(9月10日)今回の山の同行者は2名で、明日(9/11)の早朝新宿を発ち、11時頃から登山開始予定だが、私は彼らよりずっと登りのスピードが遅いので本日(9/10) 松本に宿泊して明日は早朝から単独で登り宿泊地の山小屋で彼らに会う事にした。11:20 つくばを出発し、16:39 松本到着。今日の宿泊地のゲストハウスに向かう。
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9/10 15:47
(9月10日)今回の山の同行者は2名で、明日(9/11)の早朝新宿を発ち、11時頃から登山開始予定だが、私は彼らよりずっと登りのスピードが遅いので本日(9/10) 松本に宿泊して明日は早朝から単独で登り宿泊地の山小屋で彼らに会う事にした。11:20 つくばを出発し、16:39 松本到着。今日の宿泊地のゲストハウスに向かう。
松本駅から東に延びる大通りを500m程行き、右に折れると約20m先の右側に今日の宿である"Minka House Guest House"があった。
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9/11 5:17
松本駅から東に延びる大通りを500m程行き、右に折れると約20m先の右側に今日の宿である"Minka House Guest House"があった。
この民宿は古民家を素人で改造した感じで、引き戸が閉まりにくかったり、食堂が狭かったりと少々改善してほしい点はあるが、トイレ・シャワーは清潔だし、冷蔵庫・電子レンジ・トースターなど必要な什器は備わっていてコスパが非常に良かった。スタッフも親切であった。
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9/10 16:19
この民宿は古民家を素人で改造した感じで、引き戸が閉まりにくかったり、食堂が狭かったりと少々改善してほしい点はあるが、トイレ・シャワーは清潔だし、冷蔵庫・電子レンジ・トースターなど必要な什器は備わっていてコスパが非常に良かった。スタッフも親切であった。
2段ベッドであるが、各ベッドはカーテンで仕切られていてカーテンには小さな扇風機がはめ込まれ外部の空調の冷気が入ってくるようになっている。枕元にはライトと100Vコンセント、鍵のかかるボックスがあった。欲を言えば敷布団と掛け布団の間に清潔なシーツ(紙シーツでも良い)あれば最高であったが、宿泊料(2,869円)が安いせいか、そのようなサービスはなかった。
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9/10 16:21
2段ベッドであるが、各ベッドはカーテンで仕切られていてカーテンには小さな扇風機がはめ込まれ外部の空調の冷気が入ってくるようになっている。枕元にはライトと100Vコンセント、鍵のかかるボックスがあった。欲を言えば敷布団と掛け布団の間に清潔なシーツ(紙シーツでも良い)あれば最高であったが、宿泊料(2,869円)が安いせいか、そのようなサービスはなかった。
(9月11日)2日前、9月11日早朝に穂高駅に来てもらえるタクシーを予約しようとしたが、4社から予約で一杯と断られ、とにかく穂高駅まで行ってタクシーを捕まえようと早朝の松本発の列車に乗り、6:28穂高駅に着いた。
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9/11 6:35
(9月11日)2日前、9月11日早朝に穂高駅に来てもらえるタクシーを予約しようとしたが、4社から予約で一杯と断られ、とにかく穂高駅まで行ってタクシーを捕まえようと早朝の松本発の列車に乗り、6:28穂高駅に着いた。
同じ列車で30人程の登山客が下りたので一ノ沢にタクシーを予約している人と相乗りを頼んで見ようと思っていたら全員が中房温泉行きのバスに乗ってしまい、タクシーを待つ人はいなかった。仕方が無いのでタクシー乗り場で待っていると後から1人来たが彼は三股に行くとの事。
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9/11 6:35
同じ列車で30人程の登山客が下りたので一ノ沢にタクシーを予約している人と相乗りを頼んで見ようと思っていたら全員が中房温泉行きのバスに乗ってしまい、タクシーを待つ人はいなかった。仕方が無いのでタクシー乗り場で待っていると後から1人来たが彼は三股に行くとの事。
8時くらいまでタクシーを待たねばならないかなと覚悟していたら何と6時45分に来てくれた。有り難い限り。
(7:01) (標高1,323m) 一ノ沢着。私以外誰もいない。
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9/11 7:01
8時くらいまでタクシーを待たねばならないかなと覚悟していたら何と6時45分に来てくれた。有り難い限り。
