていることも感じています。
その後に行った、上総亀山から安房鴨川駅まで、私も数年以内に行ってみたいと思っています。いつも、レポートはチェックさせていただいております。今後ともよろしくお願いします。
hamburg様のレポートでは名前を間違い申し訳ありませんでした。
しかしながら、ほぼ似たような道を同じ日に歩いてきたという偶然性にコメントをせざるをえませんでした。
飯能アルプスでお会いして、次がこんな出会いになるとは偶然ですね。
物好きと言えばたしかに物好きです。
個人的には４０ｋｍ超、歩けて自身もつきましたし、痛くなった場所をどうすればよいか方針も見えました。冬の期間、もう一度「自宅からどこまで歩けるか」やってみたいと思っています。
いつも、レポートをチェックさせていただいております。次の山行も楽しませていただけることを期待しています。今後ともよろしくお願いいたします。
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