長者ヶ岳・小田貫湿原△残暑の中、秋の花を楽しむ

2023年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 12.7km
• 登り: 714m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 2:16
• 合計: 7:31

7:23 休暇村富士
7:47 8:01 田貫湖キャンプ場
8:17 8:19 田貫湖キャンプ場分岐
8:54 9:01 富士山展望地
9:17 9:30 休暇村分岐
11:02 11:37 長者ヶ岳
12:36 12:46 休暇村分岐
13:41 13:44 休暇村富士
14:02 14:54 小田貫湿原
14:54 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ（22〜28度　湿度75〜94%　下界は真夏日）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

整備されています。
登山道の途中にカエンダケあり。
休暇村手前の駐車場から小田貫湿原駐車場までは車移動。

その他周辺情報

3連休の初日ですが、朝7時で休暇村手前の駐車場、田貫湖北サイト駐車場空きあり。
田貫湖キャンプ場は午後には大盛況。

写真

9/16 7:22

田貫湖休暇村からの富士山は、今日は雲の中。

9/16 7:25

田貫湖北サイトまで時計回りで移動。秋の草花が咲いています。
左上:クズ。
右上:ツリフネソウ。
左下:イタドリ。
右下:白いキノコ。

9/16 7:31

左上:ツユクサ。
右上:ヒガンバナ。
左下:ノコンギク？
右下:キツネノマゴ。

9/16 7:35

上:休暇村富士。天子ヶ岳・長者ヶ岳は今日は曇りかな?
下:3連休初日の朝でもキャンプ場は結構賑わっています。

9/16 7:42

左上:キバナアキギリ。
右上:ヌスビトハギ。
左下:ヤブツルアズキ。
右下:ゲンノショウコ。

9/16 8:03

左上:キンミズヒキ。
右上:ミズヒキ。
左下:フデフキソウ(弘法大師がこの葉で筆を拭いた)という別名がよくわかるミズヒキの葉。
右下:シモバシラ。

9/16 8:01

上:北サイトのトイレ横から登山開始。赤○の看板は、
下:赤○の看板アップ。カエンダケが生えているんだ〜！

9/16 8:07

人工林を尾根まで登ります。この尾根は、本州に衝突した巨摩地塊・御坂地塊と丹沢地塊や伊豆地塊との間のトラフに堆積した土砂や海底火山が、伊豆半島に押されて隆起したものだそうです。

