谷川岳。極上の雪山に感激！風なし、雲なし、渋滞なし
群馬県
新潟県
野風
体力度について
- GPS
- 04:08
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 872m
- 下り
- 871m
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| 天候 | 完璧な晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
東京6：36発（たにがわ401号）→ 上毛高原7：53着（5820円） 上毛高原8：00発（関越路線バス）→ 谷川ロープーウェイ駅8：45着 → 天神平9：10頃着（1830円。後述の得々セット券利用料金）。片道合計7650円 前日、仕事で本庄早稲田に出かけたが、春節で中国からの旅行客が多くみられ、帰りの新幹線が満席で大宮まで座れなかった。あわてて山へ行く翌朝の指定席を取ろうとしたがとっくに完売。当日朝12分くらい前にホームに到着すると人でごった返している。中国からのお客さんではなく、スキーヤー。列の最後に並び、列車到着後に乗り込むとぎりぎり席を確保できた。その後に乗車した人たちはデッキや座席横の通路に立つことに。お盆や年の瀬よりひどい。電車で行かれる方は、早めにホームで待たれた方がよろしいかと。ほとんどの方が上毛高原の先の越後湯沢かガーラ湯沢まで行くので席が空きません 上毛高原からの路線バスは、出発時点でほぼ登山者で満席。途中の水上駅で乗ってこられた方々のほとんどは20分ほど立ったままでロープーウェイ駅まで 上毛高原から谷川ロープーウェイ駅までの往復バス乗車券と谷川ロープーウェイ往復券のセット（得々セット券）をぐんまちゃん家で購入した。東京の方は東銀座駅の交差点の角にあります。バラバラで購入するより700円お得（4360円が3660円）。上毛高原到着時は駅の横のオフィスが開いていないので、当日購入はできません。事前にどこかで手に入れてください http://www.enjoy-minakami.jp/area/tokutoku.html 帰りは以下のバスと新幹線を利用。 谷川ロープーウェイ駅14：13発 → 上毛高原15：03着 上毛高原15：22発（たにがわ416号）→ 東京16：40着 こちらもスキー客や旅行客で満席です。上毛高原で1号車に乗ろうとしましたが席はなし。ダメ元で2号車に行くと偶然空いており座ることができました。遅い列車になればなるほどスキーの帰り客で混雑すると思われます。日帰り温泉に寄らずにさっさと帰って正解でした |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストはバスを降りてロープーウェイ駅の建物に入った右手にあります。登山届を出し、下山届を出すシステムです ロープウェイは次から次へとくるので、すぐに乗れました ロープーウェイ駅から天神尾根： 駅から右手に進み、リフト乗場の横を通って進みます。ロープの外を歩くよう看板が出ていますのでロープに沿って天神尾根まで登ります。最後はちょっとした急登です 天神尾根から肩の小屋： 急登を終えたところから少し下り気味に進みます。トラバース気味に進み天神尾根の鞍部に出ます。このあたりからドロップするBCボーダーが結構います。ここまではアイゼンなしで来ました 電車とバスを利用される方は、登り開始時間が遅くなるので、トレースはしっかり出来上がっており迷うことはありません。週末であれば踏み跡がしっかりしていますので、スノーシューやワカンは不要でしょう。私もスノーシューは不要と思い、万一に備えてワカンを持っていきましたが出番なし。この時期に多くの方がレコにアップされているように終始ダブルストックで通しました。ピッケルは持っていきませんでした 肩の小屋からトマの耳、オキの耳の往復： 週末であれば、スノーシュー、ワカンは不要です。雪庇は見事ですが、トレースは安全なところについています。この日は、オキの耳の山頂標識が雪に埋まっており分かりませんでした 肩の小屋からロープウェイ駅までの下り： 結構急な下り斜面です。この時期はパウダースノーが斜面を覆っているので、登りのトレースを使用せずとも大胆に大きなステップで下っていけます（トレースを利用するよりも膝まで埋まりながら自分の歩幅で進んだ方が自分には快適）。ただし、3月以降の固くなった雪面の時は、アイゼンとピッケルでしっかり歩を進め、滑落しないよう慎重に下る必要があります |
