甲武信ヶ岳

2015年02月13日(金) 〜 2015年02月14日(土)

• GPS: 11:22
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,561m
• 下り: 1,613m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:04

10:57 ねとりインフォメーション
11:02 11:02 近丸新道登山口
11:08 11:08 徳ちゃん新道登山口
13:50 14:02 徳ちゃん新道分岐
15:01 宿泊地

2日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:19

7:45 宿泊地
9:14 9:14 木賊山まき道分岐
9:21 9:21 木賊山
9:38 9:47 甲武信小屋
10:14 10:28 甲武信ヶ岳
10:39 10:39 甲武信小屋
11:05 11:05 木賊山
11:08 11:09 木賊山まき道分岐
13:05 13:10 徳ちゃん新道分岐
14:38 14:44 徳ちゃん新道登山口
14:45 14:45 近丸新道登山口
14:49 14:49 ねとりインフォメーション
15:03 15:03 西沢渓谷駐車場
15:04 ゴール地点

天候

2月13日　晴れ時々曇り　気温マイナス10度　風は強いが樹林帯のためさほど影響はなし。
2月14日 晴れ　気温　マイナス12度　　風は強いが樹林帯のためさほど影響はなし。山頂もやや風が強い。

天気は良かったのですが、冬型の気圧配置となり、強い寒気が到来するためとても寒かったです。朝方はテント内はマイナス15度でした。
心配していた強風ですが、コースがほとんど樹林帯のためテント泊中も含め、問題はありませんでした。もちろん甲武信ヶ岳山頂は風が強かったです。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

7：30新宿発のあずさに乗車
山梨市駅　9時12分発西沢渓谷行の市営バスに乗車

コース状況／危険箇所等

一部尾根が細いところがあるので歩行に要注意してください。また本コースは長いので体力が必要です。健脚向きです。
1500m付近までは着雪はほとんどありませんが、ところどころ凍っています。登りはつぼ足で上がれますが下りはアイゼンを履きました。トレースはついていますが、木賊山から先は少しトレースがわかりにくいです。もっとも尾根に沿えば迷うことはないと思いますが、心配ならばコンパスを当てたほうが良いでしょう。

当初、甲武信小屋にテントを張る予定でしたが、辿り着けず2050m付近にテントを張りました。もう50mほど上がればより幕営に適した場所があります。

甲武信ヶ岳登頂後、木賊山の登り返しがちょっと堪えます。巻き道があるようですが見つけられませんでしたし、あったとしても踏み跡がないでしょうから登り返すほうが無難かもしれません。

その他周辺情報

山梨市営バスの発着に合わせて帰りに花かげの湯で入浴して帰りました。
西沢渓谷バス停の自販機は冬季使用はできません。

装備

個人装備

ヘッドランプ(Headlamp)(1) 予備電池 (Battery)(1) 1/25 000地形図(Topographic Map)(1) ガイド地図(Guide map)(1) コンパス(Compass)(1) 笛(Whistle)(1) 筆記具(Pen)(1) 保険証(Insurance card)(1) 飲料(Water)(1) ティッシュ(Paper Tissue)(1) 三角巾 (bandage)(1) バンドエイド(First aid kit)(1) タオル(Towel)(1) 携帯電話(Mobile phone)(1) 計画書(hiking plan)(1) 防寒着(Windbreaker / Sweater)(1) ストック(Trekking Pole)(1) 水筒(Water bottle)(1) 時計(Watch)(1) 非常食(Emergency Provisions)(1) カップ（Cup)(1) ストーブ（Stove)(1) ガス缶（Gas)(1) アイゼン(Crampons)(1) 手袋（Gloves）(1) 帽子（knitted cap)(1) ロングゲイター(Long Gaiter)(1) ピッケル（Ice axe）(1) 輪かんじき（Japanese snowshoes)(1) 日焼け止め(sunblock)(1) アウター(Outer wear)(1) 目だし帽(balaclava)(1) カラビナ(carabiner)(1) スリング(sling)(1) わりばし(3) シェラフ(sleeping bag)(1) シェラフカバー(cover of sleeping bag)(1) マット(mattress)(1) サングラス(sunglasses)(1) ゴーグル(goggles）(1)

共同装備

テント(tent)(1) スコップ(1) コッヘルLL(Large cooker)(1) 銀マット (Silver sheet)(2) 30m ロープ(rope)(1) ガス缶(Gas cartridge)(2)

備考

1.雪山計画に無理がありました。
当初、甲武信小屋にテントを張る予定でしたが、辿り着けず途中で幕営しました。そのため、下山時間が大幅に遅れました。
2.装備は事前に使用に問題ないか確認しましょう。
3.下山時500mlの水分では足りませんした。行動時間が7時間30分でしたので少し大きなポットを検討したいです。
4.寒さのため、目薬やコンタクトレンズなどあらゆる液体が凍りました。凍って困るものはポケットに入れて体温で保温しましょう。

感想

STHiking

当初谷川岳を予定していましたが、冬型の気圧配置が強まり、谷川岳は大荒れが予想されたため、比較的天気の良い甲武信ヶ岳にしました。ただ強い寒気が入り込んでいるので夜中はマイナス20度くらいにはなっていたでしょう。テント内でも明け方はマイナス15度でしたから。これまでは八ヶ岳など営業してる山小屋の幕営地でテント泊を行いましたが、今回は山小屋はなく、幕営地を見つけ、水を作りなど本格的な雪中幕営の雪山でしたので良い経験になりました。これで遊べる山がグッと増えました。お疲れ様でした。