(7:01) (標高1,323m) 一ノ沢着。私以外誰もいない。
ここには立派なトイレもある。出発準備をし、登山ポストに登山届を投函して出発しようとするとタクシーが着いた。(7:16) 出発。常念小屋まで5.7kmとの事。
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9/11 7:16
ここには立派なトイレもある。出発準備をし、登山ポストに登山届を投函して出発しようとするとタクシーが着いた。(7:16) 出発。常念小屋まで5.7kmとの事。
(7:31) 山の神。これからの山行の無事を祈る。標高1,480m、常念小屋まで5.2kmの標識有り。
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9/11 7:31
(7:31) 山の神。これからの山行の無事を祈る。標高1,480m、常念小屋まで5.2kmの標識有り。
(7:55) (標高1,503m) 右から大きな沢が流れ込んで来た。
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9/11 7:55
(7:55) (標高1,503m) 右から大きな沢が流れ込んで来た。
道は整備されているが、時々沢のすぐ近くに作られているので沢が増水したら歩行が難しくなるだろう。
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9/11 8:17
道は整備されているが、時々沢のすぐ近くに作られているので沢が増水したら歩行が難しくなるだろう。
(8:21) (標高1,610m) 大滝ベンチ。昭文社のコースタイム(今後標準コースタイムと呼ぶ)によれば一ノ沢からここまでの所要時間は1時間15分であるが、私は1時間5分であった。常念小屋まで3.6kmとの事。
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9/11 8:21
(8:21) (標高1,610m) 大滝ベンチ。昭文社のコースタイム(今後標準コースタイムと呼ぶ)によれば一ノ沢からここまでの所要時間は1時間15分であるが、私は1時間5分であった。常念小屋まで3.6kmとの事。
(8:53) (標高1,729m) 沢が伏流になって来た。左岸から右岸に移り、前方の木の階段を登る。
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9/11 8:53
(8:53) (標高1,729m) 沢が伏流になって来た。左岸から右岸に移り、前方の木の階段を登る。
(9:41) (標高1,900m) 笠原沢。
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9/11 9:41
(9:41) (標高1,900m) 笠原沢。
雲に覆われた感じでこれからの天気が思いやられる。
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9/11 9:45
雲に覆われた感じでこれからの天気が思いやられる。
道の殆どは沢筋より5m以上高く作られているので沢水に荒らされず明瞭であるが、所々沢に下りて小さな木橋で左右に渡るようになっている。増水時は歩行が難しいし、道も迷いやすいと思われる。
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9/11 10:09
道の殆どは沢筋より5m以上高く作られているので沢水に荒らされず明瞭であるが、所々沢に下りて小さな木橋で左右に渡るようになっている。増水時は歩行が難しいし、道も迷いやすいと思われる。
(10:25) (標高2,090m) 胸突八丁に着いた。ベンチがあり、登る人はここで気合を入れ、下って来た人は緊張して下りて来た神経を休めるためか大勢の人が休んでいた。
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9/11 10:25
(10:25) (標高2,090m) 胸突八丁に着いた。ベンチがあり、登る人はここで気合を入れ、下って来た人は緊張して下りて来た神経を休めるためか大勢の人が休んでいた。
急登がずっと続くのかと覚悟していたら、しばらく登ったら道の傾斜が緩くなった。沢を横切ると左手上に数人の人が集まっている。
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9/11 11:06
急登がずっと続くのかと覚悟していたら、しばらく登ったら道の傾斜が緩くなった。沢を横切ると左手上に数人の人が集まっている。
(11:11) (標高2,250m) 最終水場の標識があった。小屋まであと1km。我々は小屋泊まりだが自炊なので、炊事用の水を買わねばならぬ時の為に、ここでプラティパスに2リットル給水した。実際は炊事用の水も無料であった。
