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Yamareco

記録ID: 592343
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山(奥岳登山口から)

2015年02月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
11.5km
登り
788m
下り
779m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:48
合計
5:41
8:00
69
9:09
9:09
19
9:28
9:28
4
9:32
9:32
9
9:41
9:42
38
10:20
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36
10:56
11:38
15
11:53
11:56
1
11:57
11:59
11
12:10
12:10
32
12:42
12:42
49
13:31
13:31
10
13:41
ゴール地点
天候 前日までの発達した低気圧と前線が東に抜け、東北を中心に高気圧に覆われ天気の良い一日でした。気温も高く、日差しも強かったため勢至平までの登りは暑くて大変でした。春が近いですね。
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東北道を二本松I.C.で降りて右折。すぐに「岳街道入口」交差点を再度右折し、国道459号を道なりにしばらく進む。岳温泉街の入り口を左折し、県道386号へ入る。道なりに5.5kmほど登ると突き当たりがあだたら高原スキー場になります。看板や案内があり、カーナビであだたら高原スキー場で行けます。あだたら高原スキー場の駐車場は無料。多くの車を駐車できますので心配ないかと思います。
県道386号は早朝に雪もあり凍結してますのでスタッドレス必須です。
コース状況/
危険箇所等
トレースもしっかり踏まれ、12本爪アイゼンのみでワカン使いませんでした。特に危険個所はないですが、グリベルのアイゼンに雪玉着くのでピッケルで落としながら行動しました。

トイレはくろがね小屋のみなのでスキー場でしっかり済ませます。登山ポストはゲレンデ入り口の右手前の建物脇にあります。
右側のゲレンデ方面に進むと、右脇に登山道入り口があります。そこからしばらく進むと橋を渡り、その先くらいから徐々に傾斜が増していきます。どうという事のない登りを40分ほど進んでいると、平坦な勢至平にたどり着きます。
勢至平分岐を真っすぐに進み、くろがね小屋方面に。勢至平の先を回り込むように比較的平坦なコースを進み、しばらくすると鉄山の下に建つくろがね小屋が見えてきます。

くろがね小屋の先は一度折り返すように左の斜面を急登します。その斜面を登り切ると視界が開けますので、トレースに従い峰の辻まで雪原を緩やかに登り進みます。傾斜をトラバース気味に進む事もありますが滑落の危険は感じません。
峰の辻からは、馬の背経由ではなく安達太良山の山頂に向かって直登します。山頂基部(と呼んでおく)までの直登はけっこう堪えますが、見た目より距離はありません。

山頂基部に平坦なエリアが広く、大きな山頂標が建っています。但し、角度60度ほどに前傾していて記念撮影しにくい状態です。乳首と呼ばれる山頂部は登るのにそんなに難しくはありません。狭い山頂には祠があり、360度の景観が素晴らしいです。

