佐渡島 金山と二ッ亀・大野亀

2023年09月16日(土) 〜 2023年09月17日(日)

• GPS: 03:40
• 距離: 11.0km
• 登り: 284m
• 下り: 271m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:40

距離 11.0km 登り 287m 下り 280m

9:32 鷲崎バス停
9:43 鷲崎漁港バス停
10:17 弾崎灯台
10:28 藻浦
10:58 11:01 二ッ亀
11:36 11:47 願
12:25 12:53 大野亀
13:12 大野亀バス停

天候

＜1日目＞☁→☂→🌤
＜2日目＞☀

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

＜1日目＞
🚃八王子0435→0531東京　JR中央線
🚅東京0608→0810新潟　新幹線とき
🚌新潟駅前0825→0840佐渡汽船　新潟交通
🚢新潟港0940→1047両津港　佐渡汽船　ジェットフォイル
🚌両津港佐渡汽船1100→1215佐渡金山前　新潟交通佐渡　本線

🥾
起点：佐渡金山前バス停
終点：相川バス停

🚌相川1518→1616外城橋　新潟交通佐渡　本線

💤(泊)ホテル志い屋

＜2日目＞
🚌ホテル志い屋0750→0800両津港　送迎バス
🚌両津港佐渡汽船0840→0933鷲崎　新潟交通佐渡　内海府線

🥾
起点：鷲崎バス停
終点：大野亀バス停

🚌大野亀1416→1528両津港佐渡汽船　新潟交通佐渡　内海府線
🚢両津港1655→1802新潟港　佐渡汽船　ジェットフォイル
🚌佐渡汽船1812→1824新潟駅前　新潟交通
🚅新潟1942→2152東京　新幹線とき
🚃東京2211→2303八王子　JR中央線

○アクセスメモ
・ジェットフォイルは全席指定席。ネット予約はできるが現地でチケット化が必要。
　ネットで購入するとメールでQRコードが送られてくるので、それで乗船できるのかと思いきや、現地でチケットを発行するためのQRコードだった。
・佐渡島でのバス移動はフリーパスを使うと便利。スマホで事前購入でき、画面を見せるだけ。
・佐渡金山に向かう本線のバスはそこそこの本数があるけど、大野亀の方に向かう内海府線は本数が少ないので注意。

コース状況／危険箇所等

・鷲崎から藻裏の集落までは車道歩き。
・藻裏から二ツ亀までは海岸沿いに歩道がある。
・二ツ亀から願集落までは二ツ亀自然歩道として海岸沿い歩道が整備されている。
・願集落から大野亀へは大野亀遊歩道がある。が、入口に案内の標識はあるけど、標識がなければ確実に気付けない感じの入口。
・大野亀は道は明瞭ながらも、この時期は登る人も少ないようで、けっこう草が繁っていた。つる状の草に足取られることもあり要注意。登り口から山頂まで20分。

写真

9/16 8:13

新潟駅の万代口は工事中。
万代口のバスターミナルからバスで新潟港へ。

9/16 9:28

新潟港から、初めてのジェットフォイル。

9/16 10:47

佐渡島の両津港。
ジェットフォイルは時速70kmくらいで巡航しながら新幹線並みに揺れが少なくて驚き。
でも座席が狭いのが難点。

9/16 12:18

両津港から路線バスで1時間15分。
初日は佐渡金山の観光。

9/16 12:23

まずは江戸時代の坑道。
ここの人形は動いてセリフ付き。
かなり凝っていてたくさんあり、見て回ると楽しい。

9/16 12:25

外は蒸し暑いのに、中は半袖では寒いくらい。

9/16 12:30

最後に金塊。
触るだけなら土肥金山にもあったけど、ここのは取り出せるらしい。

9/16 12:38

金粉ソフト。

9/16 12:51

続いて「道遊坑」へ。
こちらは明治以降の坑道で、トロッコがある。

9/16 12:52

ここが核心部。
佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」の直下に当たる部分らしい。

9/16 12:56

一旦外に出てくる。

9/16 12:58

いろいろな作業機械が展示してある。
トロッコの転車台。

9/16 13:03

緩く坂を登って5分ほどで、道遊の割戸。
ここで雨が降ってきた...

9/16 13:07

道遊の割戸から降りてきたところ。

9/16 13:09

芝生の広場から、道遊の割戸が見える。

9/16 13:10

佐渡金山のシンボル。

9/16 13:12

トロッコのレールを行く。

9/16 13:13

再び坑道に入る。

9/16 13:14

坑道に入ると一気に気温が下がって、もやが掛かっている。

9/16 13:32

金山の観光を終えて、麓のバス停までぶらぶら歩こうかと思っていたら、突然の雷雨！

9/16 14:10

40分ほど待って、ようやく雨が止んだ。

9/16 14:13

観光コース外で誰も来ない場所にも人形が...

