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Yamareco

記録ID: 5893257
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ハイキング
大峰山脈

大峯奥駈 大普賢岳から阿弥陀森〜行者還岳往復

2023年09月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:41
距離
21.2km
登り
2,428m
下り
2,336m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
2:06
合計
10:05
距離 21.2km 登り 2,518m 下り 2,358m
6:15
10
スタート地点
6:25
18
6:43
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15:46
15:47
20
16:07
16:09
11
天候 概ね晴れ 夕刻16時頃より雷鳴と雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐又ヒュッテ下駐車場から。大阪からは行者還トンネル下や90番ポストよりもかなり近く感じる。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は多々あれど、無双洞へのザレ場の下りが一番怖かった。
和佐又から日本ヶ岳コルへの登りはゆったりした登りで途中弥山八経方面も見えるところがあった。指弾ノ窟から始まる窟シリーズで飽きません。
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和佐又から日本ヶ岳コルへの登りはゆったりした登りで途中弥山八経方面も見えるところがあった。指弾ノ窟から始まる窟シリーズで飽きません。
第62靡 笙ノ窟。絶壁直下にぽっかりと開いた空間。ここでひと冬籠って修行をしていたとのこと。
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第62靡 笙ノ窟。絶壁直下にぽっかりと開いた空間。ここでひと冬籠って修行をしていたとのこと。
石ノ鼻から小普賢方面。小普賢は右側を巻いていくのですが、大普賢までは鉄製梯子をこれでもかと。
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石ノ鼻から小普賢方面。小普賢は右側を巻いていくのですが、大普賢までは鉄製梯子をこれでもかと。
大普賢岳から山上ヶ岳方面。その奥に金剛葛城、その隙間(水越峠)からはかすかに大阪市街が見えていた。堺市あたりが見えているのかと。
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大普賢岳から山上ヶ岳方面。その奥に金剛葛城、その隙間(水越峠)からはかすかに大阪市街が見えていた。堺市あたりが見えているのかと。
弥山八経方面もガスが掛かりながらも何とか。釈迦ヶ岳はガスで見えない。右手直下の頂は弥勒岳と国見岳でしょうか。
弥山八経方面もガスが掛かりながらも何とか。釈迦ヶ岳はガスで見えない。右手直下の頂は弥勒岳と国見岳でしょうか。
大普賢岳頂上。素晴らしい展望台です。碑伝もありましたが、ここは靡ではありませんので展望を楽しんだら即移動。
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大普賢岳頂上。素晴らしい展望台です。碑伝もありましたが、ここは靡ではありませんので展望を楽しんだら即移動。
大峰奥駈道を繋げるために前回最終地点である脇ノ宿に向かいます。途中で経筥石への分岐。ここは靡ではないものの修行の場とされているところなので行ってみました。踏み跡を頼りに倒木のある笹原を軽く登ると降り口があります。ロープ完備ですが途中崖の倒木で行く手を遮られていますがそれでも下ると到着。
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大峰奥駈道を繋げるために前回最終地点である脇ノ宿に向かいます。途中で経筥石への分岐。ここは靡ではないものの修行の場とされているところなので行ってみました。踏み跡を頼りに倒木のある笹原を軽く登ると降り口があります。ロープ完備ですが途中崖の倒木で行く手を遮られていますがそれでも下ると到着。
役行者が法華経を埋納した穴が開いていました。自然にはできない四角い穴で回りは縁取りあり。昔の行者が彫ったのでしょうが、こんな場所の絶壁になぜ?です。
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役行者が法華経を埋納した穴が開いていました。自然にはできない四角い穴で回りは縁取りあり。昔の行者が彫ったのでしょうが、こんな場所の絶壁になぜ?です。
順調に進み、前回最終到達地の第64靡 脇ノ宿。前回はここで雨に降られて撤退したところ。背後の岩は明星ヶ岳と言われているそうで、東側の岩肌には遭難慰霊プレートが嵌め込まれています。
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順調に進み、前回最終到達地の第64靡 脇ノ宿。前回はここで雨に降られて撤退したところ。背後の岩は明星ヶ岳と言われているそうで、東側の岩肌には遭難慰霊プレートが嵌め込まれています。
調子もいいので女人結界の第65靡 阿弥陀森まで。伯母谷覗に行くことも考えたのですがどうせガスってるだろうと思い、大峰奥駈数珠つなぎの旅へ。大普賢岳までバックします。途中で第63靡 普賢岳を通りましたが、岩の傍らに碑伝が置いてあるだけの場所でした。やはりここは経筥石が靡であるべきなのですが。
調子もいいので女人結界の第65靡 阿弥陀森まで。伯母谷覗に行くことも考えたのですがどうせガスってるだろうと思い、大峰奥駈数珠つなぎの旅へ。大普賢岳までバックします。途中で第63靡 普賢岳を通りましたが、岩の傍らに碑伝が置いてあるだけの場所でした。やはりここは経筥石が靡であるべきなのですが。
大普賢岳から激下りのあと水太覗(ガスで見えず)と弥勒岳を過ぎて国見岳へ。ここが第61靡 弥勒岳。奥駈道は直下を素通りしていますが国見岳頂上は木の根っこに絡まれたいかにも由緒ありげなところでした。実際にはこの靡もこれから続く難所が本来の修行の場であると思われます。