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9/11 11:11
(11:11) (標高2,250m) 最終水場の標識があった。小屋まであと1km。我々は小屋泊まりだが自炊なので、炊事用の水を買わねばならぬ時の為に、ここでプラティパスに2リットル給水した。実際は炊事用の水も無料であった。
階段などを使いどんどん高度を稼ぐ。
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9/11 11:22
階段などを使いどんどん高度を稼ぐ。
もうそろそろ稜線らしい。
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9/11 12:29
もうそろそろ稜線らしい。
(12:30) (標高2,466m) 常念乗越。登って来た側は雲の中で視界はあまりなかったのに、この稜線の逆側は見事に晴れて美しい眺めである。
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9/11 12:30
(12:30) (標高2,466m) 常念乗越。登って来た側は雲の中で視界はあまりなかったのに、この稜線の逆側は見事に晴れて美しい眺めである。
穂高連峰から槍ヶ岳の峰々が見事に見えた。
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9/11 12:30
穂高連峰から槍ヶ岳の峰々が見事に見えた。
明朝登る常念岳は少しガスに隠れていたが、結構長そうな登りである。
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9/11 12:31
明朝登る常念岳は少しガスに隠れていたが、結構長そうな登りである。
常念小屋に入る。新しく清潔な小屋である。素泊まりで1人1泊10,000円で昔と比べると相当高くなっているが、近ごろの経済情勢を考えると仕方の無い値段だと思う。
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9/11 12:38
常念小屋に入る。新しく清潔な小屋である。素泊まりで1人1泊10,000円で昔と比べると相当高くなっているが、近ごろの経済情勢を考えると仕方の無い値段だと思う。
我々のメンバーは3人であるが、4人部屋に通された。幸いにもこの部屋は我々だけとの事。しばらく昼寝をする。
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9/11 13:42
我々のメンバーは3人であるが、4人部屋に通された。幸いにもこの部屋は我々だけとの事。しばらく昼寝をする。
私以外の仲間の一ノ沢の出発予定時刻は11時だったので16時くらいに着くかなと思いながら部屋の窓から外を見ると丁度仲間が小屋にやって来る所だった。所要時間4時間とはすごく速い。ちなみに私は5時間14分もかかった。
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9/11 15:04
私以外の仲間の一ノ沢の出発予定時刻は11時だったので16時くらいに着くかなと思いながら部屋の窓から外を見ると丁度仲間が小屋にやって来る所だった。所要時間4時間とはすごく速い。ちなみに私は5時間14分もかかった。
彼らが一休みした後、小屋のベランダに出て生ビールを飲みながら山並みを見て至福の時間を過ごす。
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9/11 15:21
彼らが一休みした後、小屋のベランダに出て生ビールを飲みながら山並みを見て至福の時間を過ごす。
この山小屋は自炊客も大事にしてくれ、この部屋は自炊客用の食堂である。火を使う時はこの部屋の外の屋根付きの場所で料理し、出来上がった料理はこの部屋で食べる事が出来る。リーダーのMさんが用意してくれた夕食はフォンデューであった。
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9/12 3:33
この山小屋は自炊客も大事にしてくれ、この部屋は自炊客用の食堂である。火を使う時はこの部屋の外の屋根付きの場所で料理し、出来上がった料理はこの部屋で食べる事が出来る。リーダーのMさんが用意してくれた夕食はフォンデューであった。
フロントではここの小屋にゆかりのあるグッズが売られていた。
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9/12 3:33
フロントではここの小屋にゆかりのあるグッズが売られていた。
