鶴沼川二岐川左俣

2023年09月16日(土) 〜 2023年09月17日(日)

• GPS: 07:30
• 距離: 12.5km
• 登り: 943m
• 下り: 949m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:37
• 休憩: 0:17
• 合計: 1:54

14:33 小白森山登山口
15:07 15:07 御鍋神社登山口駐車場
15:18 15:35 入渓地点
16:27 宿泊地

2日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:07

5:56 宿泊地
9:24 9:55 稜線登山道
10:15 10:15 一杯山
10:52 10:52 小白森山
12:03 12:03 小白森山登山口
12:03 ゴール地点

天候

1日め：くもり
2日め：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二岐温泉の奥、登山口駐車場（5台位可能）に駐車。
連休の為か、両日とも満車状態で、手前の路肩などに駐車してる車複数あり。
Docomoは圏内で良好でした。

コース状況／危険箇所等

☆入渓まで
登山口駐車場から神社の大型駐車場まで徒歩で30分程度。
大型駐車場から遊歩道を沢の上流に向かって降りていくと、途中に沢に降りる階段があり、直接沢に出られる。
☆沢の中
沢の中はガチャ不要な位のユルフワのナメ。
中間のゴーロが長いが、それをこらえると、最後までナメが続き美しい。
水はほとんど最後まで出ていて、沢型は登山道までハッキリしている。
最後まで忠実に沢型を辿るとボサをかきわける程度で突然登山道に出る。
登山道は笹薮でハッキリしないので行き過ぎ注意（自分は行き過ぎました^^;）。
☆虫情報
アブ＆メジロ：居ない　
ブヨ＆蚊：居て、刺された。
カマドウマ：テン場に複数いて驚きました。（刺す虫じゃないのでスルー。）
カゲロウ類：テン場にたくさん居て、焚火やヘッデンに特攻してきました。
アリ：テン場には蟻がたくさん居て、就寝中、腕を噛まれました。^^;
☆下山
下山がこの沢の核心という印象。ヨレヨレになりました。^^;
あまり人の通ってない、藪で見失いそうな箇所もある急な登山道で長いです。
フェルトの人は靴履き替えもしくはチェンスパ推奨。
熊が出るので音を出しながら行くこと。

その他周辺情報

下山後のシュワシュワが飲みたかったのですが、売店や自販機はありませんでした。
二岐温泉の各旅館で日帰り入浴ができるようなので、温泉利用の場合は宿で何か買えるかも。

写真

9/16 14:33

転戦ですっかり到着遅くなりましたが、しゅっぱーつ。

9/16 15:07

未舗装車道を30分歩いてこの看板の大型駐車場に到着。グラウンド位広い。ここに停まってた車の人もこれから入渓するとのことでしたがその後会わず。

9/16 15:08

遊歩道を進みます。

9/16 15:09

階段を降りる。この後、遊歩道を外して尾根を辿ると岩峰だったので、それを少し上流側に行ったところから木の根伝いに降りたけど、悪かった。この入渓方法はお勧めしません。

9/16 15:18

悪い壁から沢床に降りて、少し進む。まだ沢装備してない。^^;

9/16 15:19

すると、入渓ポイントのすぐ上流に1本支流が入っており、なんと、そこには沢に降りてくる階段が！Σ(゜Д゜)

9/16 15:33

見に行くと、これはさっきの遊歩道の続きで、自分はさっき、あっちで道を外して入渓したけどそのまま降りてきたら良かったんですね^^;

9/16 15:35

後から地形図を見たら、支流だと思ってたのは右俣で、この場所が左右に分かれる二俣だったようです。てことで、ここで沢支度を整えて、改めて入渓しました。

9/16 15:36

渓相がとても良いです。驚きです。しかし時間が時間なので、16時30分までにテン場を決めることにして進みます。

9/16 15:37

曇の夕方だったのでちょっと光線の加減が悪いですが、とてもきれいです。

9/16 15:40

スッカンの横の桜沢みたいな印象。オールナメで、釜はそんなに深くない。

9/16 15:40

栃の実が落ちるシーズンになってきましたね。

9/16 15:45

ジムニーなら走破出来そう的な。

9/16 15:46

こんな感じでずっと続くんです。すごいわ。

9/16 15:48

きれいだなぁ。

9/16 15:49

今回はフェルトでしたが、今の時期はラバーでも歩けそうな感じがしました。

9/16 16:02

このテン場も良さげだけども、もう少し進んでみよう。

9/16 16:10

崩落した岩がコロコロ落ちてるナメの川原を歩いてる感じです。

9/16 16:16

今回唯一のお友達みっけ。ちょっとぶれちゃった。

9/16 16:19

そのうちゴーロ地帯に突入。時間が迫ってきて、テン場探しを焦る。

9/16 16:27

少し上流の二俣まで行ったけどイマイチで戻ってきて見つけた極上テン場、ここに決定です♪

9/16 17:36

急いでタープ張って、薪集めて火をつけて、明るいうちになんとか体制が整いました。

9/16 17:40

では♡うむ！美味い！

9/16 18:18

前日雨降ったぽいので、着火剤多め＋フイゴ持参。着火剤1つとフイゴでバッチリでした。やっぱフイゴ最強すぎる♡

9/16 19:44

そして21時位までこのように焚火を楽しんで就寝。ところが、その後0時半位に鹿に起こされることに。^^;

9/17 3:49

若いはぐれ鹿1頭が近くに居て、昨夕も時折親を呼んで鳴いてたのですが、深夜に親探しを再開したらしく、鳴きまくるので起きてしまいました。その後なぜか寝付けず、諦めて3時に起きて焚火を起こしました。

