鋸山を満喫!Sea To Summit&関東ふれあいのみち&日本寺
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- GPS
- 08:47
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道元名金谷線は2019年台風15号による崖崩れのため、現在も林道口の保田側が通行止め。小鋸山方面から迂回できるが、枝分かれ部分の道がわかりにくい。 |
その他周辺情報 | 天然温泉海辺の湯:土日休日は大人950円 |
写真
感想
中学校の同窓会で千葉に行ったので、翌日鋸山に登ることにしました。鋸山は小学校の遠足で登ったきり。大人になってから千葉の山を登るのは初めてです。関東ふれあいのみちをあるくだけでなく、日本寺にも行ってみたかったので、関東ふれあいのみちでJR浜金谷駅から鋸山に登ってJR保田駅に下山した後、歩いて日本寺まで行き、日本寺の中を登って再び鋸山山頂に行った後、車力道でJR浜金谷駅に戻ることにしました。調べてみると浜金谷駅の少し北の海岸に無料駐車場があるようです。また、2019年の台風15号で関東ふれあいのみちの一部が崩落して通行止めになっているようですが、林道口から小鋸山に登ることで崩落箇所の下に出られるようです。
JR浜金谷駅側から関東ふれあいのみちを登ると、石切場に向かって登っていく形になります。石切場の崖は遠くから見えますが、近づいていくと想像より大きく迫力がありました。関東ふれあいのみちからあちこちの石切場跡の観光スポットへは枝道が出ており、通り抜けられるのかと思って行くと袋小路で後戻りする必要があってガッカリしたりしました。また岩壁や木々で風が遮られ、岩からしみ出した水などで湿度が非常に高いので大汗をかきました。
石切場を過ぎると、石を削って作られた急階段があり、登り切ると「東京湾を望む展望台」がありました。展望が素晴らしく適度な風もあって気持ちいいです。残念ながら今日は先が長いので大休憩は取らずに先を急ぎます。
展望台から一旦降ってアップダウンを繰り返しながら稜線を進むと鋸山山頂です。ここは展望台ほど眺めは良くありませんが、展望台から見えなかった北側が見えました。関東ふれあいのみちのチェックポイントなので解説標識の前で記念撮影。ここには一等三角点がありますが一等三角点百名山ではないようです。他にも「菱形基線測点」というものもありました。コンクリートでできた八角柱ですが、昔は地殻変動観測に使われていたようです。
ここまでは家族連れのハイカーもいたのですが、山頂を過ぎると登山者岳になりました。ここから林道入口に向かう途中でまた三角点に似ているけど非なるものを見つけました。「地籍図根三角点」はどのような目的で使うものなのでしょう?
林道入口に到着すると林道を自転車で走ってきた人が休憩していました。バリケードがあってその先は通行止めです。ちょっと気が引けましたがバリケードを越えて進みます。小鋸山の登山口はバリケードの数十m先にあるのです。さっき抜かれた登山者もそこにいました。通れるかどうか崖崩れを見に行くのかな?
小鋸山に向かって樹林で覆われた稜線を進んでいきます。GPSで見ると下山時に使う道との分岐を過ぎると南側は採石場になり、断崖になって来ました。左側も谷で段々稜線が細くなっていきます。稜線の末端が小鋸山でした。小鋸山は標高はかなり低いですが、山頂は木がない岩場になっているので見晴らしは良いです。その先の嵯峨山?の砲に進むには一旦採石場まで降る必要があるようでした。
下山のために途中で気づいた分岐まで戻って小さな谷へ降りたのですが、谷へ降りたところでピンクテープがなくなり、踏み跡もわからなくなりました。とりあえずGPSに表示されている登山道の方向に進むと採石場に出ました。採石は何年も前に終わっており、地図上の登山道はここを通っているようですが、今は立入禁止になっているようです。採石場から崖崩れ箇所の一つが見えました。まだ土砂が撤去されていないように見えるので復旧にはまだ時間がかかりそうです。崖崩れ箇所の少し下で林道に戻ることができたので、その後JR保田駅まで順調に辿り着くことができました。
保田駅は改札の中に入らないとトイレもないので、すぐに日本寺に向けて出発。気温は35℃暑いけど、自動販売機で冷たい飲料を買えたのでリフレッシュできました。
日本寺の中は急な階段のつづら折り。まずトイレに行った後、大仏へ。その後千五百羅漢を見て十州一覧台に行くつもりが、道を間違えて先に十州一覧台へ。ここも展望が素晴らしいです。その後、階段を一旦降って千五百羅漢の道を通って「地獄のぞき」へ。地獄のぞきは石切場の崖の上に飛び出しているので高度感が半端ではないのですが、あいにくの三連休。順番待ちの長蛇の列ができていたので諦めて、両脇から展望を楽しみました。
地獄のぞきから東京湾を望む展望台に行けると思っていたのですが、間に谷があり行けないようです。一旦百尺観音に行き、そこの出口で日本寺から出て、朝歩いた関東ふれあいのみちに戻ってから山頂を目指します。石切場を通り、急階段を登り、展望台の横を過ぎて、やっと鋸山山頂です。日本寺の中で結構時間を使ってしまったので予定よりかなり遅れています。二度目の山頂にはあまり滞在せずにすぐに戻ります。急階段の下に車力道への分岐があり、そちらに降ります。車力道で石を運んでいたのは女性だったんだと解説に驚きながら降りていくとJR浜金谷駅に着いた時にはもう夕方になっていました。今回はここでゴールではないので、更に歩いて駐車場に行くと夕日に照らされた海に触ってゴールです。
ずっとJR浜金谷駅と保田駅の間を一日歩いていたわけですが、22kmとそこそこの距離があり、暑さもあったので結構疲れました。温泉が近くにあって良かったです。
千葉の山は標高が低いので夏は暑くてだめですね。次の千葉県の山は10月か11月にしようと思います。
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