下山ルートは鉄山方面に牛の背を経由します。こちらの稜線ですが、冬期は本当に美しいです。振り返るとこの方角から見る安達太良山の山頂が格好良く、左には沼の平の火口エリア、鉄山方面に向けての稜線も過酷な環境が作り出す素晴らしい天空の雪の世界になっています。
沼尻分岐を過ぎ、峰ノ辻分岐を右に折れ、峰の辻を下山時にはくろがね小屋を経由しないコースに。景観はイマイチですが下山時間は稼げます。勢至平分岐に合流してからは、来た道をそのまま下山となります。
スキー場の駐車場を出発。まだ余裕があります。
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スキー場の駐車場を出発。まだ余裕があります。
ゲレンデ入り口、右手前の建物脇に登山ポストがあり。
3
ゲレンデ入り口、右手前の建物脇に登山ポストがあり。
右側ゲレンデの脇に登山道入り口がある。
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右側ゲレンデの脇に登山道入り口がある。
あだたら渓谷自然遊歩道の橋を渡る。
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あだたら渓谷自然遊歩道の橋を渡る。
徐々に傾斜が増していきます。
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徐々に傾斜が増していきます。
気温が高く日差しが強いので暑い。
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気温が高く日差しが強いので暑い。
勢至平にたどり着き、左手には安達太良山が見える。
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勢至平にたどり着き、左手には安達太良山が見える。
雪深いが踏まれておりアイゼン歩行で問題なし。
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雪深いが踏まれておりアイゼン歩行で問題なし。
勢至平を回り込むように日陰の道を進む。
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勢至平を回り込むように日陰の道を進む。
しばらくすると鉄山の下に建つくろがね小屋が見えてくる。
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しばらくすると鉄山の下に建つくろがね小屋が見えてくる。
前回は休憩&引き返したくろがね小屋。まだ閉まってました。
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前回は休憩&引き返したくろがね小屋。まだ閉まってました。
小屋の前を一度折り返すように左の斜面を急登します。
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小屋の前を一度折り返すように左の斜面を急登します。
斜面を登り切ると視界が開ける。
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斜面を登り切ると視界が開ける。
トレースに従い峰の辻まで雪原を緩やかに登り進みます。
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トレースに従い峰の辻まで雪原を緩やかに登り進みます。
傾斜をトラバース気味に進む。滑落の危険は感じない。
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傾斜をトラバース気味に進む。滑落の危険は感じない。
峰の辻にたどり着く。行きは山頂に向かって直登。
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峰の辻にたどり着く。行きは山頂に向かって直登。
直登はけっこう堪えますが、見た目より距離はない。
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直登はけっこう堪えますが、見た目より距離はない。
稜線に出るともう目の前に山頂。
2
稜線に出るともう目の前に山頂。
山頂基部に平坦なエリアが広く、大きな山頂標が建っている。
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山頂基部に平坦なエリアが広く、大きな山頂標が建っている。
山頂標が角度60度ほどに前傾しておりこんなアングルで。
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山頂標が角度60度ほどに前傾しておりこんなアングルで。
乳首と呼ばれる狭い山頂部に登る。
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乳首と呼ばれる狭い山頂部に登る。
山頂から景観がすごく綺麗。徐々に雲があがってきた。
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山頂から景観がすごく綺麗。徐々に雲があがってきた。
あっという間に真っ白に。日差しが無いと寒い。
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あっという間に真っ白に。日差しが無いと寒い。
山頂部を見上げる。雲が切れまた晴れそう。
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山頂部を見上げる。雲が切れまた晴れそう。
何度も振り返ってしまう。神様が降りてきそうな雰囲気。
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何度も振り返ってしまう。神様が降りてきそうな雰囲気。
稜線から安達太良山を望む。この角度からの山容が格好良い。
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稜線から安達太良山を望む。この角度からの山容が格好良い。
牛の背に向かって稜線を進む。
4
牛の背に向かって稜線を進む。
天空の雪の世界。本当に来てよかったと思う。
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天空の雪の世界。本当に来てよかったと思う。
素晴らしい山登りももうおしまい。帰り途はいつも切ない。
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素晴らしい山登りももうおしまい。帰り途はいつも切ない。
稜線を安達太良山方面に振り返る。
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稜線を安達太良山方面に振り返る。
峰ノ辻分岐の壮絶なエビの尻尾。右に折れ峰の辻へ降りる。
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峰ノ辻分岐の壮絶なエビの尻尾。右に折れ峰の辻へ降りる。
安達太良山へ直登のトレースが何本も。人が多くなってきた。
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安達太良山へ直登のトレースが何本も。人が多くなってきた。
下山は峰の辻を真っすぐにくろがね小屋を経由しないコースに。
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下山は峰の辻を真っすぐにくろがね小屋を経由しないコースに。
こちらのコースも充分に踏まれアイゼン歩行で問題なし。
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こちらのコースも充分に踏まれアイゼン歩行で問題なし。
勢至平分岐に合流。
1
勢至平分岐に合流。
木漏れ日が綺麗。雪道の下山は膝に優しく助かる。
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木漏れ日が綺麗。雪道の下山は膝に優しく助かる。
今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。
5
今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。

装備

個人装備
1/25,000地形図
1
ガイド地図
コンパス
1
GPSユニット
1
筆記具
1
ヘッドランプ・電池
1
1
ミニナイフ
1
ライター
1
ザックカバー
1
エマージェンシーシート
1
手ぬぐい
1
ハンカチ・ティッシュ・巻紙
1
ハードシェル(上)
1
ハードシェル(下)
1
フリース
1
ダウンジャケット
1
防寒帽子
1
バラクラバ
2
予備含
ウォーターキャリー
1
1リットルの水
ストック
1
アイゼン
1
12本ツメ
ピッケル
1
ワカン
1
グローブ
2
予備含
ゴーグル
2
予備含
サングラス
1
携帯電話
1
充電池予備携行
腕時計
1
テルモス
1
ホットコーヒー
食事
適宜
携行内容は上記記載
非常食
適宜
カロリーメイト等
行動食
適宜
チョコ等
保険証
1
健康・山岳保険
共同装備
ツェルト・ペグ・細引
1
救急セット
1
コンパクトカメラ
1
1

感想

天気が良いので厳冬期の安達太良山(1699.6m)に。昨年この時期に敗退、ころ合いを見て冬期登頂しておきたかった山です。今日も無風、暑いくらいの超登山日和でサングラスしないで活動してたら雪目になりかけました。春が近くまでやってきているのを感じます。標高の割には森林限界が低く、素晴らしい雪山の景観を楽しめました。[距離11.5km/累積標高差1,735m/所要時間(山行活動時間)5時間34分]

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コメント

taichiさん、こんにちは。
冬季安達太良山登頂おめでとうございます

天気 も良く、最高の登山日和でしたね。

頂上での幻想的な景色も素晴らしい !!!

私も冬に是非とも登りたい山の一つです。でも京都からでは遠すぎますが

まだまだ北関東や東北もたくさんの百名山が残ってますので、頑張って通いますね。

taichiさん、日程合えばご一緒して下さいね
2015/2/22 15:49
HIDENORI-Tさん
コメントありがとうございます。ご返事遅くなってすいません。
安達太良山、今回はコンディションもよく かなり気持ちよく登頂達成 できました。
百名山、がんばってください。応援しています!
結構前日急に行こう!というのが多いのですが、日程あえば現地で落ち合うなどで是非!
2015/3/1 20:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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