記録ID: 5933312
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沢登り
東北
黒谷川再訪、源流の岩魚は復活
2023年09月13日(水) 〜
2023年09月15日(金)
Satwo3
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 16:38
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,249m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:25
11:34
205分
スタート地点
14:59
宿泊地
2日目
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:29
6:41
509分
宿泊地
15:10
宿泊地
3日目
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:18
6:00
198分
宿泊地
9:18
ゴール地点
| 天候 | 13・14日は曇り時々晴れ、15日は小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
徒歩で大幽沢手前まで黒谷林道が利用できる。その先は所々林道の残骸が残るが、かなり崩れているところが多く、また草木が覆いつくしているので河原を歩いた方が早い。 黒谷川本流は最源流まで困難なゴルジュや滝は皆無。地図上の崩ノ滝にも顕著な滝は無く小滝が連続するのみ。ここにある岩屋は昔のマタギたちが狩の際に利用したと伝えられている。 （帰りのゴールの位置と登りと下りの標高差が変ですね） |
写真
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崩壊地、12年前の大洪水でこのような崩壊地がいくつもできました
巨大なゴム風船です。これで水をためます。繕いが見られるのは洪水の際に一度破壊されたからかな
上流から見るとこんな感じ、左の建物には作業員がいたのでまだ現役らしい
大物の気配、でもまだ竿は出さない、今日は源流の探査が目的、釣りはそこで少しと決めている
以前はここにマタギや釣り師が残した食器やなべなどがあったが、今は鹿の骨とフンが残るのみ
梯子沢出合、昔はここにブナの大木に覆われた極上テン場があったが、洪水で見る影無し
東実沢と西実沢出合手前のちょっとした淵に20匹くらいの岩魚が群れてます。ここまで来る釣り師は滅多にいないので岩魚の楽園
東実沢と西実沢出合、ここから先は未知の領域、今日もここで帰ります
この辺り昔はうっそうとした原生林だったのに。でも自然は時間をかけてまた再生するのでしょう
感想
人間年を取るとノスタルジックになりますね。
昨年に続き、若い頃源流釣りを覚えた黒谷に訪問してきました。
昔よく歩いた小手沢上流まで続く林道はもはや全く使用不能で、時折見える崩壊地が土砂を押し出し、淵を埋めてさらに単調にしたように感じた。しかし稲子沢上流は原生林もよく保たれ崩ノ滝も昔の記憶とそう変わらない気がしたが、梯子沢出合の荒れ方には愕然。ここにはお気に入りのテン場があったのに、土砂が積もりブナの大木が何本も立ち枯れていて面影なし。
それでも大変な打撃を受けたと思われる岩魚たちが、完全に復活していたのは大きな喜び。林道が壊れてさらに遠くなった黒谷源流、再訪することはないかもしれないが、いつまでも岩魚の聖域であって欲しい。
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