御嶽山

2023年09月23日(土) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 8.3km
• 登り: 927m
• 下り: 925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:37

6:18 田の原登山口
6:25 6:25 遥拝所
6:36 6:36 大江権現
6:39 6:41 あかっぱげ
6:54 6:54 金剛童子
7:11 7:12 八合目避難小屋
7:30 7:35 富士見石
7:39 7:39 一口水
7:51 8:00 九合目避難小屋
8:39 8:40 王滝頂上山荘
8:42 8:48 八丁ダルミ
8:52 8:53 御嶽教御神火祭斎場
9:04 9:05 剣ヶ峰山荘
9:08 9:08 御嶽頂上避難シェルター
9:09 9:13 御嶽山
9:22 9:22 剣ヶ峰山荘
9:34 9:34 黒沢十字路
9:45 9:46 御嶽教御神火祭斎場
9:50 9:50 八丁ダルミ
10:14 10:20 王滝頂上山荘
10:38 10:42 九合目避難小屋
10:49 10:49 一口水
10:54 10:54 富士見石
11:08 11:16 八合目避難小屋
11:22 11:22 金剛童子
11:31 11:33 あかっぱげ
11:35 11:35 大江権現
11:43 11:43 遥拝所
11:47 11:47 田の原大黒天
11:52 11:53 田の原登山口
11:55 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田ノ原ビジターセンター駐車場

コース状況／危険箇所等

やかんに雨が降った為ぬかるみや濡れた岩に注意

写真

9/23 5:59

出発前にくっきりと姿を見せてくれました

9/23 6:18

今日も一日よろしくお願いします

9/23 6:20

出発してすぐ右手に見えるのが王滝崩れ
昭和59年の山体崩壊のあとですね

9/23 7:04

出発した田の原方面はガスの中

9/23 7:07

雲は残念ですがこれはこれで奇麗

9/23 7:34

と思ったらガスに突入

9/23 7:44

時々見える王滝山頂

9/23 8:15

噴火の動画で有名になった場所

9/23 8:39

一旦王滝山頂到着

9/23 8:40

八丁たるみの直登と二ノ池方面へのトラバースを案内されます

9/23 8:42

もちろん直登を選びます

9/23 8:44

御嶽教大神火祭場は9年ぶりの訪問

9/23 9:05

山頂直下の慰霊碑で御嶽教の修験者（？）さんたちが祈りを上げていたので一緒に手を合わせました
ほら貝の音が悲しく聞こえます

9/23 9:09

山頂の票は普段は大混雑なので久しぶりの撮影

9/23 9:10

一の池は相変わらず枯れています

9/23 9:12

こちらも噴石の影響を受けてボロボロ…

9/23 9:14

その時、上空をブルーインパルスの3，4，5番機が通過

9/23 9:34

二ノ池に寄ろうと思い足を向けたがテンション上がらず、体調も悪くなったのでトラバースで撤収

9/23 9:37

噴火の時、どんな気持ちで臨んだのか想像できないですね

9/23 9:49

まごころの塔

9/23 11:02

下りもガスの中・・・

9/23 11:31

ホシガラスが水を飲んでいたので少し休憩

9/23 11:49

9/23 11:50

今日も一日ありがとうございました

9/23 12:08

ビジターセンター

9/23 12:08

9年前はこんな表記はどこにもなかったですね…

9/23 12:53

感想

R32angel

9年前、山を登り始めて2年目だと思うがMilletのブーツを購入し初めて挑んだ3000mの山が御嶽山。
昔の記憶をたどり家族で登った王滝ルートにチャレンジしました。
その2週間後まさかの噴火。
自分が登った時にもかすかに硫黄の匂いが漂っていて活火山だという事が認識できました。
駐車場から眺めて来年こそは小屋泊を、と心に誓った頂上山荘、頂上の社務所、二ノ池、おはち巡りをした外輪山がテレビを通じて全く違う風景になって衝撃を受けました。
その翌年から毎年この時期に登り手を合わせる事にしました。
翌年は当時一番近くまで寄れた五ノ池へ通じる濁河ルート。
年を追うごとに剣が峰へ近づけるようになり一昨年からは山頂まで。
ルートは毎年変わり黒沢口か濁河のどちらかでしたが今年は王滝ルートが開通したという事で当時のルートをたどることに。

前日の夜入りして駐車場に着いた時はガラガラでどこに停めるか迷いましたが夜明けが近づくにつれ賑やかに。
夜中は雨がぱらつきガスに飲み込まれた駐車場、どうするか悩みながら朝ごはんを食べていたところ、ガスが晴れてきれいな山容が姿を現したため予定通り決行。
9年前と違い…体力衰えていましたw
ヘトヘトになりながらもなんとか山頂までたどり着けました。
当時へばった八丁たるみも何とか登りきることもでき満足です。
ただ、苦しかったその場所が一番被害が大きかったことを考えると何とも表現しがたいですね。
山頂では手を合わせて景色を眺め当時を思い返しているとちょうど小牧基地に向かうブルーインパルスの3機編隊が上空を飛んでいきました。
その後は二ノ池に降りてお昼をと思いましたが朝からテンションが上がらず更に体調も少し悪くなってきたので下山。
下山後はビジターセンターで御嶽山の成り立ちや噴火災害、そして王滝崩れの事が展示されていて非常に興味深かった。
噴火の件では被災された方の遺品や小屋の壁、噴石など展示されていて当時の状況が生々しく伝わってきました。
改めて災害に対して普段から準備をしておかないといけない、そしていつ起こるかわからないからこそKYが必要なんだと感じました。

来年もまた手を合わせにこの場所に戻ってきたいと思います。