秋の気配が漂う大谷山を抜土から
- GPS
- 02:38
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 314m
- 下り
- 359m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・林道はパンクの恐れがあるので落石を踏まないように。タイヤの経年劣化に注意。 ※滋賀県側の林道は通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部に踏み跡が薄いところもある。迷ったらマーキングを探そう。 |
写真
感想
早朝の用事を済ませてさて何処へ行こうか、そうだ手軽に稜線歩きができる江若国境を思いつく。R27美浜町から粟柄林道経由で50分、滋賀マキノ町との県境の抜土に到着する。
支度をしていると途中で追い越した福井ナンバーのRV車が到着する。お話しするとパンクしたのでタイヤ交換をしていたとのこと。お仲間は既に大谷山へ出発されたらしい。ご自分は登らないので会ったら伝えて欲しいと言われる。
登山口の大ブナに挨拶してから県境尾根を登って行く。標高は既に600mあるのでいきなりブナ林だ。尾根から谷まで一面に広がるブナ林を愛でながらしばらく歩き、空間が開けたかと思うと稜線に飛び出る。稜線は風衝草原となっていて樹々は育たない。明るい草原歩きの始まりだ。
陽が照っているが風もあるのでそんなに暑く感じない。一面にススキが繁茂して花穂が風になびいている。緩いアップダウンを数回繰り返すと大谷山に到着した。山頂では10名ほどのパーティが休憩中しておられる。人に出会いませんでしたかと尋ねられる。登山口でお話ししたこと、下で待っておられることをお伝えする。聞けば若越山の会の皆さんだった。リーダーは89歳で先頭に立って歩いて来たと言われる。自分もせめて80歳まで見習いたいものだ。
ご一行は下山され静かな山頂でおにぎりを頬張る。琵琶湖はこの時期お決まりの水蒸気靄で伊吹や鈴鹿はうっすらとしか見えない。北の三国や赤坂山はよく見えている。若狭湾と雲谷山、高島トレイルの大御影山を望むことができる。マキノ高原から2名の女性が上がって来られたので場を譲ることにした。
ススキの草原を愛でながら下山していく。もう10日もすれば見頃を迎えるのではないだろうか。大谷山のススキは見ごたえがある。カエデも秋色に染まり始めている。記録的な猛暑が過ぎ秋に一歩近づいたことを感じさせる山行となった。
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