9/16 14:16

石積みのアーチ橋。
観光コースに含まれないと見向きmされない遺構がたくさんある。

9/16 14:20

休業中の金山茶屋の奥にある道を行く。

9/16 14:23

なかなか趣ある道。

9/16 14:25

タヌキが道路を横断したけど撮り逃した。

9/16 14:28

小難しい解説ではなく、端的な表現がとても面白い解説。

9/16 14:31

道の途中で、道遊の割戸。

9/16 14:36

相川の京町通り。
向こうに海が見えて、とても趣深い町並み。

9/16 14:41

そして海。

9/16 14:42

海が見える広場。
さっきの豪雨が嘘のように晴れて、暑い...

9/16 14:45

奉行所跡。

9/16 14:46

奉行所の近くに、北沢浮遊選鉱場跡。

9/16 14:50

下に降りて見学。

9/16 14:56

50mシックナー。
水から不純物を沈殿させて分離する施設らしい。

9/16 14:57

まさに遺跡。

9/16 15:07

そして、広々とした相川バス停。

9/16 16:22

バスに乗って1時間ほど、本日のお宿。

9/16 16:28

部屋の目の前に加茂湖。

9/16 17:08

お着きのお菓子は朱鷺ファミリー。
それから佐渡産シャインマスカットと佐渡さんはちみつアイスも買って食べる。

9/16 18:02

夕食にはカニが丸ごと。

9/16 18:44

そして、柿のシャーベット。

9/17 5:19

2日目の朝。
加茂湖の夜明け。

9/17 5:41

日の出はビルの横から。

9/17 6:12

部屋のすぐ前に白鳥。

9/17 6:14

コブハクチョウみたい。
念入りに毛づくろいしていた。

9/17 8:01

宿の送迎バスで、佐渡汽船の両津港へ。

9/17 8:09

バスの時間まで待合室で涼む。

9/17 9:31

路線バスで1時間弱、鷲崎バス停で降りる。

9/17 9:37

坂道を下って鷲崎漁港。

9/17 9:38

鷲崎の集落。
海沿いに小さな集落がいくつも点在している。

9/17 9:42

イカ釣り漁船かな。

9/17 9:43

鷲崎漁港にもバス停があるけど、ここは午前中に着く便がない。

9/17 9:45

岩のトンネルを抜けて、上り坂になる。

9/17 9:55

垣間見える碧い海。

9/17 10:13

入園無料の公園が閉鎖されてる...

9/17 10:17

弾崎灯台。
佐渡島で最北の灯台。
だけど誰もいない...
整備して売り出せば人気スポットになりそうなのに。

9/17 10:21

道々に見える海がきれい。

9/17 10:25

坂道を下ると再び集落。

9/17 10:28

ここは藻浦の集落。

9/17 10:31

漁港の片隅に変わった岩。

9/17 10:32

藻浦の向こうに弾崎。

9/17 10:39

海岸沿いに道がある。

9/17 10:40

三羽鵜。

9/17 10:43

くじら岩と名付けよう。

9/17 10:45

岩の間に岩。

9/17 10:45

岩の向こうに、二ツ亀が見えてくる。

9/17 10:46

9/17 10:47

9/17 10:47

9/17 10:50

二ツ亀。
それにしても海がきれい。

9/17 10:53

海水浴場になっているみたい。

9/17 10:56

トンボロになっていて、繋がっていたので渡ってみよう。

9/17 10:57

向こうに見えるのが大野亀。

9/17 10:59

トンボロを渡って二ツ亀。

9/17 11:00

この後、向こう側の崖の下を歩く。

9/17 11:01

ここの海水浴場は、駐車場に戻るのに崖を登らないといけないのね。

9/17 11:02

大野亀。

9/17 11:06

海沿いに二ツ亀自然歩道が通っている。

9/17 11:07

二ツ亀。
岩の模様が凄い。

9/17 11:11

向きが変われば眺めも変わる。

9/17 11:14

9/17 11:18

伊豆諸島の孀婦岩のミニチュアみたい。

9/17 11:19

岩が迫り出していて、通れるのか心配になる。

9/17 11:21

岩の塊。

9/17 11:22

岩の空洞には石仏がたくさんあって、ここは賽の河原。

9/17 11:25

道は岩をくり抜いてあった。

9/17 11:27

岩の塊が次々と。

9/17 11:32

大野亀の手前に集落がある。

9/17 11:32

ただひたすら日本海。

9/17 11:33

ここで二ツ亀自然歩道は終わり。

9/17 11:48

ここは願(ねがい)集落。
あまりに暑いので日陰で一休み。

9/17 11:52

集落が途切れて登り坂が始まったところに、大野亀遊歩道の案内がある。
案内がなければ気付けない感じの入口。

9/17 11:56

道は明瞭だけど、ときどき蜘蛛の巣...