(9月12日) 午前3時に起床、朝食を食べ、ヘッドライトを点けて4:36出発しようとしたらMさんが便意を催したので後で追いつくから先に行ってくれとの事。I君と二人で登って行くと、標高2,500mの所で斜め左上に行く道が出てきたからジグザグに登る道かと思ってその道を取った。ところが5,6分行っても道は殆ど水平であったのでようやく前常念岳から三股に下る道だと分かり引き返す。
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9/12 5:21
(9月12日) 午前3時に起床、朝食を食べ、ヘッドライトを点けて4:36出発しようとしたらMさんが便意を催したので後で追いつくから先に行ってくれとの事。I君と二人で登って行くと、標高2,500mの所で斜め左上に行く道が出てきたからジグザグに登る道かと思ってその道を取った。ところが5,6分行っても道は殆ど水平であったのでようやく前常念岳から三股に下る道だと分かり引き返す。
ようやく引き返し点まで戻ったら13分ロスしていた。多分後から来たMさんは先に行っているだろうと思い、足の速いI君に先に登って彼に追いつくように頼む。今日の日の出は5:26だが5:21にはすっかり明るくなり常念小屋が良く見えるようになった。
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9/12 5:21
ようやく引き返し点まで戻ったら13分ロスしていた。多分後から来たMさんは先に行っているだろうと思い、足の速いI君に先に登って彼に追いつくように頼む。今日の日の出は5:26だが5:21にはすっかり明るくなり常念小屋が良く見えるようになった。
今朝の常念岳周辺の天気予報では霧で、午後から小雨であったが、今日も天気が良いようだ。
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9/12 5:49
今朝の常念岳周辺の天気予報では霧で、午後から小雨であったが、今日も天気が良いようだ。
(6:18) (標高2,857m) 常念岳頂上。I君は30分程前に着いていて、彼が頂上に着いた時Mさんが少し先を下りているのを見たとの事。我々が頂上でも彼を待たず先に行ったと勘違いして先を急いでいるのであろう。I君に先に行ってMさんに追いついてもらうように頼んだ。6:23下降開始。
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9/12 6:18
(6:18) (標高2,857m) 常念岳頂上。I君は30分程前に着いていて、彼が頂上に着いた時Mさんが少し先を下りているのを見たとの事。我々が頂上でも彼を待たず先に行ったと勘違いして先を急いでいるのであろう。I君に先に行ってMさんに追いついてもらうように頼んだ。6:23下降開始。
今日も穂高連峰や槍ヶ岳がよく見える。
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9/12 6:44
今日も穂高連峰や槍ヶ岳がよく見える。
(6:51) (標高2,664m) 乳首のように尖ったピークを持つ蝶槍の向こうに蝶ヶ岳がよく見える。
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9/12 6:51
(6:51) (標高2,664m) 乳首のように尖ったピークを持つ蝶槍の向こうに蝶ヶ岳がよく見える。
Mさんは常念岳頂上に着いた頃から何度か私に電話したらしいが、私は電力節約の為電波送受信OFFモードにしていた。これにやっと気づいてこちらから電話したらMさんと連絡が取れ、7:21やっと3人揃う事が出来た。遥か向こうに富士山が見える。
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9/12 7:21
Mさんは常念岳頂上に着いた頃から何度か私に電話したらしいが、私は電力節約の為電波送受信OFFモードにしていた。これにやっと気づいてこちらから電話したらMさんと連絡が取れ、7:21やっと3人揃う事が出来た。遥か向こうに富士山が見える。
(7:54) (標高2,512m) このピークは常念岳から急激に400m下った後50m登り返す最初のピークである。標準コースタイムを見ると頂上からここまで30分だが私は1時間30分もかかっている。私がかなり遅くなっているのは分かるがこのコースタイムは速すぎるのではなかろうか?
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9/12 7:54
(7:54) (標高2,512m) このピークは常念岳から急激に400m下った後50m登り返す最初のピークである。標準コースタイムを見ると頂上からここまで30分だが私は1時間30分もかかっている。私がかなり遅くなっているのは分かるがこのコースタイムは速すぎるのではなかろうか?