9/17 4:01

そして朝4時にカレーメシを食べる女ww

9/17 5:57

のんびり焚火を楽しみ、6時前に出発です。有難うございました。良いテン場でした♪

9/17 6:12

小滝その1

9/17 6:15

小滝その2

9/17 6:17

小滝その3　この小滝は赤い側壁もありかっこよかったなぁ。

9/17 6:18

でも正面から見るとこんな感じで普通w

9/17 6:34

中間のゴーロが長くて、わりとウンザリします^^;　うーん、失敗したかなぁなどと思いながら歩いていくと、

9/17 6:36

下部ゴルジュ帯が始まります。

9/17 6:47

とはいっても簡単な滝ばかりですが

9/17 6:51

イベントがあるのは楽しい

9/17 7:03

この沢には椹（サワラ）の原生林？があり、超巨木から若い木まであちこちに生えています。サワラあんまり見たこと無いので珍しく感じました。

9/17 7:07

湧き水を探してたらやっと湧き水が湧いてるポイントを見つけました。しかし、水不足でポタポタ雫が垂れる程度。^^;　時間をかけて1L分集めましたが、甘くて美味しかった。

9/17 7:16

明るい開放的なゴルジュ地形が続きます。

9/17 7:17

すべて容易に越えられます。

9/17 7:19

ゴルジュ出口の滝かな。

9/17 7:21

二俣になっていて正面の滝を越えて進みます。ドシャワーで正面から行けるけど、滝のすぐ左奥のルンゼから越えました。

9/17 7:26

滝の上はナメで驚きました。

9/17 7:34

ナメが続きます。

9/17 7:40

かっこいい。森の神様みたいな。

9/17 7:43

こんな感じでナメが続きます。

9/17 7:48

たまにこんな感じの小さな釜があったりしても

9/17 7:57

また上がナメで、その後たまにゴーロがあったりナメがあったりと続きます。

9/17 8:05

ダイモンジソウ、いたるところに生えてた。

9/17 8:07

二俣。左へ。

9/17 8:10

小滝の先にまたナメ。じょじょに斜度が上がってきました。

9/17 8:19

奥の二俣到着。

9/17 8:19

この滝をのぼります。
が、傾斜がだいぶあってヤバそうなので、中間の壁から。

9/17 8:23

まだまだ続きます。

9/17 8:24

なんか岩質が変わってきたような。

9/17 8:34

グリーンタフに温泉分が混じってる気がする。。

9/17 8:38

これは、、

9/17 8:40

コケが変色してる。温泉だと思う。

9/17 8:43

そして温泉の湧き出してるポイントを見つけたけど、岩の奥から出てきてるのでピンポイントの穴は見つけられず。

9/17 8:50

水が少なくなってきた。

9/17 8:58

この大岩の先でいったん水が涸れ、上のほうでちょろちょろ復活。

9/17 9:00

稜線はすぐそこ。

9/17 9:13

このような感じで沢型明確、そしてボサも薄いです。

9/17 9:24

登山道に出ました。一度はわからず通り過ぎました^^;　踏み跡はあるけど笹がかぶさってきてるので注意して見ないとわからないかも。

9/17 9:55

装備解除して登山道を下山します。

9/17 10:00

このサワラめちゃくちゃかっこいい♡

9/17 10:09

リンドウの蕾があった。

9/17 10:13

大白森山、甲子山、奥に甲子旭岳とかが見えてるのかな。

9/17 10:15

げー、、これ（小白森山）登らないと帰れないのかぁ。。^^;

9/17 10:15

一杯山に到着。

9/17 10:47

ハナゴケが群生してました。

9/17 10:50

50m降りて150m登り返してゼイハァ言いながら小白森山三角点到着。

9/17 10:51

山頂標識は少し先にあったんですね。でも朽ちてる。

9/17 10:57

その先に二岐山の男岳が見えました。かっこいいですねえ。あれは登らなくていいらしく安心。^^;

9/17 11:18

そのあとはヒィヒィ言いながらひたすら急な道を降りていくと蟻の戸渡り。幅があり怖くないです。

9/17 11:48

ヨレヨレになって降りてきたら、かわいいのが居ました♡

9/17 12:03

ふぅ、なんとか無事に駐車場に戻ってきました。

お疲れ様でした！沢は楽しかった。沢はw

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ストック 雨具 防寒具 ヘッデン ファーストエイドキット 非常用セット エマシー ツェルト 行動食 非常食 充電用予備バッテリー ヘルメット ハーネス カラビナ 環付カラビナ スリング ロープ 地形図 沢靴 沢用スパッツ チェーンアイゼン 火器 食器 食事 シュラフ シュラカバ マット

感想

Lynn_Kato

連休の予定がコロナキャンセルとなり、焚火目的でユルフワ沢泊を計画。
入山口に着き、いざ歩き出そうとした瞬間にザーザー降ってきてしまい、戦意喪失、入渓前敗退決定。^^;
しかしどうしても焚火がしたくて100kmちょい移動して、この沢にやってきました。
ここは雨は1滴も降らず、暖かく快適に過ごせました。
紅葉の時期に焚火＋宴会で来るには最高の沢ですが、泊まり装備での稜線下山が地味にしんどかったので、ピークハントにこだわらないなら、沢下降するのもありかもです。←ヘタレw
yoshi629さん、STKさんのレコを参考にさせて頂きました。有難うございます。(^^)