9/17 12:00

そして、大野亀！

9/17 12:02

振り返って二ツ亀。
こっちから見ると2つに分かれている。

9/17 12:02

凄い景色。

9/17 12:03

下の岩も凄い。

9/17 12:05

大野亀って書いた碑があってもいいと思うんだけど。。。

9/17 12:06

大野亀。

9/17 12:08

体力的なものよりも、暑過ぎて登るのやめようかとも思ったけど、時間もまだ余裕あるし、せっかくなのでやっぱり登る。

9/17 12:12

少し登ったところで振り返る。

9/17 12:25

20分少々で山頂に着いた。

9/17 12:26

三等三角点がある。

9/17 12:26

南側は断崖絶壁。

9/17 12:40

あまりに暑く、僅かな木陰で30分近くも休憩。

9/17 12:41

山頂付近には木が生えている。
ずいぶん背の低いミズナラ。

9/17 12:41

佐渡島は大きいな〜

9/17 12:42

北側は日本海だけ。

9/17 12:53

元は下に見える道もあるく予定だったけど、暑いのでやめよう、とここで決めた。

9/17 12:56

さて下り。
素晴らしい絶景。

9/17 12:57

中腹は結構草が茂っていて、つる状の草に足を取られることもしばしば。
崖だし気を付けないと...

9/17 13:04

最後は絶景を眺めながら。

9/17 13:06

下りは10分少々だった。

9/17 13:08

大野亀の南側は断崖絶壁。

9/17 13:08

大野亀の入口の鳥居。

9/17 13:12

そして、大野亀バス停。

9/17 13:12

車道側から見た大野亀。

9/17 13:23

バスの時間まで大野亀ロッジで食事にする。
カツカレー。

9/17 13:40

ソフトクリームも。

9/17 14:13

ちょっと位置を変えるだけでいろんな姿が見られる。

9/17 14:14

バス停から。

9/17 14:15

そして、バスが来た。
両津港まで1時間強。

9/17 15:46

両津港で、コバンバーガー。

9/17 16:44

帰りもジェットフォイル。
次に来るときは金北山とトキかな。

9/17 18:37

暗くなって新潟駅。

9/17 19:38

佐渡島で買ったいろいろ。
塩、米、カステラ、牛乳、かやの実かりんとう。
そして、金山で見つけた埋蔵金。

撮影機器：

SO-01L Sony

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

MYアイテム

WashiTabi

重量：-kg

感想

WashiTabi

今回は、初めての佐渡島。
金山に金北山に大野亀にトキ。
行きたいところ見たいところはたくさんあるけど、準備が遅れて1泊分しか宿が取れなかったので、金山と大野亀を選択。
金北山も縦走したいところだけど、5〜6月の花の時期以外はバス便もなくて交通の便が悪いし、移動も込みだと最低でも2泊は必要そうなので見送り。

というわけで、初日に佐渡金山を観光。
2日目は大野亀と近くにある二ツ亀を組み合わせ、バスの時間に合わせて程よい距離に調整して鷲崎から歩くコースにした。

佐渡金山は、道遊の割戸とか定番の観光コースだけでも期待以上に楽しめたけど、麓まで散歩気分で歩いてみると、京町の町並みだとか、いい場所が見つけられた。
雷雨でしばらく雨宿りした分時間をロスしたけど、それがなければ海沿いも少し歩いてみたかったところ。
これで、佐渡金山、土肥金山、石見銀山に足尾銅山、と有名所の鉱山は一通り歩けたかな。

そして、今回の目玉は大野亀。
弾崎から藻浦、二ツ亀を経て大野亀まで海沿いを歩けて、岩だらけの海岸と碧い海が期待以上に素晴らしかった。
でも、暑かった...

佐渡島はとにかく広い。
まだまだ素晴らしい景色はたくさんありそうだけど、とりあえず次は金北山とトキ、かな。

○写真（Googleフォト）
https://photos.app.goo.gl/yfW85NEaVD4wEgDF6

◯過去の鉱山
・2023年5月　石見銀山　https://yamare.co/5440017
・2015年1月　土肥金山　https://yamare.co/572946
・2014年11月　足尾銅山　https://yamare.co/551480