これから向かう山は標高が低くなるせいか森林限界より下になり、木が多いようである。
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9/12 8:00
これから向かう山は標高が低くなるせいか森林限界より下になり、木が多いようである。
気持ちの良い森の中の道。
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9/12 8:07
気持ちの良い森の中の道。
だんだんと蝶槍が近づいて来た。
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9/12 8:44
だんだんと蝶槍が近づいて来た。
(8:45) (標高2,592m) 2592ピークである。2512ピークからここまで標準コースタイムでは1時間20分。我々のタイムは50分で昭文社より30分も速い。我々はそんなに急いだ気もしないから標準コースタイムは全く信用出来なくなった。
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9/12 8:45
(8:45) (標高2,592m) 2592ピークである。2512ピークからここまで標準コースタイムでは1時間20分。我々のタイムは50分で昭文社より30分も速い。我々はそんなに急いだ気もしないから標準コースタイムは全く信用出来なくなった。
蝶槍がすぐ近くになった。
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9/12 9:07
蝶槍がすぐ近くになった。
(9:15) (標高2,462m) 蝶槍に登る直前の最低鞍部である。湿地帯で泥濘んでいる。
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9/12 9:15
(9:15) (標高2,462m) 蝶槍に登る直前の最低鞍部である。湿地帯で泥濘んでいる。
(9:59) (標高2,664m) 蝶槍。ここまで来ればこれから殆んど登る事は無い。標準コースタイムは2592ピークからここまで1時間30分に対し、我々は1時間14分である。今までの比較から、常念岳から2512ピークまでの標準コースタイムは何かのケアレスミスだと考えられる。
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9/12 10:10
(9:59) (標高2,664m) 蝶槍。ここまで来ればこれから殆んど登る事は無い。標準コースタイムは2592ピークからここまで1時間30分に対し、我々は1時間14分である。今までの比較から、常念岳から2512ピークまでの標準コースタイムは何かのケアレスミスだと考えられる。
蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに蝶ヶ岳が見えた。
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9/12 10:50
蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに蝶ヶ岳が見えた。
蝶ヶ岳ヒュッテでゆっくりと食事休憩。当初ここから長塀山経由で徳沢園に下りる予定であったが、今からでは上高地からの最終バスに間に合わないだろうから下山コースを変更し三股に下りる事にする。
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9/12 10:52
蝶ヶ岳ヒュッテでゆっくりと食事休憩。当初ここから長塀山経由で徳沢園に下りる予定であったが、今からでは上高地からの最終バスに間に合わないだろうから下山コースを変更し三股に下りる事にする。
(11:22) (標高2,677m) 蝶ヶ岳頂上。ここから松本のタクシー会社に電話して三股への向かいのタクシーを依頼する。標準コースタイムではここから駐車場まで3時間20分だから余裕を見て4時間かかるとし、15時半に来てもらうようにお願いする。
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9/12 11:22
(11:22) (標高2,677m) 蝶ヶ岳頂上。ここから松本のタクシー会社に電話して三股への向かいのタクシーを依頼する。標準コースタイムではここから駐車場まで3時間20分だから余裕を見て4時間かかるとし、15時半に来てもらうようにお願いする。
お陰様で昨日午後から今までずっと安定した天気で美しい景色を堪能する事が出来た。常念岳や穂高連峰、槍ヶ岳などにお別れを告げる。
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9/12 11:24
お陰様で昨日午後から今までずっと安定した天気で美しい景色を堪能する事が出来た。常念岳や穂高連峰、槍ヶ岳などにお別れを告げる。
三股から登山客が登って来た。11:30下山開始。
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9/12 11:30
三股から登山客が登って来た。11:30下山開始。
大滝山荘分岐。
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9/12 11:36
大滝山荘分岐。
(11:49) (標高2,500m) 最終ベンチ。蝶ヶ岳からここまで0.9km、三股まで5.5km。
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9/12 11:49
(11:49) (標高2,500m) 最終ベンチ。蝶ヶ岳からここまで0.9km、三股まで5.5km。
道は木製の階段もしっかりしていて、良く整備されている。
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9/12 11:59
道は木製の階段もしっかりしていて、良く整備されている。
急斜面をどんどん下って行く。
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9/12 11:59