| その他周辺情報 | 当初は日帰り温泉すべく、湯檜曽温泉と水上温泉で目星を付けておいたのですが、ロープーウェイを下りてビールを飲んでバスを待っている間に電話してみると、本日は宿泊者のみとの返答。水上温泉のふれあい館に行こうかとも思ったけど、面倒くさくなったのと帰りの新幹線の座席が気になり直帰することに ふれあい館を利用される方は、水上駅でバスを下りずに３駅進んだ水上温泉のバス停（だったと思う）で下り、橋を渡ると近いです。 http://www.minakami-onsen.com/spa.php?itemid=273 上述の得々セット券を購入された方は、水上駅しか途中下車できないので、水上駅からふれあい館まで１５分くらい歩くことになります。電車とバス利用はビールが気兼ねなく飲めるが、日帰り温泉の選択が限られるのが難点 |
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感想
ヤマテンで谷川岳に晴れ予報。一日前でも一日後でもダメ。この日だけが高気圧に覆われて登山日和の予報。行くしかない（笑）
同じように好天を待っていた人たちが一斉に繰り出した感じで、多くの登山者でにぎわっていた。車で行くか迷ったが、最近ちょっと疲れ気味なので、早朝から車を飛ばしていくのは止めにして、2週間前の黒斑山同様、新幹線とバスで向かう
遅い到着なので、スノーシューで雪面歩行を楽しむことは望めそうもない。スノーシューは家においていく。代わりにひょっとしてラッセルっぽいのを味わえるかもと期待してワカンを持っていく。結果はまったく出番なし。途中からアイゼンを着けて、ダブルストックで通した
前回の黒斑山同様、この日も冬山とは思えない陽気で、帽子は最初からなし。登り始めて数分で手袋を外す。天神尾根の稜線にでたところで上着も脱ぐ。それでも汗がしたたり落ちる。タオルで何度も汗をぬぐう。おかげでSP50の日焼け止めをこまめに塗っても、汗をぬぐうのと同時に取れてしまい、しっかり日焼けした
雪の谷川岳は初めてで、肩の小屋に向かう登りはこんなにきつかったかなと改めて思う。その一方で、素晴らし眺めを味わうことができ大満足。極上の雪山登山を楽しむことができた。風も雲もなく穏やかな快晴。多くの登山者で賑わっていたものの、雪の斜面なのでどこでも歩け、紅葉シーズンのような尾根道での渋滞もなく快適な登山で、感謝感謝
オキの耳から肩の小屋まで戻ってきて風見鶏の少し下でお昼ご飯。上着も手袋もいりません。ぽかぽかであまりに気持ち良いので、小一時間昼寝でもしようかと思ったが、紫外線が気になりさっさと下りることに
本格的に山を再開した昨年は、2月の週末の天候が悪くてまったく出かけられなかったが、今年は週末の好天率が高い。昨年のような大雪はないが、それでも訪れた山は例年より雪の量が多いようだ。大いに雪山を堪能させてもらっている
今シーズンの厳冬期の雪山はほぼ終わりだが、あと何回雪山を楽しめるか、週末の好天が続くのを願うばかりだ
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Pinboll_1957さん、こんにちは！
昨日は素晴らしい快晴に恵まれましたね
予定通り、谷川へ行かれたのですね
それにしても、やっぱり谷川岳はキレイでカッコいいですね！私もバッチリサングラス焼け(笑)
これからは残雪期の雪山を楽しみたいですね
昨日は良い天気でしたね。谷川岳からも浅間山系がしっかりくっきり見えました。
最初はあまりに近く見えるので、草津白根山かなと思い込んでしまいましたが、どう写真を見ても浅間にしか見えない。あわててレコの写真コメントを訂正しました
谷川岳は一ノ倉沢の滑落事故の多さで怖いイメージがありますが、天神尾根に限っては登山者も多くロープーウェイで天神平まで一気に上がれるので、天気さえ間違わなければある意味お手軽に雪山を楽しめる初級コースです
もちろん春山になり雪面が締まってくると、万一足を滑らせればどこまでも止まらず落ちていく斜面も多く、注意が必要です。ただ、滑落したらいやだなと思うこのような斜面をBC愛好者は果敢にドロップしていきます。彼らはスピードをつけて斜面を滑っているので、途中でバランスを崩せば大変なことになるんでしょうね
そうやって考えると、「踏み外してもまだましかな」と妙な安心感と勇気が湧いて大胆に歩けてしまいました（笑）
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