白毛門で久々の修行登山

2023年09月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:20
• 距離: 6.2km
• 登り: 1,082m
• 下り: 1,067m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:19

8:18 白毛門登山口駐車場
8:22 8:23 東黒沢
10:53 11:05 松ノ木沢の頭
12:11 13:07 白毛門
14:14 14:22 松ノ木沢の頭
16:29 16:30 東黒沢
16:37 白毛門登山口駐車場

天候

くもりのち晴れ間

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白毛門登山口駐車場：連休にもかかわらず比較的空きがあった。
トイレはあるが閉鎖中

コース状況／危険箇所等

下部の樹林帯は木の根が露出した崖の連続、上部は露岩の連続。技術的に困難なわけではないが体力を消耗する。
はなは何度かハーネスを持って吊り上げ・吊り下げのアシストをしたが持参した犬用レスキューハーネスは不使用。手の届く範囲の段差を補助すれば基本的には自力で登下降できたが、犬連れ登山の場としては難度が高い。容易に背負ったり抱えたりできる小型犬なら別だが。

写真

9/17 8:19

広い駐車場。意外と空いていた

9/17 8:27

美しいブナ林を登る

9/17 9:18

よっこら…

9/17 9:18

しょっと

9/17 10:06

ガスってますねー

9/17 10:26

9/17 10:40

ひたすら登る

9/17 11:07

やっとこさ松の木沢ノ頭

9/17 11:20

霧のため残念ながら展望はない

9/17 11:34

ミヤマウツボグサ

9/17 11:34

コゴメグサ

9/17 11:39

一の倉沢・幽の沢も霞んで見えない

9/17 11:39

ここは積雪期の滑落ポイント
なつかしい

9/17 11:43

オヤマボクチ

9/17 11:48

9/17 11:57

お猿の横顔

9/17 12:01

このような岩場が続くがはなは果敢に飛びつく

9/17 12:01

ウリャッ！
実際は写真よりも急峻です

9/17 12:07

登ってきた尾根を見下ろす

9/17 12:07

この鎖場も自力で登りました

9/17 12:11

山頂着
はなはいつも通りだが我々はヘロヘロ

9/17 12:11

涼しい顔

9/17 12:45

少しづつ天候回復の兆し

9/17 12:49

食後の昼寝

9/17 12:50

だんだん霧が…

9/17 12:50

晴れてきたか…？

9/17 12:52

笠ヶ岳朝日岳方面

9/17 13:09

下山開始

9/17 13:12

9/17 13:18

谷川岳東面の岩壁
これを眺めたかったが残念

9/17 13:21

9/17 13:23

9/17 13:41

9/17 13:43

ジジ岩とババ岩
ババ岩の方が立派

9/17 13:45

山頂を振り返る
ようやく晴れてきた

9/17 13:50

9/17 14:08

谷川岳も雲が取れてきたが、午後は陽が射さないのでまっくら

9/17 14:08

一の倉沢と幽の沢

9/17 14:09

中央のカタズミ尾根と右の芝倉沢。芝倉沢は学生時代、山岳会の雪上訓練でお世話になった。45年も前だが、今でも忘れられない

9/17 15:07

はなは想い出に何を残すのだろう

撮影機器：

OM SYSTEM OM-1 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

hananao

三連休の予報はどこも今一つだったが、温泉宿を予約してしまったので周囲で最もマシな白毛門に登ることにした。登山ナビによれば午後から晴れマーク、見晴らし予報は「まずまず」。

出だしから急登だ。樹林帯だから少しは涼しいかと思ったが標高が低いことを計算に入れていなかった。昨日の降雨もあり、ものすごい湿気で汗で水をかぶったようになった。それにしてもこんなに厳しい山だったか？木の根が張り巡らされた土壁を腕力でよじ登る箇所が連続する。森を抜けてからも鎖やロープが付けられた岩場がいくつもある。

白毛門に登ったのは2005年のことだ。残雪期のためピッケル・アイゼン持参であり今回よりも荷物が重く足元は不安定だったはずだが、それほど苦労した記憶はない。歩行時間も今回より短かった。やはり加齢による体力の低下なのだろう。

柴犬のはなは急登にもめげず果敢に突き進む。年齢的にはもう中年以上なのだがたいしたものだ。さすがに飛び上がれない垂直の段差は持ち上げてやったが、鎖場もガリガリと這い上がる。しかし自力で歩かせるスタイルでの犬連れ登山の場としては、白毛門は不適と言えるだろう。体重8kgと小柄で片手で持ち運べ、かつ運動能力抜群のはなでもここが限界だと思える。もちろん垂直の長い鎖場でも対応できるよう犬用レスキューハーネスは持参しているが、リスクは高まるし、そもそも楽しくない。