9/16 8:40

湿度が高く滝のような汗。

9/16 8:55

富士山展望地。
冷凍してきたアクエリアスでクールダウンしていると、

9/16 8:56

富士山が出てきました。
今日のベスト富士山でした。

9/16 9:18

休暇村分岐に着きました。
残暑の低山、半端ない暑さです。

9/16 9:21

雲が流れて富士山が出てきました。
今日のラスト富士山でした。

9/16 9:23

左上:ズミの実。
右上:シモバシラ。
左下:ヤマホトトギス。
右下:ツルリンドウ。

9/16 9:27

潔い白色。シモバシラの花。

9/16 9:39

左上:マムシグサの実。
右上:ホップのような実がいっぱい落ちています。クマシデ。
左下:花びらみたいなキノコ。
右下:ナメコみたいなキノコ。

9/16 9:53

左上:白い線香花火。
右上:ヤマハッカ。
左下:チュチュみたいなキノコ。
右下:ヤマトリカブト。

9/16 9:55

初夏に楽しませてくれたコアジサイ。
来年に向けて準備中。

9/16 10:19

左:雲の中にいます。
右:ベンチに到着。湿度93％ってナニコレ！

9/16 10:27

森の小人。

9/16 10:58

左:頂上直下。木々も少しずつ色付き始めています。
右上:シロヨメナ？
右下:早くも紅葉したモミジ。

9/16 11:01

長者ヶ岳山頂。
富士山も南アルプスも今日はまっ白、雲の中。

9/16 11:05

ゴヨウツツジの葉。
シロヤシオ、来春も楽しみです。

9/16 11:13

山頂のベンチの下にメロンパンみたいなキノコ。

9/16 11:16

頂上には海底火山の痕跡。

9/16 11:17

いつもは多くの人で賑わっている山頂も今日はヒッソリ。

9/16 11:37

天子ヶ岳には行かずに引き返します。天子ヶ岳にはシロヤシオやコアジサイの時に白糸から周回します。

9/16 11:44

何でこんな痩せ尾根が残っているんだろう。

9/16 11:48

左:サルノコシカケみたいなキノコにビッシリとコケ。
右:色々なキノコが生えています。

9/16 11:58

もしかしてカエンダケ？
赤い色とフォルムが不気味です。

9/16 11:59

この立ち枯れた木の根元にいっぱい生えていました。

9/16 12:01

今年の夏は長者ヶ岳で初めて咲いているバイケイソウを見ました。

9/16 12:21

尾根の大きな堆積岩の転石に、白い「ハート」や「矢印」の石が置いてあります。

9/16 12:40

休暇村分岐。
樹木が茂って田貫湖が見えにくくなっています。
帰りは休暇村登山口に下ります。

9/16 12:47

左:今日、いちばん咲いていた花です。
右:マツカゼソウ。

9/16 13:26

登山口近くの崩落した沢。
表土が流れて尾根の中身をのぞかせています。

9/16 13:32

休暇村登山口に着きました。

9/16 13:33

休暇村富士までの道。斜面にはシモバシラの花がいっぱい。
冬には気軽に「氷華」を見に来ることができる場所です。

9/16 13:48

休暇村手前の駐車場のヤマボウシの実。
敬老の日の地元ニュースで「まかいの牧場のご長寿ポニーに好物のヤマボウシの実を載せたケーキがふるまわれた」とやっていました。

9/16 14:04

いつもの小田貫湿原に車で移動。
駐車場が混んでいてビックリ。

9/16 14:09

秋風に穂をなびかせて。

9/16 14:11

左上:ウメバチソウ。
右上:サワヒヨドリ。
左下:オミナエシ。
右中:ワレモコウ。
右下:？

9/16 14:15

ミヤマアカネ。綺麗なトンボですね。

9/16 14:24

左上:ツリフネソウ。
右上:アキノウナギツカミ。
左下:サワシロギク。
右下:湿原一面のサワシロギク。

9/16 14:28

左上:サワギキョウ。
右上:あちこちに咲いていました。
左下:キセルアザミ。
右下:アサマフウロ。

9/16 14:37

左上:ヨウシュヤマゴボウ。
右上:アキノタムラソウ。
左下:ナギナタコウジュ。
右下:シモバシラに夢中のキイロスズメバチ。

9/16 14:33

湿原いっぱいに秋の花が見事でした。
自然観察会の団体、フォトウェディングのカップルと大賑わいでした。

9/16 15:30

帰りに「土井ファーム」でお疲れ様。
フランボワーズと落花生のジェラード。

撮影機器：

D7500 ボディ ニコン

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

field_S

長者ヶ岳・小田貫湿原に行きました。残暑厳しく下界は真夏日、曇りの低山は湿度が高くとても暑かったのですが、あちこちに咲くシモバシラやヤマホトトギスを楽しみました。3連休初日にも関わらず人が少なく静かな山行きができました。
小田貫湿原は白ピンク紫と秋の花が全盛期で、とても良い時期に来れました。自然観察会の団体さんやウェディング撮影のカップルさんなどでいつになく賑わっていました。
連日、真夏日の残暑が続いていますが、長者ヶ岳や小田貫湿原は確実に秋を迎えていました。

先日、静大の小山先生の富士宮市史自然環境編発刊記念講演会『富士宮をつくった大地と自然の物語』を拝聴しました。今までネットや本で見聞きしたことが少し整理されて考えることができ、地形や岩石や露頭などが今まで以上に気になりました。ここのところ富士宮の大地がマイブームです。