急斜面をどんどん下って行く。
(12:24) (標高2,295m) 第2ベンチ。
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9/12 12:24
(12:24) (標高2,295m) 第2ベンチ。
長い階段を下る。
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9/12 12:29
長い階段を下る。
蝶沢に入って来ると樹相が低山で見られるようなものになって来た。
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9/12 12:49
蝶沢に入って来ると樹相が低山で見られるようなものになって来た。
(13:17) (標高1,916m) まめうち平。頂上からここまで標準タイムは1時間40分、我々は1時間47分でだいたい同じタイムである。ここには数脚のベンチがあり、ゆっくり休める場所である。
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9/12 13:17
(13:17) (標高1,916m) まめうち平。頂上からここまで標準タイムは1時間40分、我々は1時間47分でだいたい同じタイムである。ここには数脚のベンチがあり、ゆっくり休める場所である。
(14:08) (標高1,546m) ゴジラの木。自然の木と石を利用して見事に作られている。ここにもベンチがあり休んでいると、男1人、女2人の若者たちが元気に下りて来た。彼らは長野の地質学専攻の大学2年生との事。ハンガリー人のI君とも物怖じしないで英語で会話を楽しんでいた。以前は男性の世界と思っていた地質学の分野に女性も多く進出するようになり嬉しい限りである。この場所はドコモの通話圏内であった。
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9/12 14:08
(14:08) (標高1,546m) ゴジラの木。自然の木と石を利用して見事に作られている。ここにもベンチがあり休んでいると、男1人、女2人の若者たちが元気に下りて来た。彼らは長野の地質学専攻の大学2年生との事。ハンガリー人のI君とも物怖じしないで英語で会話を楽しんでいた。以前は男性の世界と思っていた地質学の分野に女性も多く進出するようになり嬉しい限りである。この場所はドコモの通話圏内であった。
(14:23) (標高1,521m) 力水。おいしい水であった。
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9/12 14:23
(14:23) (標高1,521m) 力水。おいしい水であった。
吊り橋。
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9/12 14:31
吊り橋。
(14:40) (標高1,372m) 三股登山口。この場所には今朝私が常念岳への登りの時、コースを間違った前常念岳を経由して下りて来る道との出合いがある。
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9/12 14:40
(14:40) (標高1,372m) 三股登山口。この場所には今朝私が常念岳への登りの時、コースを間違った前常念岳を経由して下りて来る道との出合いがある。
登山口から少し下ると駐車場があった。地図上ではもっと下の林道にゲートがあるのに一般車もここまで上がれるのかな?と思っていたら、ここには山の関係車両しか来れないらしい。
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9/12 14:42
登山口から少し下ると駐車場があった。地図上ではもっと下の林道にゲートがあるのに一般車もここまで上がれるのかな?と思っていたら、ここには山の関係車両しか来れないらしい。
ここにも一ノ沢登山口と同様、立派なトイレと登山者カード提出所があった。ドコモのスマホでは通話圏外であった。
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9/12 14:45
ここにも一ノ沢登山口と同様、立派なトイレと登山者カード提出所があった。ドコモのスマホでは通話圏外であった。
タクシーが来る15時半まであと30分もあるから林道をゆっくりと下る。
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9/12 14:57
タクシーが来る15時半まであと30分もあるから林道をゆっくりと下る。
(15:07) (標高1,280m) 地図に書いてあったようにゲートがあり、一般車両はここより上に行けないようになっていた。私達がお願いしていたタクシーは約束より30分前に到着して待っていてくれたとの事。ここから穂高駅まで迎え料金までいれて6,740円であった。
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9/12 15:07
(15:07) (標高1,280m) 地図に書いてあったようにゲートがあり、一般車両はここより上に行けないようになっていた。私達がお願いしていたタクシーは約束より30分前に到着して待っていてくれたとの事。ここから穂高駅まで迎え料金までいれて6,740円であった。
大学で教えているI君は明日の講義の準備で忙しいので16:00穂高駅発新宿行きの特急で帰り、我々ロージン組は松本で銭湯に入る。登山前夜私が泊まった宿のすぐ近くに銭湯「菊の湯」(正確な料金は忘れたが400円強?)があり、気持ちよく山の疲れを落とす事が出来た。
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9/12 17:26
大学で教えているI君は明日の講義の準備で忙しいので16:00穂高駅発新宿行きの特急で帰り、我々ロージン組は松本で銭湯に入る。登山前夜私が泊まった宿のすぐ近くに銭湯「菊の湯」(正確な料金は忘れたが400円強?)があり、気持ちよく山の疲れを落とす事が出来た。
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