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大普賢岳から激下りのあと水太覗(ガスで見えず)と弥勒岳を過ぎて国見岳へ。ここが第61靡 弥勒岳。奥駈道は直下を素通りしていますが国見岳頂上は木の根っこに絡まれたいかにも由緒ありげなところでした。実際にはこの靡もこれから続く難所が本来の修行の場であると思われます。
で、やって来ました、鎖の難所。右側がスパッと切れたトラバース。崖下は木が生えているので高度感はないものの鎖がないと怖いかも。
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で、やって来ました、鎖の難所。右側がスパッと切れたトラバース。崖下は木が生えているので高度感はないものの鎖がないと怖いかも。
次に薩摩転げ、でしょうか。岩盤をまっすぐ下る。ここも登りはそれほどでもないかも知れませんが、下りはやはり鎖が無いと怖いかも。
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次に薩摩転げ、でしょうか。岩盤をまっすぐ下る。ここも登りはそれほどでもないかも知れませんが、下りはやはり鎖が無いと怖いかも。
難所・鎖場はこの他にもいろいろあって、最後にも鎖付きのトラバース。ここが内侍落しでしょうか、高度感があって鎖が無いと通れないかも。
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難所・鎖場はこの他にもいろいろあって、最後にも鎖付きのトラバース。ここが内侍落しでしょうか、高度感があって鎖が無いと通れないかも。
難所を過ぎると第60靡 稚児泊。広々とした芝生の広場。苔むした巨岩もあったりでゆったり休憩したいところですが先を急ぎます。
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難所を過ぎると第60靡 稚児泊。広々とした芝生の広場。苔むした巨岩もあったりでゆったり休憩したいところですが先を急ぎます。
途中大普賢方面がよく見えるところから。だいぶガスも切れてきたような。
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途中大普賢方面がよく見えるところから。だいぶガスも切れてきたような。
七ツ池を過ぎて苔むしたところを通ります。いかにも奥駈道らしいところです。
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七ツ池を過ぎて苔むしたところを通ります。いかにも奥駈道らしいところです。
第59靡 七曜岳。巨岩の頂上からの展望良好。弥山八経方面もよく見えるのですが頂上部分がガスってました。七曜岳から下ってすぐに無双洞への分岐がありますが、ここも大峯奥駈数珠つなぎの旅へと行者還岳まで。
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第59靡 七曜岳。巨岩の頂上からの展望良好。弥山八経方面もよく見えるのですが頂上部分がガスってました。七曜岳から下ってすぐに無双洞への分岐がありますが、ここも大峯奥駈数珠つなぎの旅へと行者還岳まで。
途中、行者還岳から弥山八経方面が見渡せるところがありました。行者還岳はそんなに遠くなさそうな。
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途中、行者還岳から弥山八経方面が見渡せるところがありました。行者還岳はそんなに遠くなさそうな。
途中みなきケルンを過ぎ無事行者還岳頂上へと。弥山八経方面展望台からはガスの無い釈迦ヶ岳方面まで見えました。ここで大峯奥駈数珠つなぎが完了、五番関から明星ヶ岳までつながりました。
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途中みなきケルンを過ぎ無事行者還岳頂上へと。弥山八経方面展望台からはガスの無い釈迦ヶ岳方面まで見えました。ここで大峯奥駈数珠つなぎが完了、五番関から明星ヶ岳までつながりました。
1485峰付近は展望の良い明るい稜線道でした。大普賢方面がよく見えるのはいいのですが、ドス黒い雲が背後に迫ってきてとっとと逃げないと、でした。
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1485峰付近は展望の良い明るい稜線道でした。大普賢方面がよく見えるのはいいのですが、ドス黒い雲が背後に迫ってきてとっとと逃げないと、でした。
無双洞への激下りは「これぞ修行」というものでした。無心のままに歩いて、無双洞手前のザラ場トラバースで渓流に滑落の悪夢に怯えながらも何とか無双洞へと。ここの水は格段に冷たくてうまい。ほっとするのも束の間、最後の激登り鎖場を何とかやり過ごし、気の遠くなるような微かな登りの山道を経て和佐又ヒュッテへと。ヒュッテ直前に雷鳴を聞き、到着直後に大雨でした。
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無双洞への激下りは「これぞ修行」というものでした。無心のままに歩いて、無双洞手前のザラ場トラバースで渓流に滑落の悪夢に怯えながらも何とか無双洞へと。ここの水は格段に冷たくてうまい。ほっとするのも束の間、最後の激登り鎖場を何とかやり過ごし、気の遠くなるような微かな登りの山道を経て和佐又ヒュッテへと。ヒュッテ直前に雷鳴を聞き、到着直後に大雨でした。

感想

大峰奥駈道数珠つなぎの旅。脇ノ宿から行者還岳の未踏区間に挑むために大普賢岳周回コースにプラスして奥駈道を歩いてきました。これで大峰奥駈道は五番関から明星ヶ岳までがつながり、あとは明星ヶ岳から楊枝ノ森までをつなぐのが課題となりました。今回はお天気もまずまず、弥山八経方面から大台方面、山上ヶ岳・稲村ケ岳方面までスッキリ望めました。和佐又から大普賢岳までは30年ぶりくらいでしたが鉄製梯子のコースは変わらずでした。国見岳から七曜岳間の難所はそこまで怖いと思いませんでしたが、無双洞手前は久しぶりに本気でヤバいと思ってしまいました。(ズルっといくと渓流までズルズル、そのまま水簾の滝にという悪夢)無双洞からの地獄の登りは事前に分かっていたので何とか乗り越えられました。それにしても無双洞の水は格別にうまかったです。

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